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ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた 単行本 – 2015/11/27

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商品の説明

内容紹介

ネアンデルタール人絶滅の決定的な要因はヒトがイヌ(オオカミ)を家畜としたこと――。
従来の説よりも1万年以上古い4万年前にネアンデルタール人は絶滅していたなどの最新の知見をふまえ、「侵入生物」「動物の家畜化」という生態学的な視点から人類永遠の謎を解く。

「ネイチャー」「ナショナルジオグラフィック」「ウォール・ストリート・ジャーナル」「オブザーバー」ほか、世界のメディアが驚きとともに紹介したベストセラー!

◎監訳者あとがき より
きわめて刺激的な本である。一般の人にも強い関心があり、永遠のテーマでもある「ネアンデルタール人はなぜ絶滅したのか?」の謎に、最新かつ総合的なアプローチで、原著者パット・シップマンはこれまで想定されたことのなかった推論を導き出した。
アフリカから中東をへてヨーロッパに進出した現生人類は、気候変動や遺伝的多様性の欠失で衰退しつつあったネアンデルタール人を、意図せざる結果として滅ぼした。それには、この頃にいち早く家畜化されるようになったイヌ(原著者の言う「オオカミイヌ」)の存在があった――という説である。
この説を提起したパット・シップマンがベースにしたのは、おおまかに言ってふたつの発見である。
ベルギーのゴイエ洞窟のイヌ科動物が実は家畜化されつつあったオオカミイヌであり、その年代がそれまで想定されていたよりもはるかに古い3万6000年前頃(較正年代)という早さであったこと、そして昨年(2014年)の英科学週刊誌『ネイチャー』8月21日号で報告され、考古学と古人類学の研究者に衝撃を与えた、オックスフォード大学のトマス・ハイラムらのチームによるネアンデルタール人の絶滅と現生人類のヨーロッパへの拡散と制覇の新たな年代的見直しである。
こうした最新知見を基に、動物考古学者として生態学の観点から、上記の説を説得力をもって論述しているのが本書である。

◎目次
序 章
第1章 わたしたちは「侵入」した
第2章 出発
第3章 年代測定を疑え
第4章 侵入の勝利者は誰か
第5章 仮説を検証する
第6章 食物をめぐる競争
第7章 「侵入」とはなにか
第8章 消滅
第9章 捕食者
第10章 競争
第11章 マンモスの骨は語る
第12章 イヌを相棒にする
第13章 なぜイヌなのか?
第14章 オオカミはいつオオカミでなくなったのか?
第15章 なぜ生き残り、なぜ絶滅したか

内容(「BOOK」データベースより)

ネアンデルタール人絶滅の決定的な要因はヒトがイヌ(オオカミ)を家畜としたこと―従来の説よりも1万年以上古い4万年前にネアンデルタール人は絶滅していたなどの最新の知見をふまえ、「侵入生物」「動物の家畜化」という生態学的な視点から人類永遠の謎を解く。「ネイチャー」「ナショナルジオグラフィック」「ウォール・ストリート・ジャーナル」「オブザーバー」ほか、世界のメディアが驚きとともに紹介!

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登録情報

  • 単行本: 289ページ
  • 出版社: 原書房 (2015/11/27)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4562052597
  • ISBN-13: 978-4562052592
  • 発売日: 2015/11/27
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 5件のカスタマーレビュー
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 数万年前までヨーロッパを含むユーラシア大陸に生息していたネアンデルタール人。彼らはなぜ絶滅し、なぜ現生人類が生き残ったのか。現生人類がネアンデルタール人を打ち負かしたからか。それとも、何かほかの要因(たとえば気候変動)が働いたからか。いまも議論が盛んなこのトピックに、本書の著者は斬新な視点から挑んでいく。
 まず著者は、ネアンデルタール人絶滅の主因を「気候変動」だとする考え(=気候変動説)を退ける。というのも、絶滅に至るその時期以前に、ネアンデルタール人は何度も大きな気候変動を乗り越えているからである。それゆえ、ただ気候変動を挙げるだけではネアンデルタール人絶滅の十分な説明たりえない、と著者は指摘する。
 そこで、気候変動説に代わって提案されるのが、いわゆる「現生人類侵入説」だ。原書のタイトル(The Invaders)も示しているように、著者はわたしたち現生人類を「侵入生物」と位置づける。そしてとりわけ、その侵入生物たる現生人類が約4万5000年前にユーラシアに到達して以来、ネアンデルタール人を含む多くの生物種がきわめて短い期間で絶滅に追い込まれた、とそう主張するのである。
 さて、ここで大変興味深いのは、ここ数年の年代測定法の見直しによって、いまやネアンデルタール人絶滅の時期がずいぶん改められている点である。これまで、ネアンデルタール人は地中海沿
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ネアンデルタール人の絶滅は
人類が、飛び道具を使い始めたことと
イヌ(狼の家畜化したもの)とともに狩りをするようになり
食べ物で競合したことと
毛皮でより寒地へ適合したこと・・・・というのが著者の今回の仮説。

私が特に興味を持ったのが、後半の「人の目」に関する論議。
人は白眼が広いことにより、自分の視線の向きを他のメンバーに伝えることができるということ。
そして、それは「オオカミ」「イヌ」にも通じている特性。
ネアンデルタール人がどれほど白眼が大きかったか?は不明ですが
人がオオカミを家畜化してイヌにしていく場合に
お互い「視線」を通じて、コミュニケーションするのに都合がよかったのではないか?という考察。

とても面白く読みました!
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これはあくまでも仮説です。
 完全に証拠が固められていません。
 しかし、相当に私もそうありうると思わされました。

 文章を一部抜書きして紹介にかえます。
 抜書きすることによって、著者に趣旨が曲げられることも確かにあるので、
その点も気を付けながら、抜書きします。
 
 「私が言いたいことは、現生人種は生物史上最も侵入的な生物だということだ。」
 「・・・『現生人類の登場のあとには例外なく動物相の崩壊をはじめとる
生態学的変化が生じるという、世界的なパターン』が存在するのである。」
 「・・・ネアンデルタール人の核DNAは現代人の既知の核DNAと
共通する部分があったのだ。しかしその重なりはわずか1~4%で・・・」
 「・・・ネアンデルタール人は4万年前以降はおそらく生存しておらず、
生存していたとする主張はすべて間違った年代測定にもとづいている・・・」
 「・・・ネアンデルタール人は投げ槍を放ったり弓矢を射るのではなく、
槍をもって獲物に突き刺したり、獲物と組み合って倒していた・・・」
 「ネアンデルタール人が出土する層と現生人類が出土する層に見られる
動物化石に大きな違いはなく、どちらも陸上動物に
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犬を友としたことが、現人類生存の鍵。だからか、こんなに犬に親しみをもつのは。犬と共に生きる道を見つけられた人類は、こんなにも弱い存在なのに生き延びることができたのか。 猫派の人には悪いけど。
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犬とネアンデルタール人と交流は無かったのか疑問。
”ネアンデルタール人は私たちと交配した” もお薦めできる。
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