「日本人は食でつながる民族である」という前提に基づいた上で、問題として「ふたつの食にかかわる政治的意識を伴った階層によって分断化されてきているのではないか」と提起する。
ここで提示されるのが「フード左翼」と「フード右翼」である。
(政治的な右左翼とは異なる概念)
論旨としては、日米の食に関する運動の潮流等を踏まえながら、食習慣(生活・信仰)に係る分類を基軸として、「フード左翼」という概念論が展開されていく。
(「フード右翼」は「フード左翼」への対立軸としての表現)
総論としては、食習慣(生活・信仰)に係る記述、「フード左翼」という概念提示は視点設定として大変興味深く拝読したところである。
最終的な詰めに関して、少しばかり甘さがあるような気がしたが、論旨に大きな異論がある訳ではなく、より深い考察が行われることが期待される内容であったことから、☆5評価とした。
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フード左翼とフード右翼 食で分断される日本人 (朝日新書) 新書 – 2013/12/13
「有機野菜」「地産地消」「ベジタリアン」「ビーガン」「マクロビ」「ローフーディズム」など自然派の食を愛好する人々、
そして、「コンビニ弁当」「ファストフード」「メガ盛り」「チェーン系290円居酒屋」など、産業化された食を愛好する人々。
現代の日本人の食の好み、ライフスタイルをマッピングし、そこから見えてくる政治的な分断を読み解く。
さらには、ヒッピー、新左翼、学生運動が撤退した1970年代以降の社会運動が、
オーガニック革命、スローフード運動といった「食の革命」として継続され、
現代の「フード左翼(レフト)」に接続されたという歴史を遡るフードの政治思想史。
【目次】
序章 「食の分断」から見えるもの
・食で団結する日本人
・二極分化する日本人の食
・食の分断はいろいろなところで起こっている
・食で思想をマッピングしろう
第1章 政治と切り離せない食
・ビーガンとマクロビアンたちの祭典
・ベジフェスにいるのはどんな人々なのか
・ミート・フリー・マンデー運動
・肉は穀物の8倍効率が悪い
・有機農法とF1種、在来種といった考え方
・緑の革命と遺伝子組み換え作物
・自然食の中でも人気のあるマクロビオティック
・土日開催の青山ファーマーズマーケット
・自然志向とローフーディズム ・「ナチュラル・ハイジーン」という信仰
・消費と政治の関係性
・政治運動で政府を動かすのは時代遅れ
・高級ホテルの「鮮魚のムニエル」偽装問題
・産地食材表示の透明性と新自由主義の流れ
・「買うこと」が意味することの変化
・アメリカにおける都市リベラル層と消費の関係
・リベラル層の生活と保守層の生活
・フード左翼、フード右翼、フード極右
・アルチザンと工業製品としての食
第2章 フード左翼とは誰のことか
・どう食べるかは政治的なこと
・アリスのレストランはなぜ政治的なのか
・アメリカにおける政治分断
・『イージー・ライダー』が撃ち殺されるわけ
・保守によるリベラルへの苛立ち
・ヒッピー文化から資本主義的な商品へ
・反体制、対抗文化から始まった企業
・多様化する左派意識と新しい社会運動
・フード左翼とは誰のことか
・新しい左派運動としてのスローフード
・食を通じ国境を超えた連帯
第3章 政治の季節から食の季節へ
・八郷の有機栽培地帯
・農業を通した1960年代の革命の二回転
・「たまごの会」のやさと農場
・高度成長期の終わりと反省の季節
・「契約派」と「農業派」の分裂
・「たまごの会」と『1Q84』
・戦前の右翼事件とたまごの会の共通点
・農本主義2・0
・フード左翼の階層問題
・オリーブ少女に結実する左翼闘争
第4章 魔術化するフード左翼と民主化するフード右翼
・青山オーガニック通り
・OL向けコンビニ健康弁当はなぜ成立しないのか
・都市生活者と結びつくエコライフ
・都市に住むのと自然の中で暮らすのと、どっちがエコ?
・都市生活者の価値観は「新しい意識」の芽生えか?
・「フード右翼」が実現する「食の生活」
・80年代的なおしゃれ都市文化人と「フード左翼」
・『うかたま』『veggy』などのオーガニック系雑誌
・フード極左化するカヒミ・カリィと元オリーブ少女
・『マーマーマガジン』の政治性
・「キッチンの再魔術化」の時代
・都市コミュニティと都市型政党
第5章 フード左翼のジレンマ
・われわれは99パーセント
・ウォール街デモの兵站術
・ウォール街占拠を支持した人々
・サステナブルでない有機農法
・有機農業は何が問題なのか
・有機農業を否定しないための選択
・反遺伝子組み換え作物と「フード左翼」
・遺伝子組み換え食品は危険か
・「恐怖」の商品価値と「動員のゲーム」
・「フード左翼」が遺伝子組み換えを否定する2つの理由
・オープンソース、「伽藍とバザール」
・よりよい社会の転換期
補章 高齢者の未来食と共産主義キッチン
・人生のラスト1マイルの食
・マクロビアン、ジロリアンの30年後
・フードシステム展示会に見る食の消費の未来
・高齢者施設の現状とそこでの食の近未来
・親vs.学校、給食をめぐるイデオロギー対立
・未来の食は高齢者の食
・新しい「セントラルキッチン方式」の時代
・これから訪れる再セントラルキッチン化の時代
・20世紀初頭に登場したセントラルキッチン
・夢のキッチンを中心とした集合住宅
・スターリンが描いた帝国の夢
・高齢者向けの宅配フードサービス
・「共産主義キッチン」が再来する未来
終章 食から政治意識を読み解くということ
・「フード左翼」を再度定義する
・「フード右翼」の論理
・「フード左翼」から「フード右翼」へ転向することはあり得ない
・生活の延長線上の政治思想
あとがき
そして、「コンビニ弁当」「ファストフード」「メガ盛り」「チェーン系290円居酒屋」など、産業化された食を愛好する人々。
現代の日本人の食の好み、ライフスタイルをマッピングし、そこから見えてくる政治的な分断を読み解く。
さらには、ヒッピー、新左翼、学生運動が撤退した1970年代以降の社会運動が、
オーガニック革命、スローフード運動といった「食の革命」として継続され、
現代の「フード左翼(レフト)」に接続されたという歴史を遡るフードの政治思想史。
【目次】
序章 「食の分断」から見えるもの
・食で団結する日本人
・二極分化する日本人の食
・食の分断はいろいろなところで起こっている
・食で思想をマッピングしろう
第1章 政治と切り離せない食
・ビーガンとマクロビアンたちの祭典
・ベジフェスにいるのはどんな人々なのか
・ミート・フリー・マンデー運動
・肉は穀物の8倍効率が悪い
・有機農法とF1種、在来種といった考え方
・緑の革命と遺伝子組み換え作物
・自然食の中でも人気のあるマクロビオティック
・土日開催の青山ファーマーズマーケット
・自然志向とローフーディズム ・「ナチュラル・ハイジーン」という信仰
・消費と政治の関係性
・政治運動で政府を動かすのは時代遅れ
・高級ホテルの「鮮魚のムニエル」偽装問題
・産地食材表示の透明性と新自由主義の流れ
・「買うこと」が意味することの変化
・アメリカにおける都市リベラル層と消費の関係
・リベラル層の生活と保守層の生活
・フード左翼、フード右翼、フード極右
・アルチザンと工業製品としての食
第2章 フード左翼とは誰のことか
・どう食べるかは政治的なこと
・アリスのレストランはなぜ政治的なのか
・アメリカにおける政治分断
・『イージー・ライダー』が撃ち殺されるわけ
・保守によるリベラルへの苛立ち
・ヒッピー文化から資本主義的な商品へ
・反体制、対抗文化から始まった企業
・多様化する左派意識と新しい社会運動
・フード左翼とは誰のことか
・新しい左派運動としてのスローフード
・食を通じ国境を超えた連帯
第3章 政治の季節から食の季節へ
・八郷の有機栽培地帯
・農業を通した1960年代の革命の二回転
・「たまごの会」のやさと農場
・高度成長期の終わりと反省の季節
・「契約派」と「農業派」の分裂
・「たまごの会」と『1Q84』
・戦前の右翼事件とたまごの会の共通点
・農本主義2・0
・フード左翼の階層問題
・オリーブ少女に結実する左翼闘争
第4章 魔術化するフード左翼と民主化するフード右翼
・青山オーガニック通り
・OL向けコンビニ健康弁当はなぜ成立しないのか
・都市生活者と結びつくエコライフ
・都市に住むのと自然の中で暮らすのと、どっちがエコ?
・都市生活者の価値観は「新しい意識」の芽生えか?
・「フード右翼」が実現する「食の生活」
・80年代的なおしゃれ都市文化人と「フード左翼」
・『うかたま』『veggy』などのオーガニック系雑誌
・フード極左化するカヒミ・カリィと元オリーブ少女
・『マーマーマガジン』の政治性
・「キッチンの再魔術化」の時代
・都市コミュニティと都市型政党
第5章 フード左翼のジレンマ
・われわれは99パーセント
・ウォール街デモの兵站術
・ウォール街占拠を支持した人々
・サステナブルでない有機農法
・有機農業は何が問題なのか
・有機農業を否定しないための選択
・反遺伝子組み換え作物と「フード左翼」
・遺伝子組み換え食品は危険か
・「恐怖」の商品価値と「動員のゲーム」
・「フード左翼」が遺伝子組み換えを否定する2つの理由
・オープンソース、「伽藍とバザール」
・よりよい社会の転換期
補章 高齢者の未来食と共産主義キッチン
・人生のラスト1マイルの食
・マクロビアン、ジロリアンの30年後
・フードシステム展示会に見る食の消費の未来
・高齢者施設の現状とそこでの食の近未来
・親vs.学校、給食をめぐるイデオロギー対立
・未来の食は高齢者の食
・新しい「セントラルキッチン方式」の時代
・これから訪れる再セントラルキッチン化の時代
・20世紀初頭に登場したセントラルキッチン
・夢のキッチンを中心とした集合住宅
・スターリンが描いた帝国の夢
・高齢者向けの宅配フードサービス
・「共産主義キッチン」が再来する未来
終章 食から政治意識を読み解くということ
・「フード左翼」を再度定義する
・「フード右翼」の論理
・「フード左翼」から「フード右翼」へ転向することはあり得ない
・生活の延長線上の政治思想
あとがき
- 本の長さ216ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2013/12/13
- ISBN-104022735392
- ISBN-13978-4022735393
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「食べるものを選ぶ」それだけで政治思想がわかる。今、日本人は食をめぐって大きく二つに分かれている。食にお金をかけることを厭わない人々と、安全よりも安さと量を重視する人々。それぞれの思想を細かく見てみると、新たな社会や階層が見えてくる。食で読み解く新感覚の政治論。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
速水/健朗
1973年、石川県生まれ。ライター、編集者。コンピュータ誌の編集を経て現在フリーランスとして活動中。専門分野は、メディア論、都市論、ショッピングモール研究、団地研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1973年、石川県生まれ。ライター、編集者。コンピュータ誌の編集を経て現在フリーランスとして活動中。専門分野は、メディア論、都市論、ショッピングモール研究、団地研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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2017年1月21日に日本でレビュー済み
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3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビュアーの方々もいっていますが、タイトルはいいですね。
フード左翼とフード右翼と二つに分けるのはわかりやすいのですが、きれいに分けれることを説得するだけの議論がほぼありません。おかげで、通勤中にスラスラ興味深く読めるかな、と思っていたのに、車内で「なんで?」「根拠は?」と突っ込みマークを書き込みまくるはめになりました。
食にまつわる様々な社会運動に関しては日米ともにいろいろ文献があるのですから、もう少し丁寧に議論をしながらいってほしかったです。
うまくもなくまずくもなく、後味が悪いというよりうす味すぎてインパクトの薄い本というのが、感想です。ほし三つ!
フード左翼とフード右翼と二つに分けるのはわかりやすいのですが、きれいに分けれることを説得するだけの議論がほぼありません。おかげで、通勤中にスラスラ興味深く読めるかな、と思っていたのに、車内で「なんで?」「根拠は?」と突っ込みマークを書き込みまくるはめになりました。
食にまつわる様々な社会運動に関しては日米ともにいろいろ文献があるのですから、もう少し丁寧に議論をしながらいってほしかったです。
うまくもなくまずくもなく、後味が悪いというよりうす味すぎてインパクトの薄い本というのが、感想です。ほし三つ!
2015年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この著者の本はショッピングモーライゼーションの本を読んでから2冊目ですが、気になる話題を上手に拾い上げていてとても楽しめました。ただし、内容が正確かどうかは別問題です。また研究書ではないので、正確さよりも豆知識や話題提供、問題提起という受け止め方が適切ではないかと思います。
フード右翼とフード左翼という見取り図の設定は興味深いのですが、客観的な検討と言うよりは段々持論の展開になってしまっている点が残念です。一方的にフード左翼を批判する辺りも著者のプチブル左翼的文化に対する個人的な怨念を感じます。
特に残念な点は、フード右翼に関する議論がほぼ完全に欠落していること、そして何よりも味覚に関する議論が全くないことが本書を非常に偏ったものにしてしまっていることです。
著者のラーメンと愛国を併せて読むとこの辺のバランスが取れるのかも知れません(読んでないけど)。
著者と同世代の第二次ベビーブーマーは面白がって読める本だと思います。そういうボリュームゾーンを狙っている辺りもあざとさを感じました。
フード右翼とフード左翼という見取り図の設定は興味深いのですが、客観的な検討と言うよりは段々持論の展開になってしまっている点が残念です。一方的にフード左翼を批判する辺りも著者のプチブル左翼的文化に対する個人的な怨念を感じます。
特に残念な点は、フード右翼に関する議論がほぼ完全に欠落していること、そして何よりも味覚に関する議論が全くないことが本書を非常に偏ったものにしてしまっていることです。
著者のラーメンと愛国を併せて読むとこの辺のバランスが取れるのかも知れません(読んでないけど)。
著者と同世代の第二次ベビーブーマーは面白がって読める本だと思います。そういうボリュームゾーンを狙っている辺りもあざとさを感じました。
2014年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
食の傾向と政治傾向とをからめて日本社会の分断を語る,というコンセプトは面白いのですが,そこで終わってしまった感が強くあります.
客観的なデータや先人の分析を見直すという基本がおろそかにされてます.取材についてもエピソードを拾いに行っただけですね.ビーガンひとつとっても奇矯な思想に囚われた人々として出てくるだけ.もっと掘り下げようがあるのでは?
日本において食と政治が結びついた事例は結局ほとんど出てこず,スローフードや有機農法といった外国起源の運動が浅く語られているだけです.網羅性もない.
この本に出てくる話題は一部を除き90年代以降に話題になったようような運動ばかりなのですが,健康食ブームが起きたのは新しい話でもなんでもなく,繰り返し政治と絡んでいます.
まさかこのテーマで生協も自然食品ブームも出てこないと思いませんでした.プロフィールをみる限り私と同世代のようですが,昭和から平成の初期にかけての雰囲気を覚えていませんか?社会に無関心な子供だったのでしょうか?また,ヤマギシ会問題など微妙な話については露骨に立ち入りを避けてますね.
コンセプトの中心であるところの「左翼」「右翼」の扱いについても無残の一言です.なんとなくラベルを貼っただけであるところの「フード左翼」の挙動が政治的左翼と噛み合わないのはあたりまえなのですが,筆者はそこに何かの矛盾をみて,なんども定義をいじくります.その作業は執筆前に行ってください.何が言いたいのかわからない.「フード右翼」に至っては結局誰なのかすらわかりません.ジロリアンが右翼なのですか?
総じて非常に雑な書き物だと思います.うまく釣られたと思ってあきらめます.
客観的なデータや先人の分析を見直すという基本がおろそかにされてます.取材についてもエピソードを拾いに行っただけですね.ビーガンひとつとっても奇矯な思想に囚われた人々として出てくるだけ.もっと掘り下げようがあるのでは?
日本において食と政治が結びついた事例は結局ほとんど出てこず,スローフードや有機農法といった外国起源の運動が浅く語られているだけです.網羅性もない.
この本に出てくる話題は一部を除き90年代以降に話題になったようような運動ばかりなのですが,健康食ブームが起きたのは新しい話でもなんでもなく,繰り返し政治と絡んでいます.
まさかこのテーマで生協も自然食品ブームも出てこないと思いませんでした.プロフィールをみる限り私と同世代のようですが,昭和から平成の初期にかけての雰囲気を覚えていませんか?社会に無関心な子供だったのでしょうか?また,ヤマギシ会問題など微妙な話については露骨に立ち入りを避けてますね.
コンセプトの中心であるところの「左翼」「右翼」の扱いについても無残の一言です.なんとなくラベルを貼っただけであるところの「フード左翼」の挙動が政治的左翼と噛み合わないのはあたりまえなのですが,筆者はそこに何かの矛盾をみて,なんども定義をいじくります.その作業は執筆前に行ってください.何が言いたいのかわからない.「フード右翼」に至っては結局誰なのかすらわかりません.ジロリアンが右翼なのですか?
総じて非常に雑な書き物だと思います.うまく釣られたと思ってあきらめます.
2013年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まずタイトルが面白い。
フード左翼とフード右翼。
いわゆる自然食系を食するのがフード左翼、いわゆるジャンク系を食するのがフード右翼と分類している。
このような分類は面白かった。
言われてみれば、以前よりも食は二極化している気がした。
ただ、分類はあくまでも視点に過ぎない。
そのような視点で分けてみることで、その分けたもの固有の特性があり、その特性を理解するメリットがあって、はじめて分類は意義をもつ。
正直、このフード左翼とフード右翼という視点とそれによる分類までは面白かったのだが、では分類することでどのような意義があるのかがわからなかった。
今後、分類自体は面白いので、この分類は著者や読者により活かされていくのかもしれない。
フード左翼とフード右翼。
いわゆる自然食系を食するのがフード左翼、いわゆるジャンク系を食するのがフード右翼と分類している。
このような分類は面白かった。
言われてみれば、以前よりも食は二極化している気がした。
ただ、分類はあくまでも視点に過ぎない。
そのような視点で分けてみることで、その分けたもの固有の特性があり、その特性を理解するメリットがあって、はじめて分類は意義をもつ。
正直、このフード左翼とフード右翼という視点とそれによる分類までは面白かったのだが、では分類することでどのような意義があるのかがわからなかった。
今後、分類自体は面白いので、この分類は著者や読者により活かされていくのかもしれない。
2014年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
食の選択と政治的な傾向に相関関係はあるのは実感として既にわかっていたので、「食べ物に対する態度は政治的ともいえる」と説明するパートは冗長に感じた。
本書には、「食」と「政治」がどうつながっていて、その根底に何があるのかということについての突っ込んだ分析を期待していたが、そこまでは至らず。
個人的には、マクロビや自然食にはまるタイプと、放射”脳”や原理主義的なアンチワクチン/アンチ添加物主義者が重なるのはなぜなのか?そして、そういう極端な人たちとどう付き合っていけばいいのか?を知りたかったのだが(彼らの頭の中が理解できれば、対処方法も見いだせるのではないかと…)、最後まで「食べることは政治だ」を繰り返すばかりだった。
本書には、「食」と「政治」がどうつながっていて、その根底に何があるのかということについての突っ込んだ分析を期待していたが、そこまでは至らず。
個人的には、マクロビや自然食にはまるタイプと、放射”脳”や原理主義的なアンチワクチン/アンチ添加物主義者が重なるのはなぜなのか?そして、そういう極端な人たちとどう付き合っていけばいいのか?を知りたかったのだが(彼らの頭の中が理解できれば、対処方法も見いだせるのではないかと…)、最後まで「食べることは政治だ」を繰り返すばかりだった。


