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フージーズ――難民の少年サッカーチームと小さな町の物語 単行本 – 2010/2/2
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◆これは決して、あなたと無関係の物語ではない。――引き裂かれた世界をサッカー少年たちの絆が変える。小さな町で起こった奇跡の実話!!◆
2007年1月、ニューヨーク・タイムズ紙の一つの記事が、全米の話題となりました。記者ウォーレン・セント・ジョンが、偶然知った少年サッカーチームについて数カ月の取材を経て記した記事でした。反響の大きさを受けてウォーレンは単行本の執筆を決意。2年間を経て書き上げられ、多くの共感を巻き起こしているのが本書です。
主役は、難民の少年たちのサッカーチームと、自身も移民である若き女性コーチ。舞台は、難民の流入にともなう劇的な変化に見舞われた、米国ジョージア州アトランタ郊外の小さな町です。紛争や災害を逃れて故国を出て「難民」となった人々は、世界中で3,000万人以上存在します。彼らは見ず知らずの国で心細い新生活を始めますが、その実情は想像以上に過酷です。異文化に適応できない苦しみ、古くからの住民の偏見、劣悪な労働環境、悪い治安、人々の間の信頼の欠如・・・多くの難民が流れ込んだ町は急速にこうした状態になり、そんななか彼らは生きていかなければなりません。
そして苦しむのは大人たちだけではありません。多くは貧しく、片方の親しかおらず、家族のだれかを失っている難民の少年たちは、孤独と疎外感に悩み、容易にドロップアウトしてしまいます。何か夢中になれるものがほしい、友達がほしい、家族がほしい。・・・そんな彼らの願いに応えたのが、ルーマというヨルダン人女性がつくったサッカーチーム「フージーズ」。ルーマはごく普通の、まだ若い、しかし人生に行き詰まっていた女性――そしてスポーツが好きな女性でした。彼女は、生まれも人種も言語もバラバラな少年たちを前にして優れたコーチとなり、第二の母に、人生の師になりました。友情とチームワークを知り、信頼を知った少年たちは、選手としても人間としても大きく成長します。やがて彼らの活躍は、町の人々まで劇的に変えることになりました。
「一人にできることには限りがあるけれど――何かをする力はだれにでもあるんです」(本文より)。フージーズの物語は、実はだれもが世の中を変える力を秘めていることを、そしてどんな状況でも、いつからでも、人は変わっていけることを教えてくれる物語です。それと同時に、これは多様化した現代、どの国にとっても(もちろん日本にとっても)、どの地域にとっても(あなたの住む町にとっても)起こりうる、いや現に起きているかもしれない「現実」を伝える物語です。心温まるストーリーを通じて、世界の今が見えてきます。
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2010/2/2
- ISBN-104862760627
- ISBN-13978-4862760623
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
[著者]
ウォーレン・セント・ジョン(Warren St. John)
ニューヨーク・タイムズ紙の記者をつとめるかたわら、ニューヨーク・オブザーヴァー紙、ニューヨーカー誌、ワイアード誌、スレート誌などに寄稿している。2004年に上梓した初めての著書Rammer Jammer Yellow Hammer: A Journey into the Heart of Fan Mania(未訳)は、スポーツ・イラストレイテッド誌の年間ベストブックの一冊に選ばれ、クロニクル・オブ・ハイアー・エデュケーション誌の大学スポーツをテーマとした優良図書リストの第1位を獲得した。2冊目の著書となる本書は2009年4月21日に全米で刊行され、日本をはじめ、イギリス、オランダ、ドイツ、イタリア、中国での出版も決定している。アラバマ州バーミングハム生まれ。ニューヨーク市のコロンビア・カレッジ卒。妻のニコールとともにニューヨークに在住。
[訳者]
北田絵里子(きただ・えりこ)
1969年、大阪生まれ。関西学院大学文学部フランス文学科卒。英米文学翻訳家。訳書にブルース・チャトウィン著『ソングライン』(英治出版)、ロバート・ゴダード著『遠き面影』(講談社文庫)がある。雑誌『ミステリマガジン』(早川書房)で洋書紹介のコラムなども手がけている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ニューヨーク・タイムズ紙の記者をつとめるかたわら、ニューヨーク・オブザーヴァー紙、ニューヨーカー誌、ワイアード誌、スレート誌などに寄稿している。2004年に上梓した初めての著書Rammer Jammer Yellow Hammer:A Journey into the Heart of Fan Mania(未訳)は、スポーツ・イラストレイテッド誌の年間ベストブックの一冊に選ばれ、クロニクル・オブ・ハイアー・エデュケーション誌の大学スポーツをテーマとした優良図書リストの第1位を獲得した
北田/絵里子
1969年、大阪生まれ。関西学院大学文学部フランス文学科卒。英米文学翻訳家。雑誌『ミステリマガジン』(早川書房)で洋書紹介のコラムなども手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2010/2/2)
- 発売日 : 2010/2/2
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 416ページ
- ISBN-10 : 4862760627
- ISBN-13 : 978-4862760623
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,054,849位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 23,067位英米文学研究
- - 28,411位スポーツ (本)
- - 106,188位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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その言葉どおり、自分ができる何か―難民少年たちの無料サッカープログラム「フージーズ(難民=レフジーズを略した名称)」を始めた、ヨルダンでの裕福な生活を捨ててアメリカに渡った1人の女性、ルーマ。
町が望まない変化の象徴として捉えられているサッカーゆえに、練習場所の確保に翻弄したり、
ただでさえ難しい年頃の、複雑な事情を抱えた難民少年たちやその家族が抱える問題を解決する為に奔走したり、まさに彼女の人生は、フージーズに捧げられている。
そんな彼女だからこそ、フージーズの少年たちは民族や言語の違いや心の傷を乗り越えて、強固な絆で結ばれ、恵まれた環境の強豪チームにも勝てるまでになった。
「一人にできることには限りがあるけれど」、その行為が周りの人々の心に届き、心を変え、町を変える力にもなる。
「人が他人のためにできる何かをする」大切さを改めて教えてくれた本。
内乱、闘争、政変…自分ではコントロールできない状況に翻弄され、家族、友人、生まれ育った故郷を跡にして移住先に降り立つ人々。そして新天地で直面する言葉の壁、習慣の違い、容赦のない差別…。ルーマがサッカーというスポーツを通して子どもたちに教えることは、自分で考えること、自ら行動すること、周りの人々を大切にすることである。自分ではコントロールできないことを受け入れ、自分で変えられることには積極的に取り組んでいくこと、そして自分にコントロールできることとできないこととを見分けること。
この本を読み終わってから、民族も境遇も異なる子どもたちが肩を寄せ合って、写真に収まっている様子を見ると、胸に込み上げてくるものがある。子どもたちの心の奥には癒しきれない傷が隠れている。しかし、子どもたちの目には自信と愛情が確かにある。ただ感動的であるというだけではない、深く心に響く物語である。
