この巻ではいよいよ芸大受験が始まり、物語として、また美大志望の学生にとっての山場を迎えているという点で、いち読者としてお勧め度が高まります。
その一大イベントを突き付けられた主人公らの心情がよく表現されているのですが、単純に熱い展開と言うだけでなく、ブルー(或いはブラック)な心情の吐露が見られる点もこの漫画らしいなと思いました。
何かに本気で取り組む以上、そういう暗い部分が付帯するのは必然かと思います。
特にそういう実経験かある方はより一層の共感が湧き、何度も読み返したくなる巻
なのではないでしょうか。
実際私は2、3回読み返して、読むたびに心地よい感情を抱きました。
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