ビデオを研究や教育で使われるケースが増えてきました。本書は、文化人類学と社会学の現場でビデオがどのように使われているかを説明することをとおして、実践的なビデオ撮影・ビデオ利用入門書となることを意図しています。 ビデオを利用する目的から撮影許可証の作成、肖像権利用の許可証の作成から実際のビデオ作品の製作・分析、ビデオ差杖の技術までわかりやすく解説しています。
南出 和余(みなみで かずよ) 担当:第1,2,4,5章 1975年生まれ、総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。 桃山学院大学国際教養学部講師。 専門は文化人類学。バングラデシュ農村社会の子どもたちの教育経験やライフコースを追う。そのなかで研究手法としての映像を活用し、民族誌映画を作る。代表作に『Circumcision in Transition(割礼の変容)』(2006年、36分)、『A Life Suspended(シムルの夢と葛藤)』(2013年、37分)など。大学における映像教育にも従事している。 秋谷 直矩(あきや なおのり) 担当:第1,2,3章 1982年生まれ、埼玉大学大学院理工学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。 京都大学物質−細胞統合システム拠点科学コミュニケーショングループ特定研究員。 専門は社会学、特にエスノメソドロジー・会話分析。様々なワークプレイスにおける社会的相互行為を研究している。近年の著作として、「デザインとエスノメソドロジー:領域横断的実践のこれまでとこれから」(2011年、『認知科学』所収)など。ビデオカメラを用いた社会調査法についてのセミナー講師も務める。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
南出/和余
1975年生まれ、総合研究大学院大学文化科学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。桃山学院大学国際教養学部講師。専門は文化人類学。バングラデシュ農村社会の子どもたちの教育経験やライフコースを追う。そのなかで研究手法としての映像を活用し、民族誌映画を作る。大学における映像教育にも従事している
秋谷/直矩
1982年生まれ、埼玉大学大学院理工学研究科博士後期課程修了、博士(学術)。京都大学物質‐細胞統合システム拠点科学コミュニケーショングループ特定研究員。専門は社会学、特にエスノメソドロジー・会話分析。様々なワークプレイスにおける社会的相互行為を研究している。ビデオカメラを用いた社会調査法についてのセミナー講師も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)