ビートルズ好きも、そうでなくても楽しめるエンタメ小説。
ビートルズの豆知識がたくさん出てきたのも良かったけど、男子っておバカだなーって思いながらクスっとしたりホロっとしたり、微笑ましく読んだ。
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ビートルズが聴こえる 単行本(ソフトカバー) – 2018/7/12
鈴木 雄三
(著)
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ビートルズの名曲のように繰り広げられる、
冴えない男たちの4つの成長物語。
自意識過剰でコンプレックスにとらわれ、
どこかみっともない4人の若者。
唯一の共通点は、
今風の若者でありながらビートルズ好きなことだった。
そんな彼らの青春は、現代の東京を舞台に、
まるでビートルズの曲のように展開していく…。
バカバカしくも切ない4つの物語は、
ポール・マッカートニーの東京ドーム公演で交錯し、
やがて感動のクライマックスを迎える。
人生いろいろあるけど、
重要なのは「愛と平和とロックンロール! 」
これさえあればわりとなんとかなるはず!
「ア・ハード・デイズ・ナイト」
「ヘルプ! 」
「ゲット・バック」
「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(愛こそはすべて)」
ビートルズの名曲にのせて贈る、
新感覚青春エンタメオムニバス!
冴えない男たちの4つの成長物語。
自意識過剰でコンプレックスにとらわれ、
どこかみっともない4人の若者。
唯一の共通点は、
今風の若者でありながらビートルズ好きなことだった。
そんな彼らの青春は、現代の東京を舞台に、
まるでビートルズの曲のように展開していく…。
バカバカしくも切ない4つの物語は、
ポール・マッカートニーの東京ドーム公演で交錯し、
やがて感動のクライマックスを迎える。
人生いろいろあるけど、
重要なのは「愛と平和とロックンロール! 」
これさえあればわりとなんとかなるはず!
「ア・ハード・デイズ・ナイト」
「ヘルプ! 」
「ゲット・バック」
「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(愛こそはすべて)」
ビートルズの名曲にのせて贈る、
新感覚青春エンタメオムニバス!
- 本の長さ349ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2018/7/12
- ISBN-104344917251
- ISBN-13978-4344917255
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
青春を謳歌しきれない高校生、不幸体質のバーテンダー、崩壊の危機迫る劇団の演出家、夢も希望もないフリーター、冴えない男たちの物語はあたかもビートルズの曲のように展開していく。バカバカしくて楽しく、悲しくて切ない青春オムニバス。新感覚ロック小説!
著者について
■ 鈴木 雄三/すずき ゆうぞう
1987 年5月15 日大阪府東大阪市生まれ、兵庫県神戸市出身。
少年期より関西の某児童劇団に入り、多数の舞台作品や映像作品に出演。
高校時代から劇団外で自主的にコントライブなども企画し、脚本と演出も担当する。
高校卒業後、上京。某大学の演劇科に推薦入学するも一年で中退。
「阿部イズム」の芸名で舞台俳優として東京の小劇場界で多数の舞台に出演し、活躍。
また、自ら脚本と演出を担当するコントユニットでの活動も行う。
2010 年を最後に演劇界からは退き、その後は不定期的にライブ活動を行いつつ、
複数のペンネームを使いわけながら、構成作家業やライター業を行う。
本著にて本名で小説デビュー。
1987 年5月15 日大阪府東大阪市生まれ、兵庫県神戸市出身。
少年期より関西の某児童劇団に入り、多数の舞台作品や映像作品に出演。
高校時代から劇団外で自主的にコントライブなども企画し、脚本と演出も担当する。
高校卒業後、上京。某大学の演劇科に推薦入学するも一年で中退。
「阿部イズム」の芸名で舞台俳優として東京の小劇場界で多数の舞台に出演し、活躍。
また、自ら脚本と演出を担当するコントユニットでの活動も行う。
2010 年を最後に演劇界からは退き、その後は不定期的にライブ活動を行いつつ、
複数のペンネームを使いわけながら、構成作家業やライター業を行う。
本著にて本名で小説デビュー。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木/雄三
1987年5月15日大阪府東大阪市生まれ、兵庫県神戸市出身。少年期より関西の某児童劇団に入り、多数の舞台作品や映像作品に出演。高校時代から劇団外で自主的にコントライブなども企画し、脚本と演出も担当する。高校卒業後、上京。某大学の演劇科に推薦入学するも一年で中退。「阿部イズム」の芸名で舞台俳優として東京の小劇場界で多数の舞台に出演し、活躍。また、自ら脚本と演出を担当するコントユニットでの活動も行う。2010年を最後に演劇界からは退き、その後は不定期的にライブ活動を行いつつ、複数のペンネームを使いわけながら、構成作家業やライター業を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1987年5月15日大阪府東大阪市生まれ、兵庫県神戸市出身。少年期より関西の某児童劇団に入り、多数の舞台作品や映像作品に出演。高校時代から劇団外で自主的にコントライブなども企画し、脚本と演出も担当する。高校卒業後、上京。某大学の演劇科に推薦入学するも一年で中退。「阿部イズム」の芸名で舞台俳優として東京の小劇場界で多数の舞台に出演し、活躍。また、自ら脚本と演出を担当するコントユニットでの活動も行う。2010年を最後に演劇界からは退き、その後は不定期的にライブ活動を行いつつ、複数のペンネームを使いわけながら、構成作家業やライター業を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2018/7/12)
- 発売日 : 2018/7/12
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 349ページ
- ISBN-10 : 4344917251
- ISBN-13 : 978-4344917255
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,384,362位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 40,025位日本文学
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.6
星5つ中の3.6
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年4月22日に日本でレビュー済み
ビートルズが好きな4人の若者が主人公のオムニバスで、彼らが2017年4月のポール・マッカートニー東京ドーム公演に行くまでの話。それぞれの話はビートルズの曲名がタイトルになっていて、その曲をイメージさせるような内容となっている。
4つの話はそれぞれ独立してるけど、話を跨いで登場するキャラがいたり、ある話で出てきた伏線が他の話で回収されたりと、なんとなく繋がっていたりもする構成が面白い。ビートルズ抜きにしても普通に小説として話が面白いし、話の随所に挟まれるビートルズの歴史や豆知識もいいアクセントになっていた。
どの話もスリリングな展開だったりグッとくる部分もあり、ビートルズファンの人もビートルズを知らない人も普通にストーリーを楽しめるエンタメ小説になっていると思う。自分はマニアってほどではないけどアルバムは一通り聴いたしビートルズに関する本も読んだことがあるという程度のビートルズファンだけど、楽しめた。
この作者はこれが小説デビュー作とのことですが、テンポとリズムが非常に良いスピード感溢れる力強い文体でセンスを感じます。
下ネタとブラックユーモアが若干多めで少々クセの強い独特な文体なので好みは分かれるかもしれませんが、自分は好きです。
不満点は話の広がり方に若干強引さが感じられたことと、ビートルズ要素と話との結びつきがやや強引な部分もあったことかな。
有名作家のレビューではこんなにたくさん書きませんが、この作者はまだデビュー作の一本しか発売してないようですが非常にセンスを感じたので応援したいという意味を込めて、せっかくだから全ての話について深くネタバレしない程度に簡単に書いてみます。
1話「ア・ハード・デイズ・ナイト」
ロックに憧れているけど全然ロックになれない、ザ・思春期って感じの高校生の微笑ましい恋愛や性についての話。全体的に笑えるけど、最後はちょっと切ない。ヒロインのビートルズに詳しいピアノ女子がとにかく魅力的なんだけど、こんな女子高生はいないよなーとは思う(笑)
話のラスト、東京ドームに着いてからの盛り上がりは爽快感があった。途中出てくるレコード屋のおっさんのビートルズレコード講座みたいなシーンはマニアックすぎて、楽しめる人は楽しめるだろうけど若干長すぎ(笑)
2話「ヘルプ」
お坊っちゃまだったけど家を出てふわふわと生きてるイケメンバーテンダーが一度の過ちから怖い人にホモビデオへの出演を強要され……いろいろあって秘密結社みたいな「情報屋」がでてきたり沖縄に行って悪徳シンジケートや不良米兵と戦ったりと、はちゃめちゃなドタバタ劇。
全体的にギャグテイストで馬鹿馬鹿しくて笑えるけど、ちょっとストーリーも登場キャラも漫画的すぎるかな。他の話よりも短めにまとまっていてテンポもよくて面白いけど。途中出てくる見開き2ページ分のとんでもなく下品で馬鹿馬鹿しい長台詞がアホくさいけど秀逸。めちゃくちゃ笑った。
3話「ゲット・バック」
「面白い」とはいったい何なのかといった苦悩を抱え情熱を失いかけて擦れてしまっている、コメディ劇団を主宰する作家兼演出家の主人公(元売れっ子子役で凄く性格が悪い)が、劇団の看板女優であるヒロイン(こちらも元売れっ子子役で影のある美人)の劇団脱退を止めるためにあれこれ頑張って、「面白いこと」をする話。
ビートルズから気持ちが離れたジョン・レノンをポール・マッカートニーがバンドに引き止めようとして「ゲット・バック」を唄ったというエピソードが、そのまま話にかかっている。
二人の子役時代の回想シーンが芦田愛菜&鈴木福で再生されてしまったけど、福くんがあんなに嫌な奴だったら悲しいな(笑)
作者の経歴を見ると少年期から児童劇団に入っていて青年期も小劇場の舞台俳優だったということで、本人の経験も話に盛り込まれていたのかな? 他の話よりも力がこもっていた感があるし、リアリティもあった。話の中に私的とも思える主張が散りばめられていた感もある。
「ジョン・アンド・ヨーコ」の話への絡ませ方が少し強引な気がしたのが残念な気もするが、間違いなく4つの話のなかで一番良かったし、ラストシーン、ポールの公演の客席での主人公とヒロインのやり取りは感動的だった。
4話「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(愛こそはすべて)」
この話はネタバレなしでストーリーを書くのが非常に難しいので少しはしょるけど、最後のこの話だけ雰囲気がガラッとシリアスに変わる。話の中で明確に「死」を扱っていたり。
壮絶な生い立ちで愛を知らずに育った主人公が愛を見つけるまでの話というか、いい話だけどあからさまに泣かせに行かせすぎというか、ちょっとお涙頂戴が過ぎるかも。
子供を登場させてこういう話を書けばそりゃ泣けるだろっていうか、ずるい気がした(笑)。
作者本人の意思か編集の意思かはわからないけどオムニバスだから最後はあえてこういう話にしたんだろうが、この作者は笑える話のほうが向いてると思う。いや、この話も非常に良く出来ててクオリティは高かったけど、個人的にはそう思った。
長くなったけど以上です。
映像化したら面白そうだけどビートルズの曲の権利の問題とかで難しいのかなぁ。最後はポール・マッカートニー本人まで登場しちゃってるし(笑)
次回作も期待しています。
4つの話はそれぞれ独立してるけど、話を跨いで登場するキャラがいたり、ある話で出てきた伏線が他の話で回収されたりと、なんとなく繋がっていたりもする構成が面白い。ビートルズ抜きにしても普通に小説として話が面白いし、話の随所に挟まれるビートルズの歴史や豆知識もいいアクセントになっていた。
どの話もスリリングな展開だったりグッとくる部分もあり、ビートルズファンの人もビートルズを知らない人も普通にストーリーを楽しめるエンタメ小説になっていると思う。自分はマニアってほどではないけどアルバムは一通り聴いたしビートルズに関する本も読んだことがあるという程度のビートルズファンだけど、楽しめた。
この作者はこれが小説デビュー作とのことですが、テンポとリズムが非常に良いスピード感溢れる力強い文体でセンスを感じます。
下ネタとブラックユーモアが若干多めで少々クセの強い独特な文体なので好みは分かれるかもしれませんが、自分は好きです。
不満点は話の広がり方に若干強引さが感じられたことと、ビートルズ要素と話との結びつきがやや強引な部分もあったことかな。
有名作家のレビューではこんなにたくさん書きませんが、この作者はまだデビュー作の一本しか発売してないようですが非常にセンスを感じたので応援したいという意味を込めて、せっかくだから全ての話について深くネタバレしない程度に簡単に書いてみます。
1話「ア・ハード・デイズ・ナイト」
ロックに憧れているけど全然ロックになれない、ザ・思春期って感じの高校生の微笑ましい恋愛や性についての話。全体的に笑えるけど、最後はちょっと切ない。ヒロインのビートルズに詳しいピアノ女子がとにかく魅力的なんだけど、こんな女子高生はいないよなーとは思う(笑)
話のラスト、東京ドームに着いてからの盛り上がりは爽快感があった。途中出てくるレコード屋のおっさんのビートルズレコード講座みたいなシーンはマニアックすぎて、楽しめる人は楽しめるだろうけど若干長すぎ(笑)
2話「ヘルプ」
お坊っちゃまだったけど家を出てふわふわと生きてるイケメンバーテンダーが一度の過ちから怖い人にホモビデオへの出演を強要され……いろいろあって秘密結社みたいな「情報屋」がでてきたり沖縄に行って悪徳シンジケートや不良米兵と戦ったりと、はちゃめちゃなドタバタ劇。
全体的にギャグテイストで馬鹿馬鹿しくて笑えるけど、ちょっとストーリーも登場キャラも漫画的すぎるかな。他の話よりも短めにまとまっていてテンポもよくて面白いけど。途中出てくる見開き2ページ分のとんでもなく下品で馬鹿馬鹿しい長台詞がアホくさいけど秀逸。めちゃくちゃ笑った。
3話「ゲット・バック」
「面白い」とはいったい何なのかといった苦悩を抱え情熱を失いかけて擦れてしまっている、コメディ劇団を主宰する作家兼演出家の主人公(元売れっ子子役で凄く性格が悪い)が、劇団の看板女優であるヒロイン(こちらも元売れっ子子役で影のある美人)の劇団脱退を止めるためにあれこれ頑張って、「面白いこと」をする話。
ビートルズから気持ちが離れたジョン・レノンをポール・マッカートニーがバンドに引き止めようとして「ゲット・バック」を唄ったというエピソードが、そのまま話にかかっている。
二人の子役時代の回想シーンが芦田愛菜&鈴木福で再生されてしまったけど、福くんがあんなに嫌な奴だったら悲しいな(笑)
作者の経歴を見ると少年期から児童劇団に入っていて青年期も小劇場の舞台俳優だったということで、本人の経験も話に盛り込まれていたのかな? 他の話よりも力がこもっていた感があるし、リアリティもあった。話の中に私的とも思える主張が散りばめられていた感もある。
「ジョン・アンド・ヨーコ」の話への絡ませ方が少し強引な気がしたのが残念な気もするが、間違いなく4つの話のなかで一番良かったし、ラストシーン、ポールの公演の客席での主人公とヒロインのやり取りは感動的だった。
4話「オール・ユー・ニード・イズ・ラヴ(愛こそはすべて)」
この話はネタバレなしでストーリーを書くのが非常に難しいので少しはしょるけど、最後のこの話だけ雰囲気がガラッとシリアスに変わる。話の中で明確に「死」を扱っていたり。
壮絶な生い立ちで愛を知らずに育った主人公が愛を見つけるまでの話というか、いい話だけどあからさまに泣かせに行かせすぎというか、ちょっとお涙頂戴が過ぎるかも。
子供を登場させてこういう話を書けばそりゃ泣けるだろっていうか、ずるい気がした(笑)。
作者本人の意思か編集の意思かはわからないけどオムニバスだから最後はあえてこういう話にしたんだろうが、この作者は笑える話のほうが向いてると思う。いや、この話も非常に良く出来ててクオリティは高かったけど、個人的にはそう思った。
長くなったけど以上です。
映像化したら面白そうだけどビートルズの曲の権利の問題とかで難しいのかなぁ。最後はポール・マッカートニー本人まで登場しちゃってるし(笑)
次回作も期待しています。