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[司馬遼太郎]のビジネスエリートの新論語 (文春新書)

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ビジネスエリートの新論語 (文春新書) Kindle版

5つ星のうち 3.6 18件のカスタマーレビュー

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商品の説明

メディア掲載レビューほか

昭和三十年のリアル

最近、昭和という時代が歴史の世界に入りつつあることを、ひしひしと感じる。そうしたノスタルジーもあり、歴史小説家の私も、昭和を舞台にしたミステリー作品を書いたほどだ。

本書は歴史小説界の巨星・司馬遼太郎氏が、産経新聞の文化部記者だった昭和三十年、三十二歳の時、本名の福田定一名義で刊行したエッセイ集だ。刊行時のタイトルは『名言随筆サラリーマン ユーモア新論語』で、タイトルにある通り、サラリーマンの仕事や生活の様々な断片を切り取り、笑い飛ばすという趣向である。

この本を読むと、当時はサラリーマンになることが、重い意味を持っていたと分かる。それは安定的に糧を得られる代わりに、就職した会社に定年まで拘束されることを意味し、相当の覚悟が要ることだったのだ。

また、今はどうでもいいことでも、当時は重大だったことが取り上げられている。

挿話の中に「停年の悲劇」というものがある。文中に出てくる司馬さんの友人の一人は、五十六歳という会社の停年(定年)に思い悩み、五十歳前にもかかわらず、給料が半分の某大学工学部の教授に転職した。その理由が、「そちらの方が、十年も停年が長いから」というのだから笑える。

また別の一人は、二十七歳で会社を辞めたが、三十年ばかり先の定年が心理的な重圧になり、定年のない画家になったという。

これらの話だけでも、当時と今の価値観の違いに唖然とさせられる。だからと言って、挿話の数々が古びていてつまらないわけではない。そこには昭和三十年のリアルがあり、司馬さんや登場する人々の息づかいが聞こえてくるからだ。

人というのは、その置かれた時代や環境の中で様々な価値観に縛られ、日々、苦悶している。高度成長期のとば口に立っている彼らにも、バラ色の未来だけでなく、悩ましい日常があったのだ。

面白いのは、彼らが悩んでいたことが、今ではどうでもいいことになっていることだ。だが翻って考えれば、当時はなかった価値観も生まれ、その蜘蛛の巣の中で、われわれも、もがき苦しんでいる。百年後の人々には、そうした悩みや苦しみでさえ、ほほえましく思えることだろう。

つまり人の悩みなどは、時代や環境が生み出す一過性のものなので、気にしないことが一番なのだ。

本書に収められた四十を超える挿話の数々は、シニア層にとっては懐かしく思えるだろうし、若い人にとっては当時の空気を知るのに最適であろう。

評者:伊東 潤

(週刊文春 2016.12.25掲載)

内容紹介

昭和30年、産経新聞記者時代の司馬遼太郎が、本名・福田定一で刊行した
“幻の新書”を完全版として復刻刊行。

古今の典籍から格言・名言を引用、ビジネス社会に生きる人たちにエールを
送る本書は、著者の深い教養や透徹した人間観が現れているばかりでなく、
大阪人であることを終世誇りとしていた著者の、卓抜なるユーモア感覚に満ちている。

さらには、本書の2部に収録、記者時代の先輩社員を描いたとおぼしき
「二人の老サラリーマン」は、働くことと生きることの深い結びつき問う、極めつけの
名作短編小説として読むに充分である。

現代の感覚をもってしても全く古びた印象のない本書は、むしろ後年に国民作家と
呼ばれることになる著者の魅力・実力を改めて伝えてくれる。
まさに「栴檀は双葉より芳し」。ビジネス社会を生きる若い読者にも、ぜひ薦めたい一冊。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 1036 KB
  • 紙の本の長さ: 124 ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2016/12/9)
  • 販売: 株式会社 文藝春秋
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B01N8PE8CG
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能): 有効
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6 18件のカスタマーレビュー
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18件のカスタマーレビュー

5つ星のうち3.6

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2017年3月14日
形式: Kindle版Amazonで購入
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年1月18日
形式: 新書Amazonで購入
2017年1月1日
形式: 新書Amazonで購入
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2017年5月9日
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VINEメンバー
2016年12月30日
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11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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ベスト1000レビュアー
2017年5月27日
形式: 新書
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2017年8月14日
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2017年10月9日
形式: 新書
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