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フェミニズム (思考のフロンティア) (日本語) ペーパーバック – 2000/10/20

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商品の説明

商品説明

 「思考のフロンティア」シリーズの中の1冊。手軽に読める大きさで専門的な事柄をかなりわかりやすく解説しているシリーズである。巻末に基本文献案内がついているのも便利だ。

   フェミニズムは、女性の権利獲得を目指して社会に働きかけていく運動の歴史を持つ一方で、その運動を支える理論の発展もまた、めざましいものがあった。フェミニズムはジェンダー研究、セクシュアリティー研究、カルチュラル・スタディーズなどのさまざまな研究分野を刺激しながら、女性学というひとつの学問領域を形成するにいたっている。本書は、フェミニズムとはどんな学問なのか、何が議論されているのか、などが要領よくまとめられてある格好の入門書である。

   また、すでにある程度の知識がある人にとっても、多様な派の主張が複雑に入り組んでいるフェミニズムの現状を俯瞰(ふかん)するためにはうってつけの書だといえる。著者はフェミニズムにかかわって第一線で活躍している竹村和子。彼女自身の主張が聞けるのも興味深いところである。

   本書の特徴は、フェミニズムの核心部分にいっきに踏み込み、自分の頭で考える機会を得られるところにある。フェミニズムの歴史的変遷を時間軸に沿って解説するスタイルをとりながら、多様な運動や理論がなぜ発生したのか、それぞれの理論のどんなところが、どういうふうに問題で次の理論が出てきたのか、といったことをひとつひとつ一緒に考えながら読み進められるように配慮されている。

   また近年続々と邦訳が刊行されているジュディス・バトラー、イヴ・K.セジウィックなど、最先端のフェミニズムの論客の議論を簡潔にまとめてくれているのもありがたい。入門者にはもちろんのこと、フェミニズムに詳しい人にとっても価値ある1冊。(木村朗子)

内容(「BOOK」データベースより)

性による不平等の是正は、フェミニズムにとっての喫緊の要件である。だが、性差のカテゴリーを前提とした議論は、逆に男女の非対称性を強化し、様々な反動を生み出している。性差のカテゴリー自体の虚構性と、その二項を自明として稼動する現代社会にひそむイデオロギーを暴露することから、フェミニズムの新たな可能性を考える。

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2019年1月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年5月3日に日本でレビュー済み
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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