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ビラヴド―トニ・モリスン・セレクション (ハヤカワepi文庫) 文庫 – 2009/12/10

5つ星のうち 3.7 7件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

元奴隷のセサとその娘は幽霊屋敷に暮らしていた。長年怒れる霊に蹂躙されてきたが、セサはそれが彼女の死んだ赤ん坊の復讐と信じ耐え続けた。やがて、旧知の仲間が幽霊を追い払い、屋敷に平穏が訪れるかに思えた。しかし、謎の若い女「ビラヴド」の到来が、再び母娘を狂気の日々に追い込む。死んだ赤ん坊の墓碑銘と同じ名のこの女は、一体何者なのか?ノーベル賞受賞の契機となった著者の代表作。ピュリッツァー賞受賞。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

モリスン,トニ
1931年、オハイオ州生まれ。現代アメリカを代表する小説家。ハワード大学を卒業後、コーネル大学大学院で文学の修士号を取得した。以降、大手出版社ランダムハウスで編集者として働きながら、小説の執筆を続け、1970年に『青い眼がほしい』でデビュー。1973年には第二長篇『スーラ』で全米図書賞の候補となった。1977年の『ソロモンの歌』(以上すべてハヤカワ文庫刊)は全米批評家協会賞、アメリカ芸術院賞に輝き、第五長篇となる1987年発表の『ビラヴド』でピュリッツァー賞を受賞した

吉田/廸子
青山学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 文庫: 569ページ
  • 出版社: 早川書房 (2009/12/10)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4151200576
  • ISBN-13: 978-4151200571
  • 発売日: 2009/12/10
  • 商品パッケージの寸法: 16 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7 7件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 302,606位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
友達がこの本をくれた。ずっと本棚にあったけど、あるときすごく傷ついたとき、腹が立って、腹が立ち過ぎで怒る気力もなくなるくら腹がたって、傷ついていたときに、この本を読んだ。

友人曰く、奴隷時代の黒人女性は、黒人であるということと、女性であることとの2重の意味で2倍の差別を受けていたことになるそうだ。本書は、公民権を求めていた時代の黒人差別の時代よりも前の黒人女性の物語。

この作品のタイトルの「ビラブド」は、突然現れた謎の若い女の名前であると同時に、逃亡奴隷のセテがかつて自らの手で殺した娘の墓碑銘であり、その娘の亡霊はセテにつきまとう。本書は、オカルトでもファンタジーでもない。それなのに、なんの説明もない。

それ以前に、それ以上に、セテが歩んだ人生は、もっと理不尽で、不条理で、残酷で、堪え難い以上に受け入れがたくて、そのうえ本作品の時系列は、過去から現在へ、主人公のいる過去、現在から、主人公のいない現在へ過去へ縦横無尽に継ぎ目なく、途切れなく、絶え間なくひろがってゆく。

ちゃんと考えて読まないと自分がどこにいるか分からなくなる。でも、考えるとあまりの理不尽さについてゆけなくなる。そしてそれこそが、長い間、虐げられたものの歴史だったのではないかと感じた。

トニモリスンの小説はこれが初めてだったが、文章の持つパワーにすっかり魅せられてしまった。
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形式: 文庫
トニ・モリソンを読むとき、いつも覚悟がいる。

いや覚悟というと語弊があるか、すごく力がいるのだ。

トニ・モリソンの言葉は強い。そしてそこで描かれることは、あまりにもだ。

だから読み終えた後、魂の抜けたような気にさえなる。だがそれはトニの言葉が本気だからだろう。

もちろん、奴隷制度、そしてそのあとにも続けられた激しい人種差別から生み出された文学であるには間違いない。しかしそれ以上のものがある。
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形式: 文庫 Amazonで購入
放送大学大学院の科目「異文化の交流と共存」の参考資料として読みました。
初めは人物関係がうまく飲み込めず、相関関係を紙に書いて整理しながら読みました。

当然のことなのですが、当時奴隷として扱われていたひとたちも、私たちと同じ人間であった、ということを気付かせてくれる本だと思います。

出産や性にまつわることが生々しく描かれているので、読むのに勇気が必要な場面もあります。
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形式: 文庫
本書は、’93年、アフリカ系アメリカ人の女性作家として初のノーベル文学賞を受賞したトニ・モリスンの、その契機となった代表作で、’88年度のピュリッツァー賞を受賞している。また、≪ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー≫が選んだ過去25年のベスト・ノヴェル第1位にもなった、まさに20世紀文学の最高傑作ともいえるすごい作品である。

一貫したストーリーではなく、19世紀後半のアフリカ系アメリカ人の家族、セサとその母親ベビー・サッグスや娘のデンヴァー、知り合いのポールD、そして彼岸から甦ってきたセサの娘ビラヴドの、過去の奴隷時代の苦しい生活の回顧やそれぞれの独白から成り立っている。

純文学というと堅苦しい感じがするが、文章そのものは比較的スラスラと読み進むことができる。しかし我々単一民族の日本人にとって、モリスンのアフリカ系アメリカ人の悲劇というか社会での耐え難い記憶との苦悩に満ちた闘いを理解するのはいささか難解だった。

しかし、デンヴァーやビラヴドの「愛されたい」との切実な想い、失われた愛の可能性を取り戻すための声は痛いほど伝わってくる。思えばビラヴドとは“愛されし者”という意味である。死んだ娘と同じ名前の女性が現れるのは、いかにも象徴的である。

本書は、一種の神秘的な神話小説であったり、先祖たちへの
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