タイトルの通りフランケンシュタインをモチーフにしたSFライトノベルです。
フランケンシュタイン物語のオチというのは「結局一番人間らしいのは怪物だった」という部分で、あまたの翻案作品もその展開を踏まえていることが多いです。
そしてこの作品もその一つです。白眉なのは、すでに決められたオチに向かって人々の心理や「怪物」自身の行動が過不足なく、それでいて衝撃的に描かれているところです。
ライトノベルですから多少チープなところもありますし、暴力表現が多いため読む人は選びます。
ですが読者をぶちのめしてくる展開と原作へのリスペクトだけで充分読む価値がありました。
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