ベンジャミン・フランクリンはアメリカの紙幣により、知ってる人も多いだろう。
しかし、彼の功績が彼が自分を律する努力によるものという事を知っている人間は少ないのではないだろうか。
彼の自伝は、正直現代人にとってはやや退屈なものだと思うので、読み流す程度で良いかもしれない…。
しかし、付録の「貧しいリチャードの暦」と「13の徳目」は熟読すべき内容である!
また、この機会にフランクリンに倣って自分の徳目を作ってみるのもよし。
自分を律する事が苦手な方は、「スタンフォードの自分を変える教室/ケリー・マクゴニガル」という本がおすすめ!
フランクリン自伝 (岩波文庫) (日本語) 文庫 – 1957/1/7
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ISBN-104003230116
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ISBN-13978-4003230114
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版改
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出版社岩波書店
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発売日1957/1/7
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言語日本語
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本の長さ315ページ
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
科学者であるとともに出版業者、哲学者、経済学者、政治家、そして何よりもアメリカ資本主義の育ての親であったフランクリン(1706‐90)。その半生の記録がここに淡々とつづられている。
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カスタマーレビュー
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2018年10月1日に日本でレビュー済み
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2017年3月15日に日本でレビュー済み
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読みやすい訳文。
勤勉であれば未来は明るい、といった健康的な内容だが、振り返ってトランプ大統領のアメリカ、そして格差が広がる日本と、現実に戻ると悲しくなってくる。
働いても働いてもワーキングプア、自分たちの世代が社会人になった頃、将来は年収300万の時代になるといわれたが、それ以下の年収も当たり前になってきた。みんな能力もあり、真面目で、人間的にも非難されることのないような人たちばかりなのに、少ない休日・休暇で、懸命に働いてもこの有様だ。
フランクリンに罪はないが、ちょっとくやしくなる。
勤勉であれば未来は明るい、といった健康的な内容だが、振り返ってトランプ大統領のアメリカ、そして格差が広がる日本と、現実に戻ると悲しくなってくる。
働いても働いてもワーキングプア、自分たちの世代が社会人になった頃、将来は年収300万の時代になるといわれたが、それ以下の年収も当たり前になってきた。みんな能力もあり、真面目で、人間的にも非難されることのないような人たちばかりなのに、少ない休日・休暇で、懸命に働いてもこの有様だ。
フランクリンに罪はないが、ちょっとくやしくなる。
2013年7月18日に日本でレビュー済み
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久々に読書の楽しみを味わせてくれた一冊。最近は視ていないが、『八重の桜』を視ていた時、「明治時代の人々が驚いた西洋文化のエッセンスは何だったのだろう?」と思い、フト、昔、学生時代に読んだ、マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』という本を思い出し、再読した。これも素晴らしい本だったが、その中でフランクリンのことをウェーバーが言及していたので、この本にたどり着いた。
小冊なので、片手間で一両日程度で読めたが、深く感動した。アメリカ独立宣言の起草にも参画し、フランスの協力も獲得した米国の建国大英雄であるが、誠実な信条、質素倹約の精神、古典への限りない愛着が分かる大変な書であると思う。政治家でありながら、自然科学への素直な知的好奇心、合理精神の枯れることのなかった姿を思うと、全天候型の知的巨人であることが分かり、我が国において例を見ないような存在であった(そして今も・・・)ことを認識した。現在『フランクリンの手紙』を購入し、米国のamazonでこの古書を買い付け、届くのを待っている。
まごまごすれば250年程度昔の書であるが、今読んでも新しい。古典は素晴らしいと思う。フランクリンはこの書中で、プルタークの『英雄伝』などを読むべき書として挙げているが、(既に買ってあるので)これにも挑戦したいと思っている。
小冊なので、片手間で一両日程度で読めたが、深く感動した。アメリカ独立宣言の起草にも参画し、フランスの協力も獲得した米国の建国大英雄であるが、誠実な信条、質素倹約の精神、古典への限りない愛着が分かる大変な書であると思う。政治家でありながら、自然科学への素直な知的好奇心、合理精神の枯れることのなかった姿を思うと、全天候型の知的巨人であることが分かり、我が国において例を見ないような存在であった(そして今も・・・)ことを認識した。現在『フランクリンの手紙』を購入し、米国のamazonでこの古書を買い付け、届くのを待っている。
まごまごすれば250年程度昔の書であるが、今読んでも新しい。古典は素晴らしいと思う。フランクリンはこの書中で、プルタークの『英雄伝』などを読むべき書として挙げているが、(既に買ってあるので)これにも挑戦したいと思っている。
2016年2月20日に日本でレビュー済み
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「もしもすきなようにしてよいと言われたならば、私は今までの生涯を初めから繰り返すことに少しも異存はない。」
数ページめくって出会うこの言葉から「なんてかっこいい」とついにやけてしまいました。
「Time is money 」という言葉で有名なフランクリンですが、10歳で社会に出て、印刷業に携わり、将来的には外交官・政治家・実業家・哲学者、また経済学者としてマルチに才能を発揮した人物です。
また、外交官としてアメリカ建国に大きな貢献をし、アメリカ建国の父の一人となっています。
そんなマルチな成功を収めたフランクリンですが、その成功の根底にあるのは「勤勉と節制」にあるように私は思いました。
10代の頃から古典を用いて自主学習に励みました。そして、成人し仕事に忙殺されるようになってからも週末は勉強のために時間を設けるという風に自己研鑽に対するその姿勢は変わりません。ちなみに、27歳の頃にはフランス語・イタリア語・スペイン語も習得しています。
そんな勤勉さから身につけた対人折衝能力、そして知識人になったが故に縁にも恵まれ数々の実績を残していきます。
「自己よりも公の利益を追求することの大切さ」
「対人折衝時の姿勢」
「自己管理の仕方」
のように、彼の生き方から自分の人生のヒントとなる事柄を多く学ぶことができました。
読むのには少し骨が折れましたが、また読み返したいです。
数ページめくって出会うこの言葉から「なんてかっこいい」とついにやけてしまいました。
「Time is money 」という言葉で有名なフランクリンですが、10歳で社会に出て、印刷業に携わり、将来的には外交官・政治家・実業家・哲学者、また経済学者としてマルチに才能を発揮した人物です。
また、外交官としてアメリカ建国に大きな貢献をし、アメリカ建国の父の一人となっています。
そんなマルチな成功を収めたフランクリンですが、その成功の根底にあるのは「勤勉と節制」にあるように私は思いました。
10代の頃から古典を用いて自主学習に励みました。そして、成人し仕事に忙殺されるようになってからも週末は勉強のために時間を設けるという風に自己研鑽に対するその姿勢は変わりません。ちなみに、27歳の頃にはフランス語・イタリア語・スペイン語も習得しています。
そんな勤勉さから身につけた対人折衝能力、そして知識人になったが故に縁にも恵まれ数々の実績を残していきます。
「自己よりも公の利益を追求することの大切さ」
「対人折衝時の姿勢」
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のように、彼の生き方から自分の人生のヒントとなる事柄を多く学ぶことができました。
読むのには少し骨が折れましたが、また読み返したいです。
ベスト1000レビュアー
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小さい頃から苦労したり努力したこと、自身が奉仕する国(当時は植民州)の為の公共心を提供する事、節制を常として生きる姿勢等、自伝にぴったりの性格をしている。
当時のアメリカの様子なども伝わってくるまずまず面白い本。アメリカ人のメンタリティーを体現しているというのはよく分かったが、現代のアメリカ人はここまで禁欲的で努力をおしまないのかと、フランクリンは結構極端な人間だろうなとも感じた。
当時のアメリカの様子なども伝わってくるまずまず面白い本。アメリカ人のメンタリティーを体現しているというのはよく分かったが、現代のアメリカ人はここまで禁欲的で努力をおしまないのかと、フランクリンは結構極端な人間だろうなとも感じた。
2014年2月1日に日本でレビュー済み
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フランクリンの生涯を以前から興味を持ち読んでみたいと思っていたが
なかなかチャンスがなく、年末を利用して読破した。
目からウロコの人生訓が満載。
これから社会人になる学生や若手社会人はぜひ読んで欲しい一冊。
なかなかチャンスがなく、年末を利用して読破した。
目からウロコの人生訓が満載。
これから社会人になる学生や若手社会人はぜひ読んで欲しい一冊。