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[伊坂 幸太郎]のフィッシュストーリー
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フィッシュストーリー Kindle版

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商品の説明

内容紹介

売れないロックバンドが、最後のレコーディングで叫んだ音にならない声が、時空を越えて奇蹟を起こす。伊坂幸太郎の真骨頂とも言える多重の企みに満ちた表題作他、読者人気の特に高い“あの人”が、今度は主役に! デビュー第一短編から最新書き下ろし中編まで、変幻自在の筆致で編んだ伊坂流ホラ話の饗宴。

内容(「BOOK」データベースより)

最後のレコーディングに臨んだ、売れないロックバンド。「いい曲なんだよ。届けよ、誰かに」テープに記録された言葉は、未来に届いて世界を救う。時空をまたいでリンクした出来事が、胸のすくエンディングへと一閃に向かう瞠目の表題作ほか、伊坂ワールドの人気者・黒澤が大活躍の「サクリファイス」「ポテチ」など、変幻自在の筆致で繰り出される中篇四連打。爽快感溢れる作品集。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 361 KB
  • 紙の本の長さ: 258 ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/1/30)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B0099FKZWK
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6 77件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 単行本
収録作の「ポテチ」映画版を見ました。
本自体はずっと前に読んでいたのですが、
映画がかなり良かったのでせっかくだからレビューします。

これといって取り柄なく不思議な感じのある空き巣・今村、
今村がひょんなことから出会い一緒に暮らす女性・大西、
さらに寡黙で腕の立つ空き巣の兄貴役・黒澤の3人が、
地元のプロ野球チームに所属し、現在は補欠に甘んじるも、
かつて高校野球のスターだった尾崎をめぐる数奇な運命に向き合います。

映画、いいんです。
小説と違って今村と黒澤が2人で話すシーンから始まります。
ここは小説では描写が割愛されているのですが読んだ方には想像できるかと。
キャスティングは濱田さん=今村はピッタリ(←デジャヴはありますけどね 笑)、
大森さん=黒澤は何か微妙、木村さん=大西(若葉)はどハマりでした。
あと「親分」とエンドロール後の場面は賛否あるかなあ……。

で、映画泣けます。
「ゴールデンスランバー」以降映画化を慎んできた伊坂さんがGOを出したのは、
伊坂さんの住む東北を襲った東日本大震災の影響もあったと言われていますが、
僕には少なくとも、生きることを勇気づけられるという
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形式: 単行本
変わらず軽妙な伊坂節が展開されています。単にフィクション(小説)と読んでも面白いですが、

モノの考え方(発想)訓練として味わうのも、また伊坂作品の楽しみ方のひとつです。

・マンション建設に反対するためにプラカードを掲げているのか、それとも?

・風習、言い伝えは「なにか」を隠すための方法だったのでは?

本作品では表題作「フィッシュストーリー」がやはり心地よい。

例えば、今こうして書いているレビューを誰かがを目にして、伊坂幸太郎なんてまったく知らない人が興味を持ったとする。本屋に足を運んだが、店頭には一冊しか在庫がない。同時に手を伸ばす人が隣にいた。それは異性。これをきっかけに二人は恋に落ち、結婚、子どもを授かる。そして、何10年か後、飛行機に乗っている時、「あれ」に出くわす。

その時、ひとこと言ってもらいたいな。

「礼なら、アマゾンのレビューに」と。
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形式: 単行本
伊坂幸太郎13冊目の本書は、デビュー直後に書いた短編から、今回書き下ろした中編まで、四つの物語からなる作品集である。

「動物園のエンジン」―デビュー長編『オーデュボンの祈り』のような不思議な雰囲気のある短編。

「サクリファイス」―あの黒澤がスピンオフで、この中編では主人公として登場する。ある寒村で昔から伝わる“こもり様”の風習を、伝奇ミステリー風の道具にして、“本格パズラー”っぽい物語に仕上げている。

「フィッシュストーリー」―表題作。私は本書でこの短編が一番好きだ。ふとした偶然(!?)が、40数年を隔てたところで意外な影響を及ぼす物語なんて、いかにも伊坂幸太郎らしい。

「ポテチ」―本書のための書き下ろし中編。黒澤が今度は脇役で登場する。書下ろしらしく、随所に仕掛けられた伏線を、ラストでいかにも“伊坂ワールド”らしく収斂させる手腕はさすが。

今回収録の作品はいずれも独立した話で、書かれた時期も、テイストもまちまちなので、一冊を通して楽しむということはできなかったが、それでも、とりわけ後半の2作品は、ファンとしてじゅうぶん“伊坂幸太郎の世界”を堪能することができた。
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形式: 単行本
どれも作者らしい発想のストーリーだと思った。特に表題作の「フィッシュ

ストーリー」の構成はすばらしい。二十数年前、現在、三十数年前、十年後の

4つの物語を組み立てたりつなぎ合わせたりするのは、読み手自身なのだ。

どうつながっていくのかを考えながら、そしてその裏に隠されたできごとを

想像しながら読むのは楽しかった。

最後に収められている「ポテチ」もよかった。飄々とした今村のキャラは最高。

ピタゴラスの定理には笑ってしまった。今村の心の中にある悲哀に気づかされた

ときはちょっとほろっときたが。

この本の中、あちこちに出てくる今までの伊坂作品に登場した人物を見つけるのも

楽しかった。(ただし、全ては無理だった・・・汗)1冊でいろいろ、何度でも

楽しめる♪そんな作品だった。
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