読んでいて「ハッピーマニア」を思い出した。頭の悪いるビッチが男に翻弄されて痛い目にあう、というのは共通している。が、シゲタは許せるが志乃にはウンザリする。
何が違うのかな?と読み比べてわかった、シゲタは自分から行動するが志乃は受け身なんだ。それで「そんなつもりじゃなかったのに……」「アタシも頑張ってるのに……」とやるのでウンザリする。同じ馬鹿でもガンガン動いて失敗したら「次だー!」って元気なほうが見ていて気持ちいい。
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ピースオブケイク(1) (FEEL COMICS) Kindle版
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言語日本語
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出版社祥伝社
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発売日2004/5/1
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ファイルサイズ104539 KB
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登録情報
- ASIN : B00DR6PZN6
- 出版社 : 祥伝社 (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 104539 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 226ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 529位メディアミックスマンガ
- カスタマーレビュー:
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2020年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の方のツボに入るかはわかりません。でも私は続きが読みたいと心から思ったことは確かです。
2004年7月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ジョージ朝倉という人は、勢いというものを感じさせる作品が多いのですが、この作品に関しては今までになくしっとりとした「大人の雰囲気」を感じます。
20代、恋をいくつも経験して、どこか恋愛に対して「慣れ」というものを感じるようになった主人公が、初めてじぶんを見失うような恋をする。
恥も外聞もなく自分の気持ちをぶつけながらも、どこか自分を守っているように見えるその姿は、現代の女性の姿を素直に写し取っているかもしれません。もしかしたら作者の体験談なのでは?と思わせるくらいリアルを感じるのです。
ただ、作者の個性でもある勢いというものを感じたい人には、不向きかもしれません。作中に出てくるいろんなサブキャラにも面白い人たちは出てくるのですが、どれも「ありえる範囲」を越えていないので…。
20代、恋をいくつも経験して、どこか恋愛に対して「慣れ」というものを感じるようになった主人公が、初めてじぶんを見失うような恋をする。
恥も外聞もなく自分の気持ちをぶつけながらも、どこか自分を守っているように見えるその姿は、現代の女性の姿を素直に写し取っているかもしれません。もしかしたら作者の体験談なのでは?と思わせるくらいリアルを感じるのです。
ただ、作者の個性でもある勢いというものを感じたい人には、不向きかもしれません。作中に出てくるいろんなサブキャラにも面白い人たちは出てくるのですが、どれも「ありえる範囲」を越えていないので…。
2005年5月29日に日本でレビュー済み
主人公の志乃は、バイト先の店長に恋しているが、彼には同棲している恋人がいる。
志乃と店長は、バイト帰りに一緒に歩く。特別なことはないもないけれど、好きな人と一緒に歩くだけで幸せな気持ちになる。
思いが届かない悲しさ、もどかしさ、それでも思い続けるどうしようもなさ。
「ピースオブケイク」というタイトルは、「おちゃのこさいさい」という意味だというが、好きな人に思いが届かないのは、よくあること。
こんなのなんでもないことだよ、と強がってはみても、読んでいるこちらの胸もしめつけられるほどに息苦しい。
当たり前の生活の中にこそ「キラキラしたもの」がある、というのを、ジョージ朝倉は欲張りな私たちにそっと教えてくれる。
「ピースオブケイク」は、どこにでもいる平凡な男女の日常的な恋愛を丹念に描いているが、そこに流れる空気がとてもいとおしい。
ジョージ朝倉の初期作品は、破壊的で自虐的なギャグの中に、繊細な羞恥心と純粋さをにじませている。
ドラマチックな恋愛を描いた「恋文日和」にも名作が多いが、作者は「今がどんなにつらくても、大丈夫だよ」というメッセージを読者に送り続けている気がする。
若さゆえのやり場のないエネルギーが創作によって昇華されて、繊細な作品に結晶していく課程が追えるのも、この作者の魅力だと思う。
志乃と店長は、バイト帰りに一緒に歩く。特別なことはないもないけれど、好きな人と一緒に歩くだけで幸せな気持ちになる。
思いが届かない悲しさ、もどかしさ、それでも思い続けるどうしようもなさ。
「ピースオブケイク」というタイトルは、「おちゃのこさいさい」という意味だというが、好きな人に思いが届かないのは、よくあること。
こんなのなんでもないことだよ、と強がってはみても、読んでいるこちらの胸もしめつけられるほどに息苦しい。
当たり前の生活の中にこそ「キラキラしたもの」がある、というのを、ジョージ朝倉は欲張りな私たちにそっと教えてくれる。
「ピースオブケイク」は、どこにでもいる平凡な男女の日常的な恋愛を丹念に描いているが、そこに流れる空気がとてもいとおしい。
ジョージ朝倉の初期作品は、破壊的で自虐的なギャグの中に、繊細な羞恥心と純粋さをにじませている。
ドラマチックな恋愛を描いた「恋文日和」にも名作が多いが、作者は「今がどんなにつらくても、大丈夫だよ」というメッセージを読者に送り続けている気がする。
若さゆえのやり場のないエネルギーが創作によって昇華されて、繊細な作品に結晶していく課程が追えるのも、この作者の魅力だと思う。
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