自分の中で史上最強の恋愛小説はジェイン・オースティンの『高慢と偏見』。
二百年も前に書かれた小説なのに、流麗な文章とありえないほどのキャラ立ちで完全無欠の徹夜小説だった。地味だけど頭がよくて自立した女性であるリジーと、無敵イケメン大金持ちクール貴族のマークは、絶対的な黄金カップル。
ただ、『高慢と偏見』には決定的な弱点が……タイトルが地味、あと……続編がない!
続きが読みたいよ……という気持ちを癒すべく、マークのキャラがそのまま再現された『ブリジット・ジョーンズの日記』を読んだり、なんとなく似てる『アレクシア女史シリーズ』を読んだりしてたけど、いまここに、まさに正当な後継者だ!といえる作品を見つけた。
それがこの『ブリジャートン家』。
主人公二人、どっからどう見てもリジーとマーク……。
だが、それがいい。牛丼屋に入ったからには牛丼を食べたい。そしてまさに牛丼が出てきた!という感じ。
ちょっと違うのは、それぞれがどうしてそのような人格になったのかという点に、しっかりしたバックボーンがある。
『高慢と偏見』だと、生まれつきで流されてた部分に、明確な理由が設定されてる。それによって、キャラクターへのヘイトを大幅に軽減する効果が生まれてる。
また、いわゆる「嫌なキャラ」がまったく出てこない。
『高慢と偏見』では、男女ともに次々に恋敵が登場して、その点でもハラハラドキドキしたけれど、やっぱり恋敵が出てくるとちょっぴり嫌な気持ちになってしまう。
その点、この『ブリジャートン家』は、恋敵ではなく「妹のことが大好きなイケメン3兄弟」が恋路を邪魔することになっている。うーん、うまい。
読んでてストレスがぜんぜんない。
あと、現代的な感覚を19世紀初頭の舞台に、うまく落とし込んでる。
主人公二人の思考回路は、完全に現代人のそれなんだけど、そこが違和感なく歴史舞台におさまってる。
なんというか、一種のヤング島耕作。未来の価値観で過去を切きりひらく、うーん、爽快。
とにかく、完璧な恋愛小説だった。
惜しむらくは、男性経験のないヒロインが、初夜から達しまくってるところかな……。なわけあるかーい!
でも、物語全体を通して、セックスが非常に重要な要素になってて、そこもまた作者の上手さを感じた。
ストーリーの一部だから、しっかり描写さぜるを得ないのです。
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ブリジャートン家1 恋のたくらみは公爵と (ラズベリーブックス) Kindle版
【内容紹介】____________________
19世紀ロンドンの社交界を舞台に
8人の子爵家兄弟姉妹の“恋愛模様”を描く
全米ベストセラー小説、待望のドラマ化!
<ブリジャートン家>シリーズ原作第1作!
***
『……ダフネがもし今シーズンも売れ残ってしまうようなことがあれば、レディ・ブリジャートンは屈辱を味わうことになるだろう!』
一八一三年四月三十日付〈レディ・ホイッスルダウンの社交界新聞〉より
***
【あらすじ】
1813年、ロンドン。舞踏会の夜、8人きょうだいで有名なブリジャートン子爵家長女、ダフネは強引な求婚者に困り果てていた。そこに長い海外生活から帰国したばかりの公爵、サイモンが現れ、救ってくれた。結婚相手を探すダフネと結婚する気のないサイモンだったが、友人として意気投合し、ふたりはあるたくらみを思いつく……。全米で1000万部の売り上げを誇る“現代のジェイン・オースティン”ジュリア・クインが贈る大人気小説。ドラマ<ブリジャートン家>シリーズ原作!
19世紀ロンドンの社交界を舞台に
8人の子爵家兄弟姉妹の“恋愛模様”を描く
全米ベストセラー小説、待望のドラマ化!
<ブリジャートン家>シリーズ原作第1作!
***
『……ダフネがもし今シーズンも売れ残ってしまうようなことがあれば、レディ・ブリジャートンは屈辱を味わうことになるだろう!』
一八一三年四月三十日付〈レディ・ホイッスルダウンの社交界新聞〉より
***
【あらすじ】
1813年、ロンドン。舞踏会の夜、8人きょうだいで有名なブリジャートン子爵家長女、ダフネは強引な求婚者に困り果てていた。そこに長い海外生活から帰国したばかりの公爵、サイモンが現れ、救ってくれた。結婚相手を探すダフネと結婚する気のないサイモンだったが、友人として意気投合し、ふたりはあるたくらみを思いつく……。全米で1000万部の売り上げを誇る“現代のジェイン・オースティン”ジュリア・クインが贈る大人気小説。ドラマ<ブリジャートン家>シリーズ原作!
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2021/2/10
- ファイルサイズ1038 KB
-
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商品の説明
著者について
ジュリア・クイン
Julia Quinn
ロマンスと19世紀の文化、とくにジェイン・オースティンを愛する。 THE LOST MEMOIRS OF JANE AUSTENなど多数の著作がある。北米ジェイン・オーステ ィン協会の終身会員。脚本家の顔も持ち、全米脚本家組合にも所属している。ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年にSplendid(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。 2000年に発表した〈ブリジャートン〉シリ ーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作がついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。
村山美雪
Miyuki Murayama
東京都出身。出版社、外資系商社勤務を経て出版翻訳の道に入る。主な訳書にジュリア・クイン『恋のはじまりは屋根の上で』『偽りの結婚は恋のはじまり』『レディ・オリヴィアの秘密の恋』、セバスチャン・フォークス『ジーヴズと婚礼の鐘』(以上、竹書房)などがある。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
Julia Quinn
ロマンスと19世紀の文化、とくにジェイン・オースティンを愛する。 THE LOST MEMOIRS OF JANE AUSTENなど多数の著作がある。北米ジェイン・オーステ ィン協会の終身会員。脚本家の顔も持ち、全米脚本家組合にも所属している。ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年にSplendid(邦題:『すみれの瞳に公爵のキスを』)で作家デビュー。 2000年に発表した〈ブリジャートン〉シリ ーズの第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作がついに受賞。その他2作品がRITA賞を受賞している。米国ロマンス作家協会殿堂入り。太平洋岸北西部に家族と在住。
村山美雪
Miyuki Murayama
東京都出身。出版社、外資系商社勤務を経て出版翻訳の道に入る。主な訳書にジュリア・クイン『恋のはじまりは屋根の上で』『偽りの結婚は恋のはじまり』『レディ・オリヴィアの秘密の恋』、セバスチャン・フォークス『ジーヴズと婚礼の鐘』(以上、竹書房)などがある。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B08R7PWZ5T
- 出版社 : 竹書房 (2021/2/10)
- 発売日 : 2021/2/10
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1038 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 465ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 117,663位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- カスタマーレビュー:
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2022年4月18日に日本でレビュー済み
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4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Netflixのドラマ版を見終えたので再読。紙本でも何度も読んだけれど、新たに電子版で読めるのが嬉しい。 サイモンの抱える苦悩とそれを砕いていくダフネの奮闘、二人を取り巻くブリジャートン家をはじめとした個性豊かな人々。詳細な心理描写たっぷりな上、シリアスとロマンスとコメディのバランスが良くて何回でも楽しめてしまう。やはり大好きな作品です。
ドラマを視聴して原作も気になっている方、ぜひ読んでみてください。
ブリジャートン家シリーズは原書の出版順だと以下になります。
1.「恋のたくらみは公爵と」ダフネ
2.「不機嫌な子爵のみる夢は」アンソニー
3.「もう一度だけ円舞曲を」ベネディクト
4.「恋心だけ秘密にして」コリン
5.「まだ見ぬあなたに野の花を」エロイーズ
6.「青い瞳にひそやかに恋を」フランチェスカ
7.「突然のキスは秘密のはじまり」ヒヤシンス
8.「夢の乙女に永遠の誓いを」グレゴリー
9.「幸せのその後で〜ブリジャートン家後日譚〜」(短編集)
ドラマを視聴して原作も気になっている方、ぜひ読んでみてください。
ブリジャートン家シリーズは原書の出版順だと以下になります。
1.「恋のたくらみは公爵と」ダフネ
2.「不機嫌な子爵のみる夢は」アンソニー
3.「もう一度だけ円舞曲を」ベネディクト
4.「恋心だけ秘密にして」コリン
5.「まだ見ぬあなたに野の花を」エロイーズ
6.「青い瞳にひそやかに恋を」フランチェスカ
7.「突然のキスは秘密のはじまり」ヒヤシンス
8.「夢の乙女に永遠の誓いを」グレゴリー
9.「幸せのその後で〜ブリジャートン家後日譚〜」(短編集)
2022年3月28日に日本でレビュー済み
「英国貴族の恋愛模様をスキャンダラスに描いた」「映像化され大人気」という前情報だけで読んだ人間の感想です。
『ダウントン・アビー』の恋愛特化なお話かな~と予想。
(以下ネタバレあり)
ところが読んでいて、どうもチューニングが合わない。
冒頭の幼少期の苦悩や、結婚適齢期になった若い男女のリアルな愚痴などは、とても「英国貴族」を思わせるお話。
のだが、しつこく言い寄ってきた男に主人公がアッパーカットを決めた時点で、「あれ、思ってたよりかなり今風のお話なのだろうか??」となった。
また、恋のお相手となる男性が、初対面の主人公に対し、内心のみであろうといきなり欲情してるのが、「どういう人なの…?痴漢??」と戸惑った。
決定的なのは舞踏会を抜け出して、庭園で二人がコトに及ぼうとした時。
そこでやっと、「あっ、これってそういう小説!?」と読み方のピントが合いました(遅い)。
作者プロフィールを見ると、米国人作家。対象読者はオトナの女性。
背景や風習などはおそらくとてもよく調べられており、きちんと英国貴族世界に浸れるのですが、
道理で主人公の頭の中身は現代のアメリカ女性。
その点を踏まえて読むと、違和感が解消され、どんどん物語に没頭できました。
契約結婚、シスコンな美形兄弟、性知識のなさから来る悲喜劇、
など和製小説でもお馴染みの要素がたくさんあって、
ああ米国でも処女萌えってあるんだなーと思いました。
萌えと言っても男側からのでなく、あくまで読者女性側からの萌えです。
いざ結婚前夜という時の母親とのやり取りが笑ったし
(子供8人だから8回したの?と訊かれて、非常に答えにくい母親が気の毒で笑)、
そんな無垢な主人公に振り回される大人な男性(ここ重要)が可愛い。
主人公は男兄弟が4人もいるからさばけている、男の下心もお見通し、という場面が多かったわりには、
性知識が極端にゼロなのは、ちょっと都合良い?という気もしましたが。
主人公は男性に依存せず、
むしろ女性のほうがパートナーである男性を導く役割をします。
その点がとても現代米国らしい小説だと思いました。
彼が最後に過去を乗り越えられるかどうか、という場面では、こちらまで息が詰まりそうでした。
英国貴族なロマンチックも味わえつつ、
登場人物たちは現代的な思考なので、読み心地の良い作品です。
『ダウントン・アビー』の恋愛特化なお話かな~と予想。
(以下ネタバレあり)
ところが読んでいて、どうもチューニングが合わない。
冒頭の幼少期の苦悩や、結婚適齢期になった若い男女のリアルな愚痴などは、とても「英国貴族」を思わせるお話。
のだが、しつこく言い寄ってきた男に主人公がアッパーカットを決めた時点で、「あれ、思ってたよりかなり今風のお話なのだろうか??」となった。
また、恋のお相手となる男性が、初対面の主人公に対し、内心のみであろうといきなり欲情してるのが、「どういう人なの…?痴漢??」と戸惑った。
決定的なのは舞踏会を抜け出して、庭園で二人がコトに及ぼうとした時。
そこでやっと、「あっ、これってそういう小説!?」と読み方のピントが合いました(遅い)。
作者プロフィールを見ると、米国人作家。対象読者はオトナの女性。
背景や風習などはおそらくとてもよく調べられており、きちんと英国貴族世界に浸れるのですが、
道理で主人公の頭の中身は現代のアメリカ女性。
その点を踏まえて読むと、違和感が解消され、どんどん物語に没頭できました。
契約結婚、シスコンな美形兄弟、性知識のなさから来る悲喜劇、
など和製小説でもお馴染みの要素がたくさんあって、
ああ米国でも処女萌えってあるんだなーと思いました。
萌えと言っても男側からのでなく、あくまで読者女性側からの萌えです。
いざ結婚前夜という時の母親とのやり取りが笑ったし
(子供8人だから8回したの?と訊かれて、非常に答えにくい母親が気の毒で笑)、
そんな無垢な主人公に振り回される大人な男性(ここ重要)が可愛い。
主人公は男兄弟が4人もいるからさばけている、男の下心もお見通し、という場面が多かったわりには、
性知識が極端にゼロなのは、ちょっと都合良い?という気もしましたが。
主人公は男性に依存せず、
むしろ女性のほうがパートナーである男性を導く役割をします。
その点がとても現代米国らしい小説だと思いました。
彼が最後に過去を乗り越えられるかどうか、という場面では、こちらまで息が詰まりそうでした。
英国貴族なロマンチックも味わえつつ、
登場人物たちは現代的な思考なので、読み心地の良い作品です。
2021年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドラマを見て、その後読んだのですが、お話は分かっているし、面白くないかなと思ったのですが、ドラマとは若干違う部分があり、それもとても面白かったです。このシリーズすべて読みたいです。
2008年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良いです。キュン度は少し低いですが、
相手を傷つけた時の心情や、苦悩が丁寧に書かれています。
会話もユーモアがあって、
サイモンが酔っ払って心情を吐露するシーンの、
舌足らずの会話がキュート。
「もう一度だけ円舞曲を」と比べて☆4つ。
長男のアンソニーが兄貴風を吹かせまくり、ちょっとだけウザい(笑)
ブリジャートン8人兄妹、誰も結婚していないので、
本来、この本が第一弾だったのでしょうね。
☆5を付けたいぐらいです。
相手を傷つけた時の心情や、苦悩が丁寧に書かれています。
会話もユーモアがあって、
サイモンが酔っ払って心情を吐露するシーンの、
舌足らずの会話がキュート。
「もう一度だけ円舞曲を」と比べて☆4つ。
長男のアンソニーが兄貴風を吹かせまくり、ちょっとだけウザい(笑)
ブリジャートン8人兄妹、誰も結婚していないので、
本来、この本が第一弾だったのでしょうね。
☆5を付けたいぐらいです。
2020年10月16日に日本でレビュー済み
ブリジャートン家シリーズは原書の出版順だと以下になります。
1.「恋のたくらみは公爵と」ダフネ
2.「不機嫌な子爵のみる夢は」アンソニー
3.「もう一度だけ円舞曲を」ベネディクト
4.「恋心だけ秘密にして」コリン
5.「まだ見ぬあなたに野の花を」エロイーズ
6.「青い瞳にひそやかに恋を」フランチェスカ
7.「突然のキスは秘密のはじまり」ヒヤシンス
8.「夢の乙女に永遠の誓いを」グレゴリー
9.「幸せのその後で〜ブリジャートン家後日譚〜」(短編集)
久しぶりに再読しましたがやはり面白い物語です。 兄弟をはじめ魅力的な人物が大量に出てきますが、主役二人をしっかり描写しているので主題が霞まずすっきり読めます。反発しつつも恋の沼に落ちるサイモンの苦悩や彼の深いトラウマを削り取っていくダフネの奮闘、大満足の読書タイムでした。
1.「恋のたくらみは公爵と」ダフネ
2.「不機嫌な子爵のみる夢は」アンソニー
3.「もう一度だけ円舞曲を」ベネディクト
4.「恋心だけ秘密にして」コリン
5.「まだ見ぬあなたに野の花を」エロイーズ
6.「青い瞳にひそやかに恋を」フランチェスカ
7.「突然のキスは秘密のはじまり」ヒヤシンス
8.「夢の乙女に永遠の誓いを」グレゴリー
9.「幸せのその後で〜ブリジャートン家後日譚〜」(短編集)
久しぶりに再読しましたがやはり面白い物語です。 兄弟をはじめ魅力的な人物が大量に出てきますが、主役二人をしっかり描写しているので主題が霞まずすっきり読めます。反発しつつも恋の沼に落ちるサイモンの苦悩や彼の深いトラウマを削り取っていくダフネの奮闘、大満足の読書タイムでした。
2009年3月9日に日本でレビュー済み
ブリジャートンシリーズの1作目です。
ヒーローとヒロインはある思惑から付き合っているフリをすることにします。
しばらくして解消するはずが、2人は惹かれ合ってしまって…。
ヒロイン、ダフネは意外と押しが強いタイプで、サイモンが抵抗しながらもダフネに振り回されているのが可愛かったです。
それにブリジャートン家の兄たちが何かにつけて2人の関係に首をつっこんでくるのが、うっとおしいながらも微笑ましい。母ヴァイオレットもいい味出してました。
主人公だけでなく脇役も丁寧に描かれているので、続編にも期待したいと思います。
ヒーローとヒロインはある思惑から付き合っているフリをすることにします。
しばらくして解消するはずが、2人は惹かれ合ってしまって…。
ヒロイン、ダフネは意外と押しが強いタイプで、サイモンが抵抗しながらもダフネに振り回されているのが可愛かったです。
それにブリジャートン家の兄たちが何かにつけて2人の関係に首をつっこんでくるのが、うっとおしいながらも微笑ましい。母ヴァイオレットもいい味出してました。
主人公だけでなく脇役も丁寧に描かれているので、続編にも期待したいと思います。
2008年1月12日に日本でレビュー済み
「もう一度だけ円舞曲を」が三作目で、今回は一作目。アルファベット順に名づけられたブリジャートン子爵家で一番最初に結婚することになる長女ダフネのお話です。
ダフネは気立てがよく優しい性格ですが、しつこい求婚者をパンチで気絶させる気の強さも合わせ持つ女性。
そしてちょうどパンチをくり出している時に出会ったのが兄の友人でもある公爵のサイモンでした。
強烈な出会い方をした二人はそれぞれの思惑から意気投合し、「付き合っているふり」をすることになります。ダフネは公爵に気に入られたという箔がつき、より良い求婚者が出てくることを願って。サイモンは一人の女性に固執している姿を見せれば他のうるさい女性たちを追い払えると願って。
しかし「付き合っているふり」はやがて「本気」を生み出し・・・特に過去の経験から結婚することを頑なに拒んでいるサイモンにとっては厄介な状況で、二人は何度となく誤解とすれ違いを繰り返すことになります。
三作目が先に出ていますが、今作のヒーローとヒロインのロマンスに関してはほとんどネタバレされていなかったので、問題なく読めました。
あいかわらず最強なブリジャートン兄弟の母親と、そして八人の子供たち(中でもダフネの三人のお兄様たち)など脇役たちの活躍が光りますが、冒頭部分にヒーローの辛い過去が語られていることでヒーローもちゃんと目立っています。
脇役達はあくまで物語をコミカルに彩る存在で、物語の中心はヒーローとヒロインが自分達の力で試練を乗り越える良質のロマンス。一見完璧に見えるヒーローが抱える辛い過去をヒロインの強い愛で救う姿はとても読み応えあります。
最後の読後感も良いおススメ作品です。
ダフネは気立てがよく優しい性格ですが、しつこい求婚者をパンチで気絶させる気の強さも合わせ持つ女性。
そしてちょうどパンチをくり出している時に出会ったのが兄の友人でもある公爵のサイモンでした。
強烈な出会い方をした二人はそれぞれの思惑から意気投合し、「付き合っているふり」をすることになります。ダフネは公爵に気に入られたという箔がつき、より良い求婚者が出てくることを願って。サイモンは一人の女性に固執している姿を見せれば他のうるさい女性たちを追い払えると願って。
しかし「付き合っているふり」はやがて「本気」を生み出し・・・特に過去の経験から結婚することを頑なに拒んでいるサイモンにとっては厄介な状況で、二人は何度となく誤解とすれ違いを繰り返すことになります。
三作目が先に出ていますが、今作のヒーローとヒロインのロマンスに関してはほとんどネタバレされていなかったので、問題なく読めました。
あいかわらず最強なブリジャートン兄弟の母親と、そして八人の子供たち(中でもダフネの三人のお兄様たち)など脇役たちの活躍が光りますが、冒頭部分にヒーローの辛い過去が語られていることでヒーローもちゃんと目立っています。
脇役達はあくまで物語をコミカルに彩る存在で、物語の中心はヒーローとヒロインが自分達の力で試練を乗り越える良質のロマンス。一見完璧に見えるヒーローが抱える辛い過去をヒロインの強い愛で救う姿はとても読み応えあります。
最後の読後感も良いおススメ作品です。





