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ビルマの竪琴 (偕成社文庫 (3021)) 単行本 – 1976/2

5つ星のうち 4.4 29件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

いま、あらためて読むべき1冊。平和への祈りをこめた、戦争犠牲者たちへの鎮魂の書。

戦争で命をおとした同士たちのため、水島は1人、ビルマに残った。戦死者たちをとむらうことに人生を捧げた彼の思いは、そのまま、戦争の悲惨を問う著者の思いでもあった。この1冊にこめられた平和への祈りは、いまなお現代人の心を動かすだろう。

--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

昭和20年、ビルマの戦線で行方不明になった日本軍の兵士、水島。やがて、残された隊員達が目にしたものは、彼によく似た若き僧侶の姿だった…。 --このテキストは、文庫版に関連付けられています。

商品の説明をすべて表示する

登録情報

  • 単行本: 275ページ
  • 出版社: 偕成社; 改訂版 (1976/02)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4036502107
  • ISBN-13: 978-4036502103
  • 発売日: 1976/02
  • 商品パッケージの寸法: 18.2 x 12.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 29件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 akashishiuenomaru VINE メンバー 投稿日 2012/1/7
形式: 単行本 Amazonで購入
久し振りにこの名作をアニメで読ませて貰ひました。戦友を思ふ氣持、同胞を追悼する氣持が静かに伝って参りました。音楽に親しみ、情感を育んで来たこの舞台たからこそ起きた大きな祈りの営みに思へてなりません。「埴生の宿」の歌が日英双方の兵隊の心を癒してくれた奇蹟の出来事に、人の世のつながり、絆の可能性を思はせてくれます。不朽の戦争童話だと思ひます。
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形式: 文庫
 私はこういった「文部省推薦」的な作品は進んで読もうとは思わない方なのだけれど、「何か時間つぶしの本を・・・」と何気なくこの本を手にとり、ほんの2~3ページ目を通した時にもうすっかり心奪われました。混ぜ物だらけのジュースやカクテルばかり飲んでいた口に、汲みたての岩清水をスーッと流し込んだような清涼感。美しい自然描写、戦争という荒んだ状況下でも人間らしい心根を失わぬ素朴な人々。もともと子供向けの童話を意図して書かれたとあってすんなりとしたさわやかな文章で書かれています。
 日本を遠く離れた南国の地で、誰にも顧みられることなく朽ち果てようとしている同胞の遺体の数々。それを捨て置くことのできない主人公の気持ちも痛いほどわかる。しかし、もし自分が同じ境遇にあってはたして同じ行動がとれるかどうか・・・。
 作者の竹山道雄さんは評論家、独文学者であり、小説は後にも先にもこの一作しか書いていないというのも驚きでした。戦後の混乱期、疲れ果てた人たちに希望を与える作品を、と筆をとったそうですが、それだけに柔らかな文章の中にも渾身の想いがこめられていると言えるでしょう。
 
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形式: 文庫
小谷野敦氏のレビューには絶句した。こんな浅薄なものの見方をする人間が竹山氏の後輩とあっては、竹山氏もあの世で現代のレベルの低さに呆れ果てているだろう(そもそも小谷野氏本人でないかもしれないが)。これは靖国賛美でも皇軍の素晴らしさを描いたのでもない。第一高等学校のドイツ語教授として学徒動員されていく教え子たちを見送り、戦後も消息不明の彼らたちに対し「生きていてほしい」という思いから書かれた作品なのである。竹山氏は徴兵経験はなく、男たちの社会を描くにあたって参考にしたのは自らが青春を過ごし、奉職した旧制高校である。だからこそ小説の中の小隊は現実のように頽廃せず、敵国の歌を歌い、英軍とも心を通わせる高貴な精神を保っているのである。
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形式: 文庫
 この有名なお話しの作者は、他に作品が見当たらないので、早逝の文学者なのだと思っていた。後年、ニーチェの翻訳者として、その名を見た時、どうも、この二つに繋がりが見出せず、あまり多くない、名前ではあるが、偶然、同姓同名なのではないか、と思った。
 しかし、やはり、それから後年経って、同一人物と知り、相当に驚いたのと同時に、この作品は、哲学的な、宗教的なエッセンスを含んだ思想色の濃い物語なのではないか、と思った。
 又、ビルマ戦線が、あの史上最悪の作戦と云われるインパール作戦によって、尊い、未来ある若い命が枯葉よりも軽く、無残にも惨めに、実に醜悪な形で散っていった、という日本の歴史上に於いて極めて深刻な事実だったという事。それと、この物語が何度か映画化されているという事。これだけの事前知識で、ページを捲った。

 まず驚いたのが、”ですます”調の優しい語り口で、非常にわかりやすい、平易な文章で書かれていた事であった。これは、少年、少女達にも読んでもらいたい、なるべく多くの人に伝えたい、という意図である事は明らかである。哲学的とか、宗教的とか、という先入観のあった僕にとっては、2度目の驚きであった!そして、3度目の驚きは、登場人物の表記が一般的な小説とは大分違うという事だ!最初は、白煙の中から誰かが囁いていたり、叫んでいるようで、ピントが定まらず、
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形式: Kindle版 Amazonで購入
映画を何度か見てこの話は実話だと思っていましたが、著者が考えた小説だと知り改めて感動しました。
それはいくつかの実例をもとに著者のフィクションを織り交ぜているからだと思います。実際にありそう、あるいは
あったかもしれないストーリーだと思います。もう二度とあのような戦争を起こさないためにも、この小説を多くの若い人たちに
読んでもらいたいと思います。
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形式: 単行本
かつて中井貴一が演じた映画があったので存在は知っていたものの内容を知らずにいた。

児童文学扱いであるが、興味深い内容であった。日本の戦後復興を成し遂げた世代の精神構造を窺い知ることができる。その後の戦後生まれの世代とは
大きく異なる感を持った。
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