ニュースは捏造や偏向報道を普通にするので、鵜呑みにせずに最後は自分の頭で考えようという内容。
子供向けに書かれた本で全ての漢字に振り仮名が振ってある丁寧な作りです。
内容は大人でも楽しめるので、安心してください。
ニュースをそのまま信じてしまう人が多いから、コロナで必要以上に不安がったり、スーパーから物が無くなったり、事件と関係ない人が誹謗中傷を受けたりするんでしょうね。
個人的な意見ですが、人間は同じ事を繰り返す生き物なので、全国民のメディアリテラシーが高まる事は未来永劫ないと思ってます。
基本はなんでも鵜呑みにするバカが多数派なんだと思って行動するようにすれば問題ないです。
それを逆手にとって儲けてるのが金持ちですからね。
最近はニュースをあまり見てないんですが、全く生活に困らないので毎日見る必要もないと感じてます。
フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ: 増補新版世界を信じるためのメソッド (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2019/12/10
森 達也
(著)
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本の長さ192ページ
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言語日本語
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出版社ミツイパブリッシング
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発売日2019/12/10
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ISBN-10490736413X
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ISBN-13978-4907364137
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
カメラで何かを撮る行為は、何かを隠す行為と同じ。「隠されているもの」を想像しながらニュースを読むことこそが、メディア・リテラシーを身につける最短ルートだ。「FAKE」「i‐新聞記者ドキュメント」の森達也がメディアのからくりを解き明かす!嘘を見破る力を育てる本。
著者について
1956年広島県生まれ。映画監督・作家・明治大学特任教授。98年、オウム真理教のドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』が山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞。著書に『放送禁止歌』『死刑』『いのちの食べかた』『FAKEな平成史』『ニュースの深き欲望』他多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森/達也
1956年、広島県生まれ。映画監督・作家・明治大学特任教授。98年、オウム真理教のドキュメンタリー映画「A」を公開。2001年、続編「A2」が山形国際ドキュメンタリー映画祭で審査員特別賞、市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1956年、広島県生まれ。映画監督・作家・明治大学特任教授。98年、オウム真理教のドキュメンタリー映画「A」を公開。2001年、続編「A2」が山形国際ドキュメンタリー映画祭で審査員特別賞、市民賞を受賞。11年に『A3』が講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ミツイパブリッシング; 増補新版 (2019/12/10)
- 発売日 : 2019/12/10
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 490736413X
- ISBN-13 : 978-4907364137
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 24,234位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 24位メディアと社会
- - 40位ジャーナリズム (本)
- - 220位IT
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2021年3月23日に日本でレビュー済み
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役に立った
2020年2月22日に日本でレビュー済み
気鋭のドキュメンタリー監督、というイメージの森達也さんが中学生向けに執筆してくださったとあったので気になって買いました。
買ってよかったです。勉強になりました。メディアのカラクリ、面白かったです。
Amazonで購入
中学生の息子にと思って買ったのですが、本が届いてパラパラめくっていたら内容が面白くて、私が先に一気に読み終えてしまいました。
気鋭のドキュメンタリー監督、というイメージの森達也さんが中学生向けに執筆してくださったとあったので気になって買いました。
買ってよかったです。勉強になりました。メディアのカラクリ、面白かったです。
気鋭のドキュメンタリー監督、というイメージの森達也さんが中学生向けに執筆してくださったとあったので気になって買いました。
買ってよかったです。勉強になりました。メディアのカラクリ、面白かったです。

5つ星のうち5.0
複雑で多面的な世の中
ユーザー名: Amazon カスタマー、日付: 2020年2月22日
中学生の息子にと思って買ったのですが、本が届いてパラパラめくっていたら内容が面白くて、私が先に一気に読み終えてしまいました。ユーザー名: Amazon カスタマー、日付: 2020年2月22日
気鋭のドキュメンタリー監督、というイメージの森達也さんが中学生向けに執筆してくださったとあったので気になって買いました。
買ってよかったです。勉強になりました。メディアのカラクリ、面白かったです。
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2019年12月29日に日本でレビュー済み
「よりみちパン!セ」シリーズから出ていた『世界を信じるためのメソッド』の増補改訂版です。こちらもいい本ですが、発売されたのが10年以上前の2006年。今回新たに現代的なトピックを大幅加筆されたものが再出版されたということで読んでみました。旧版との比較でレビューします。(旧版のレビューもぜひ参考にされてください)
まず旧版である「よりみちパン!セ」の特徴ですが、これはほぼそのままの形で引き継がれています(大きな違いは2色刷りでなくなったこととイラストが差し替えられたこと)。文字はかなり大きめで、ほとんどすべての漢字に読み仮名が振られています。文体は平易な口語体で、聡明な小学生ならなんとか読めてしまうかもしれません。中学生以上対象ということで、私はずっと中学生向けのシリーズだと勘違いしていたのですが、あくまでも中学生「以上」が対象。サクサク読めるとはいえ、大人でも十分読み応えある内容です(というより大人にこそ読んでほしい!)。むしろ、中学生までの人生経験ではピンとこない部分も多いのではないでしょうか。
新たに付け加えられた第5章では、作曲家の佐村河内さんのゴーストライター騒動から、トランプ政権の誕生、日本の「報道の自由度ランキング」順位の急落、SNSが持つ影響力や、気候変動ストライキのグレタ・トゥーンベリさんについてと、かなり最近の話題まで取り上げています。加筆部分は40ページほど。章のタイトルを「フェイクニュースに強くなるために」とし、より現代的な問題にまで踏み込む内容になっています。また新章以外の章でも、細かい部分がさりげなく現代的なトピックに置き換えられていたりして、全体的にまったく違和感なく読めました。
この本の主題はメディア・リテラシー。つまりメディア(新聞・テレビ・インターネットなど、情報を伝える手段)を主体的に読み解くことがいかに大切かというのがテーマです(リテラシーは本来「識字」つまり文字を読む能力という意味ですが、なぜテレビやラジオなど文字を読む必要がないメディアにもリテラシーという言葉を適用するのか?その答えも興味深いのでぜひ本文の中で確かめてみてください)。このテーマは時代を経て陳腐化するどころか、むしろ現代においてますます重要性が増しているように思えます。
なぜメディアを主体的に読み解くことがそんなに大切なのか?
それはメディアが時々間違えるから。それも、時に意図的に。
世界を広く知ることは人間の根源的な欲求であり、さらには生きるために必要不可欠なことでもありますが、私たちは空間的にも時間的にもすべての情報を自分の目で確かめることはできません。従って私たちはほとんどの情報をメディアを通じて知ることになります。そのメディアがもし間違っていたとしたら?それによって人は間違った認識を持ったり、間違った行動を取る結果になってしまいます。罪のない人を迫害したり、最悪の場合戦争に加担してしまったり…。
もともとテレビ畑の出身である著者の森達也さんは、オウム真理教による地下鉄サリン事件の番組作りにたずさわる中で、制作方針をめぐって会社の上層部と衝突し、会社をクビになった過去があります。「オウム真理教信者を絶対的悪として描け」という上からの命令に納得できず、実際にはそうでない彼らをそのまま見せることを主張したためです。そんな森さんだからこそ、(特にテレビという)メディアのカラクリをよくわかっていると言えます。
人は分かりやすさを求める。メディアはそれに応えて事実を単純化する。あるいは視聴者や読者の情緒に訴えるやり方でそれを伝える。なぜなら、視聴率や発行部数が上がらなければ彼らは食べていけないから。メディアのあり方は、私たちのあり方をそのまま反映していると言えます。しかし、世界はもっと複雑で豊かで多様性があり、そう簡単に白黒つけることはできないものです。
フェイクニュース、ポスト・トゥルースなどという言葉が頻繁に飛び交うようになった昨今、私たちは今まで以上にメディアの伝える情報を批判的に、主体的に読み解く能力が求められるでしょう。権力によるメディアへの圧力や統制が強まる中ではなおのことです。そのために私たちはどうあるべきかをこの本では伝えようとしています。
「カメラで何かを撮る行為は、何かを隠す行為と同じ。『隠されているもの』を想像しながらニュースを読むことこそが、メディア・リテラシーを身につける最短のルートだ」(帯文より)
覚えておくことは一つだけ。すべての情報には必ず誰かの視点が入っているということ。誰かが向けたカメラのフレームの外側にも世界は広がっているということ。
最後に、これは個人的な感想ですが、森さんの書く文章には、いつも底に優しさが流れているように感じます。そして、丁寧に紡がれた言葉にはとても説得力があります。最終章でのまとめの言葉には感動さえ覚えました。
森さんの映画監督としての最新作『iー新聞記者ドキュメント』が大ヒット中です。奇しくも同じタイミングで発売されることになったこの本は、映画で感じたことを深く認識として落とし込むために最適だと思います。“i”とは「私」。一人称単数の主語で語ることの大切さを森さんは常に訴えています。
まず旧版である「よりみちパン!セ」の特徴ですが、これはほぼそのままの形で引き継がれています(大きな違いは2色刷りでなくなったこととイラストが差し替えられたこと)。文字はかなり大きめで、ほとんどすべての漢字に読み仮名が振られています。文体は平易な口語体で、聡明な小学生ならなんとか読めてしまうかもしれません。中学生以上対象ということで、私はずっと中学生向けのシリーズだと勘違いしていたのですが、あくまでも中学生「以上」が対象。サクサク読めるとはいえ、大人でも十分読み応えある内容です(というより大人にこそ読んでほしい!)。むしろ、中学生までの人生経験ではピンとこない部分も多いのではないでしょうか。
新たに付け加えられた第5章では、作曲家の佐村河内さんのゴーストライター騒動から、トランプ政権の誕生、日本の「報道の自由度ランキング」順位の急落、SNSが持つ影響力や、気候変動ストライキのグレタ・トゥーンベリさんについてと、かなり最近の話題まで取り上げています。加筆部分は40ページほど。章のタイトルを「フェイクニュースに強くなるために」とし、より現代的な問題にまで踏み込む内容になっています。また新章以外の章でも、細かい部分がさりげなく現代的なトピックに置き換えられていたりして、全体的にまったく違和感なく読めました。
この本の主題はメディア・リテラシー。つまりメディア(新聞・テレビ・インターネットなど、情報を伝える手段)を主体的に読み解くことがいかに大切かというのがテーマです(リテラシーは本来「識字」つまり文字を読む能力という意味ですが、なぜテレビやラジオなど文字を読む必要がないメディアにもリテラシーという言葉を適用するのか?その答えも興味深いのでぜひ本文の中で確かめてみてください)。このテーマは時代を経て陳腐化するどころか、むしろ現代においてますます重要性が増しているように思えます。
なぜメディアを主体的に読み解くことがそんなに大切なのか?
それはメディアが時々間違えるから。それも、時に意図的に。
世界を広く知ることは人間の根源的な欲求であり、さらには生きるために必要不可欠なことでもありますが、私たちは空間的にも時間的にもすべての情報を自分の目で確かめることはできません。従って私たちはほとんどの情報をメディアを通じて知ることになります。そのメディアがもし間違っていたとしたら?それによって人は間違った認識を持ったり、間違った行動を取る結果になってしまいます。罪のない人を迫害したり、最悪の場合戦争に加担してしまったり…。
もともとテレビ畑の出身である著者の森達也さんは、オウム真理教による地下鉄サリン事件の番組作りにたずさわる中で、制作方針をめぐって会社の上層部と衝突し、会社をクビになった過去があります。「オウム真理教信者を絶対的悪として描け」という上からの命令に納得できず、実際にはそうでない彼らをそのまま見せることを主張したためです。そんな森さんだからこそ、(特にテレビという)メディアのカラクリをよくわかっていると言えます。
人は分かりやすさを求める。メディアはそれに応えて事実を単純化する。あるいは視聴者や読者の情緒に訴えるやり方でそれを伝える。なぜなら、視聴率や発行部数が上がらなければ彼らは食べていけないから。メディアのあり方は、私たちのあり方をそのまま反映していると言えます。しかし、世界はもっと複雑で豊かで多様性があり、そう簡単に白黒つけることはできないものです。
フェイクニュース、ポスト・トゥルースなどという言葉が頻繁に飛び交うようになった昨今、私たちは今まで以上にメディアの伝える情報を批判的に、主体的に読み解く能力が求められるでしょう。権力によるメディアへの圧力や統制が強まる中ではなおのことです。そのために私たちはどうあるべきかをこの本では伝えようとしています。
「カメラで何かを撮る行為は、何かを隠す行為と同じ。『隠されているもの』を想像しながらニュースを読むことこそが、メディア・リテラシーを身につける最短のルートだ」(帯文より)
覚えておくことは一つだけ。すべての情報には必ず誰かの視点が入っているということ。誰かが向けたカメラのフレームの外側にも世界は広がっているということ。
最後に、これは個人的な感想ですが、森さんの書く文章には、いつも底に優しさが流れているように感じます。そして、丁寧に紡がれた言葉にはとても説得力があります。最終章でのまとめの言葉には感動さえ覚えました。
森さんの映画監督としての最新作『iー新聞記者ドキュメント』が大ヒット中です。奇しくも同じタイミングで発売されることになったこの本は、映画で感じたことを深く認識として落とし込むために最適だと思います。“i”とは「私」。一人称単数の主語で語ることの大切さを森さんは常に訴えています。
2020年12月26日に日本でレビュー済み
言ってることは素晴らしいし考えさせられる内容だけど、その著者自身のバイアスがひどく感じます。
これは非常にまずい。
一例:真実かフェイクか確定していない報道を挙げて「フェイクニュースが世の中に悪い影響を与えた例」として提示しています。こういう書き方によって、読者は無意識に「あれはフェイクニュースなんだな」と洗脳されます。
洗脳とは恐ろしいもので、「あなたは洗脳されていたんだよ」と洗脳を解かれたと思った瞬間に、実は洗脳にかかっていたりします。
著者は、フェイクに騙されることの害を説く割には安易にフェイクに騙され、それを無自覚に拡散しています(ように、僕には思えます)。
少なくとも、こういう本を書くからには、徹底的に独断的な書き方は避けなければいけない。
著者はそれが出来ていない。
「真実は人の数だけある。でも事実は一つだけだ」
この言葉に著者のリテラシーのレベルが現れています。
人の世には真実も事実も人の数だけあります。
事実は一つだけだ、っていう簡単な結論に飛びついた時、人は騙される。
「簡単な事実」をばらまき続けるメディアにいたんだから著者自身が分かるはずなのに。
著者自身のリテラシーが低い(と僕には思えてならない)ことを除けば、いい内容も多いと思うし、読む価値がある本だと思います。だからなおのこと惜しい。
読むことはおすすめしますが、読むときには、作者のいう通り、よく考えてほしい。
そして作者自身のことも疑いながら読んで欲しいと思います。
これは非常にまずい。
一例:真実かフェイクか確定していない報道を挙げて「フェイクニュースが世の中に悪い影響を与えた例」として提示しています。こういう書き方によって、読者は無意識に「あれはフェイクニュースなんだな」と洗脳されます。
洗脳とは恐ろしいもので、「あなたは洗脳されていたんだよ」と洗脳を解かれたと思った瞬間に、実は洗脳にかかっていたりします。
著者は、フェイクに騙されることの害を説く割には安易にフェイクに騙され、それを無自覚に拡散しています(ように、僕には思えます)。
少なくとも、こういう本を書くからには、徹底的に独断的な書き方は避けなければいけない。
著者はそれが出来ていない。
「真実は人の数だけある。でも事実は一つだけだ」
この言葉に著者のリテラシーのレベルが現れています。
人の世には真実も事実も人の数だけあります。
事実は一つだけだ、っていう簡単な結論に飛びついた時、人は騙される。
「簡単な事実」をばらまき続けるメディアにいたんだから著者自身が分かるはずなのに。
著者自身のリテラシーが低い(と僕には思えてならない)ことを除けば、いい内容も多いと思うし、読む価値がある本だと思います。だからなおのこと惜しい。
読むことはおすすめしますが、読むときには、作者のいう通り、よく考えてほしい。
そして作者自身のことも疑いながら読んで欲しいと思います。
2020年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『世界を信じるためのメソッド』という筆者が以前書かれた本に加筆・修正を加えたものが本作です。高校受験・大学受験でもよくこちらが出典として使われています。
1995年の地下鉄サリン事件の取材のためにオウム真理教を取材した筆者は、事件の凶悪性と信者の真面目で素朴な青年の素顔のギャップに驚き、それを報道として伝えたいと上司に掛け合いますが、「もっと『中立に』、信者たちの残虐性を伝えるようにしろ!」と、事実上のクビを宣告されます。
そこから筆者のメディアのあり方に対する疑問が湧き上がり、それをまとめたのがこちらの本です。中学歳にも読みやすいように、非常に優しい文章で、丁寧に書かれています。
私たちが、「公平」で「誠実」で「中立」と思い込んでいるメディアが、決してそうではないことを筆者の経験を通して伝えてくれ、メディアとの正しい付き合い方、真のメディア・リテラシーというものを伝えてくれています。
インターネットで取捨選択した自分好みの情報だけを受け取る今の私たちにとって、大切なことを教えてくれているような気がします。最近のトランプ大統領の言動などのエピソードも追加されています。…そりゃ入試の題材にも選ばれるわな。
1995年の地下鉄サリン事件の取材のためにオウム真理教を取材した筆者は、事件の凶悪性と信者の真面目で素朴な青年の素顔のギャップに驚き、それを報道として伝えたいと上司に掛け合いますが、「もっと『中立に』、信者たちの残虐性を伝えるようにしろ!」と、事実上のクビを宣告されます。
そこから筆者のメディアのあり方に対する疑問が湧き上がり、それをまとめたのがこちらの本です。中学歳にも読みやすいように、非常に優しい文章で、丁寧に書かれています。
私たちが、「公平」で「誠実」で「中立」と思い込んでいるメディアが、決してそうではないことを筆者の経験を通して伝えてくれ、メディアとの正しい付き合い方、真のメディア・リテラシーというものを伝えてくれています。
インターネットで取捨選択した自分好みの情報だけを受け取る今の私たちにとって、大切なことを教えてくれているような気がします。最近のトランプ大統領の言動などのエピソードも追加されています。…そりゃ入試の題材にも選ばれるわな。