ツイッター文学賞で知りました。出だしがかなり強烈ないじめから始まり、韓国映画の「息もできない」みたいな話なのかと思いきや、無限に数字を吐き出し続けるサイコロのように物語が疾走し、転がり続け、クライマックスは、え、こんな話に、、、という当初から想像できないすごい展開に(「闘技場」をすこし思い出す)。
いかにも感はなく、淡々としているわけでもなく、なんですかねコレ。ひさしぶりにおもしろい小説を読みました。
あと斉藤真理子さんの訳もすごい。韓国語と日本語はわりと近いらしいけれど、まるで日本語で書かれたみたいに読める。訳者買いしようかな。
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