フランケンシュタインといえば、強大な体に
四角くて青白く傷だらけの顔をした怪物、というイメージであり、
その物語もホラーだとてっきり思っていた。
しかしそれは大きな悲劇の物語であることを知った。
人工的に創られながらも、多感で繊細な心を持つ、孤独な怪物と、
知的好奇心に駆られて怪物を生み出してしまったことを後悔し、
自責の念に駆られ続ける若き天才科学者。
2人の孤独者の、苦しみに満ちた生の語りを聞いていると、
いやがおうにも不憫な気持ちになる。
訳者のこなれた日本語のお陰で、物語にどんどん
引き込まれ、長編ながらも、一気に読むことができた。
『批評理論入門「フランケンシュタイン」解剖講義』を参考にしながら、再度読んでみたい。
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フランケンシュタイン (光文社古典新訳文庫) Kindle版
- Kindle版 (電子書籍)
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天才科学者フランケンシュタインは生命の秘密を探り当て、ついに人造人間を生み出すことに成功する。しかし誕生した生物は、その醜悪な姿のためフランケンシュタインに見捨てられる。やがて知性と感情を獲得した「怪物」は、人間の理解と愛を求めて懇願する。「おれは妻が欲しい。友も欲しい……」だが拒絶と疎外の果てに悲劇は起こる。若き女性作家が書いた最も哀切な“怪奇小説”
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2010/10/20
- ファイルサイズ650 KB
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
天才科学者フランケンシュタインは生命の秘密を探り当て、ついに人造人間を生み出すことに成功する。しかし誕生した生物は、その醜悪な姿のためフランケンシュタインに見捨てられる。やがて知性と感情を獲得した「怪物」は、人間の理解と愛を求めるが、拒絶され疎外されて…。若き女性作家が書いた最も哀切な“怪奇小説”。 --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シェリー,メアリー
1797‐1851。イギリスの女性小説家。急進的自由主義者の父ウィリアム・ゴドウィン、女性解放を唱えた思想家の母メアリー・ウルストンクラフトのあいだに一人娘として生まれる。出産後数日で母は他界し、継母に育てられる。1814年、当時のイギリスを代表する詩人シェリーと出会い、’16年に彼の妻が亡くなると、正式に結婚。’22年の夫の死後は相次ぐ子どもの死や経済的困窮などに見舞われる。未亡人となってからの旺盛な執筆活動は、生活費や子どもの学費を得る目的もあった
小林/章夫
1949年東京生まれ。上智大学文学部英文学科教授。専攻の18世紀イギリス文学を中心に近代イギリスの文学・文化を多角的に研究する。’85年、ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
1797‐1851。イギリスの女性小説家。急進的自由主義者の父ウィリアム・ゴドウィン、女性解放を唱えた思想家の母メアリー・ウルストンクラフトのあいだに一人娘として生まれる。出産後数日で母は他界し、継母に育てられる。1814年、当時のイギリスを代表する詩人シェリーと出会い、’16年に彼の妻が亡くなると、正式に結婚。’22年の夫の死後は相次ぐ子どもの死や経済的困窮などに見舞われる。未亡人となってからの旺盛な執筆活動は、生活費や子どもの学費を得る目的もあった
小林/章夫
1949年東京生まれ。上智大学文学部英文学科教授。専攻の18世紀イギリス文学を中心に近代イギリスの文学・文化を多角的に研究する。’85年、ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00H6XBD14
- 出版社 : 光文社 (2010/10/20)
- 発売日 : 2010/10/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 650 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 291ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 16,799位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 59位光文社古典新訳文庫
- - 130位英米文学研究
- - 314位評論・文学研究 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2019年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知っているようで知らなかったお話です。
産業革命時代の物語です。
科学の力で、命を吹き込まれた怪物のどうしようもない孤独と
科学の発展の警告が描かれているように思われます。
世の中に産み落とされた怪物は
文字や言葉を自ら獲得して、周囲となじもうとけなげに努力します。
その過程に心がひりひり。
やがて愛情を得られず苦悩し、孤独にさいなまれた怪物は、
主人公の周辺にいる人物を次々と殺害していきます。
読んでいる最中、カズオイシグロの『わたしを離さないで』が脳裏をかすめました。
物語の構造は語り手、主人公の回想と怪物の独白の三重構造で、主人公がフランケンシュタインという名で、怪物の名前ではないことを確認してから再読すると物語の世界に遊べました。
産業革命時代の物語です。
科学の力で、命を吹き込まれた怪物のどうしようもない孤独と
科学の発展の警告が描かれているように思われます。
世の中に産み落とされた怪物は
文字や言葉を自ら獲得して、周囲となじもうとけなげに努力します。
その過程に心がひりひり。
やがて愛情を得られず苦悩し、孤独にさいなまれた怪物は、
主人公の周辺にいる人物を次々と殺害していきます。
読んでいる最中、カズオイシグロの『わたしを離さないで』が脳裏をかすめました。
物語の構造は語り手、主人公の回想と怪物の独白の三重構造で、主人公がフランケンシュタインという名で、怪物の名前ではないことを確認してから再読すると物語の世界に遊べました。
2016年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画では「フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン」という亜流も含め、何本も見ている。しかし、原作は初めて読んだ。軽い気持ちで読み始めたが、非常に重い小説。しかし、ものすごく面白い。
舞台は17世紀のヨーロッパ。フランケンシュタインというのは、若き天才科学者。生命の起源の謎を追求していくうちに、醜悪な怪物を発明してしまう。小説は、醜悪が為に人造人間が引き起こす悲劇を中心に描く。
B級映画では、フランケンシュタインは孤独なマッドサイエンティストとして描かれるが、原作では家族、友人、恋人を大切にする悩み多き若者。小説の圧巻は、生まれてすぐに逃げ出した怪物が、言語を含めた知性を身に付けた後、若者の前に再び現れ、経験を話す場面と思う。怪物は、如何に食料を手に入れ、言葉を覚えたかを淡々と説明する。そして、怪物は、隠れ場所の隣に住んでいる一家に好意を抱いたこと、姿を現した時の一家の反応、そしてその後の怪物の行動を語り、若者に凄まじい衝撃を与える。
怪物の能弁さは、個人的に抱いていたフランケンシュタインの怪物とは、大きなギャップがある。能弁な怪物と若者の対話は、引き込まれる。創造主たる若者に対して怪物が要求した内容は、あまりにも悲しい。そして、その要求を拒否したことで、悲劇が起こる。
全く知らないで読み始めたが、やめられない面白さ。★4つ。
舞台は17世紀のヨーロッパ。フランケンシュタインというのは、若き天才科学者。生命の起源の謎を追求していくうちに、醜悪な怪物を発明してしまう。小説は、醜悪が為に人造人間が引き起こす悲劇を中心に描く。
B級映画では、フランケンシュタインは孤独なマッドサイエンティストとして描かれるが、原作では家族、友人、恋人を大切にする悩み多き若者。小説の圧巻は、生まれてすぐに逃げ出した怪物が、言語を含めた知性を身に付けた後、若者の前に再び現れ、経験を話す場面と思う。怪物は、如何に食料を手に入れ、言葉を覚えたかを淡々と説明する。そして、怪物は、隠れ場所の隣に住んでいる一家に好意を抱いたこと、姿を現した時の一家の反応、そしてその後の怪物の行動を語り、若者に凄まじい衝撃を与える。
怪物の能弁さは、個人的に抱いていたフランケンシュタインの怪物とは、大きなギャップがある。能弁な怪物と若者の対話は、引き込まれる。創造主たる若者に対して怪物が要求した内容は、あまりにも悲しい。そして、その要求を拒否したことで、悲劇が起こる。
全く知らないで読み始めたが、やめられない面白さ。★4つ。
2011年6月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フランケンシュタインという名前は有名ですが、原著(翻訳ですが)を読んだことがある方は
意外に少ないのではないでしょうか?
映画のイメージからホラーと思われる方が多いですが、この本はどちらかというと「悲劇」という
テーマが一番しっくりくると思います。
そもそもフランケンシュタインというのは怪物の名前ではありません。主人公の名前なのです。
知力と優しさにあふれる魅力的な人物です。
そんな主人公に生まれるや否や捨てられ、さまよう怪物。
なまじ知性と感情を持って生まれたばかりに怪物は様々な受難に遭うことになります。
唯一、怪物に心を開こうとしていた盲目の老人の台詞ほど皮肉なものはないでしょう。
「あなたはどなたなのだ?」
そして物語の終わりで、死んだフランケンシュタインに語りかける怪物のセリフの重み!!
単なるクローンの話ではありません。命とは何か?信仰とは何か?優しさとは何か?
古典とはいえ、今なお価値を全く失っていない作品です。
※批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)
と合わせて読むと、より深く読めると思います。
意外に少ないのではないでしょうか?
映画のイメージからホラーと思われる方が多いですが、この本はどちらかというと「悲劇」という
テーマが一番しっくりくると思います。
そもそもフランケンシュタインというのは怪物の名前ではありません。主人公の名前なのです。
知力と優しさにあふれる魅力的な人物です。
そんな主人公に生まれるや否や捨てられ、さまよう怪物。
なまじ知性と感情を持って生まれたばかりに怪物は様々な受難に遭うことになります。
唯一、怪物に心を開こうとしていた盲目の老人の台詞ほど皮肉なものはないでしょう。
「あなたはどなたなのだ?」
そして物語の終わりで、死んだフランケンシュタインに語りかける怪物のセリフの重み!!
単なるクローンの話ではありません。命とは何か?信仰とは何か?優しさとは何か?
古典とはいえ、今なお価値を全く失っていない作品です。
※批評理論入門―『フランケンシュタイン』解剖講義 (中公新書)
と合わせて読むと、より深く読めると思います。
他の国からのトップレビュー
cam
5つ星のうち5.0
Prompt Delivery; Exceptional Quality
2018年10月16日に米国でレビュー済み Amazonで購入
I received my book a whole 8 days before it was supposed to arrive (and I only used standard shipping). The book is indeed brand new (there is not a blemish on it; no bent pages, cover, or corner). I am very satisfied. ありがとうございました。





