ガン治療の話というと医療漫画あるあるですし実際フラジャイルでも何度も挙がった話ですが、今回の話は特に練られていて読者を飽きさせません.
ざっくり挙げればガン治療を軸に,ノーベル賞をとられた本庶先生の話,伏線立て,伏線回収,似非科学,家族
愛など(それ以外にもいくつかのエッセンスがあります)の要素が有機的に1つの話にまとめられており刺激的です.
ちょくちょく入ってくるおまけ漫画もいつもながら楽しいです.
本庶先生は「将来的にガンは制御できるようになる」と仰っていたかと記憶していますが,本巻を読みながらそれを思い出すと「制御できるようになる」ということばの裏に積もる数多の想いと現実があることを認識させてくれますね.
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