月間雑誌「ふらんす」の広告ページを見てクオリティーが保証されている者だろうと期待して購入しました
説明の深度はちゃんとしていますし、細かいがしかし将来文章を書くに当たっては通れない点に触れていると感じましたが、解答ページにはどうしてそうなるのかについても触れられておらず、解答のみ
紙面の小ささからか日本語の説明が、実際にあってしゃべっているような個人に帰属した言葉の使い方があって困ります。
講義の文字起こしを想起しました
P13では定冠詞の単複について集合的個別的という言葉を前置きなく使って行って、ここで絵はles films を個別的としていました。集合的というのはle cinema japonaisのことです。leで一つに纏めた=集合ということなんだと思います
他にもp3では「」が頻繁に使われていますが、括弧の使い方が特殊性を帯びてますよという印になっていて、その特殊性がどういう意図かというのは詰まってしまって読みづらかったです
P6では▲という記号で言いたいところを箇条書きにしています
▲cyclist「サイクリング」,liberalisme「自由主義」mines「鉱山」などが定冠詞とされました
la Belgique est aussi un pays de la bière.ベルギーもビールの国だ
で終わっていて日本語が分かりません、というより客観性が十分ではない感じです
消費者としては辛いですが、おそらくはですが、クセの強い文章から、どこかの研究をしている人の文章なんだろうと大学での経験から感じ取りました。師弟愛のようなものも溢れてます
まだ一章の途中ですが、この後のページで良くなって行っているのではないかと期待しています。後半部分は文法的ではなく日本語の表現をどう移し替えるのかという章になっているのですが、だんだん学習参考書といった感じになっているような気がします、一対一の対応に近づいてるからかもしれません
青い構造編も購入しておりますがそちらの方が記述が綺麗です、オススメです
最後に、個人的な経験からですがフランス語の翻訳本等を見ていると文として成立していない和訳があるように思います。
元々のフランス語原文が句のまま言い切りにしているせいでか、翻訳が拙いというか、暴れているように感じます
le monde diplomatiqueの翻訳もなんだか、頭に入ってこない文がたまにあります
(だからフランス語の原文にあたる必要があったため勉強しているんですが)
これは私が高校の英語の授業でのSVOCを使った文型構造をとることで文の完全性意識させる思考法が上に述べた句だけで表現する形に違和感を覚えるからかもしれません。ですが古文の授業でも句だけでしゃべっている文があったように思います。日本語は母語ですし関西の奥まったところに生まれたので、古文なら言わんとしてることがわかりました。大学受験ではそういった文はあまり無かったように思います
筆者の日本語が分かりにくいのは①私の日本語力が低い②筆者の日本語力がかなーーり高い③アングロサクソンの見方を相対化して世界を見る力が筆者にあって私には見えてない日本が見えてる
といったような3つの要素が絡んでるからかもしれません
長く辛辣なことを書いて申し訳ありません、ですがフランス語学やふらんす文学に興味はないけれどもフランス語をやらざるを得ない人間には学参として良いものがあることを願います。ただでさえフランス語の勉強本は英語に比べたらかなり少ないですし、今後に名著が筆者から出てくることを望みます
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フランス語作文の方法(表現編)改訂版 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/29
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★ フランス語の作文力を確実に身につける本格的な入門書<.br>★ 226の表現パターン別に,課題文と1,000題以上の練習問題を訳しながら文法規則に従い,意味が正しく通じるフランス語を書く力を養成<.br>★ 詳しい解説と豊富な例文によって作文のコツを習得<.br>★ 日本語の課題文とフランス語解答例を収録した音声を無料でダウンロードできます<.br>★ 本文に出ている表現や熟語などを網羅した詳しいフランス語・日本語索引付き<.br>★ 改訂に際し,新たな表現を追加.また既刊の構造編への参照を入れました<.br>音声無料ダウンロード/別売CDあり:定価 1,100円(10%税込)
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社(有)第三書房
- 発売日2017/11/29
- ISBN-104808603829
- ISBN-13978-4808603823
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
フランス語の作文力を確実に身につける本格的な入門書。226の表現パターン別に、課題文と1,000題以上の練習問題を訳しながら文法規則に従い、意味が正しく通じるフランス語を書く力を養成。詳しい解説と豊富な例文によって作文のコツを習得。日本語の課題文とフランス語解答例を収録した音声を無料でダウンロードできます。本文に出ている表現や熟語などを網羅した詳しいフランス語・日本語索引付き。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
木村/哲也
1959年生まれ。東京外国語大学中国語学科・フランス語学科卒業。東京外国語大学大学院修士課程修了。北海道教育大学函館校准教授。フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1959年生まれ。東京外国語大学中国語学科・フランス語学科卒業。東京外国語大学大学院修士課程修了。北海道教育大学函館校准教授。フランス文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : (有)第三書房; 改訂版 (2017/11/29)
- 発売日 : 2017/11/29
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 312ページ
- ISBN-10 : 4808603829
- ISBN-13 : 978-4808603823
- Amazon 売れ筋ランキング: - 392,812位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 49位フランス語の作文・文章表現
- - 367位フランス語の学習法
- カスタマーレビュー:
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