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[柴那典]のヒットの崩壊 (講談社現代新書)
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ヒットの崩壊 (講談社現代新書) Kindle版

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商品の説明

メディア掲載レビューほか

ヒット作品の「新しいルール」 気鋭の音楽ジャーナリストが解読した『ヒットの崩壊』

星野源『恋』、ピコ太郎『PPAP』、『君の名は。』、『シン・ゴジラ』。久々に国民的ヒットと呼べる作品が各ジャンルで続出したばかりという、絶好のタイミングでの刊行と言えるだろう。本書のタイトルは『ヒットの崩壊』だが、それはこれまでのヒットの法則が無効になったことを指摘したもの。冒頭に挙げた作品群は「新しいルール」の中で生まれたヒットであり、本書はその「新しいルール」の解説書的な役割も果たしている。

著者の柴那典はロッキング・オン社出身の売れっ子音楽ジャーナリスト。小室哲哉、いきものがかりの水野良樹、地上波テレビ音楽番組のディレクター、レコード会社や事務所のエグゼクティブらへの周到な取材を通して、現在のヒットの構造をあぶり出していく。ちなみに00年代以降のロッキング・オン社はそんなヒットの構造の中心にあるフェス・ビジネスにおいて、出版社の枠組を超えて大きな成功を収めている会社だが、同社出身の著者の仕事は、それを理論面で補完するものとも言えるだろう。

本書の特筆すべき点は、シーンの最前線で活躍するミュージシャンに日常的に取材をしている、音楽業界の内側にいる筆者が、外側に届くことを強く意識して発信しているところ。これまで日本の音楽関連書籍は、内側の人間が内側に向けて書いたマニアックなものと、外側の人間が外側に向けて書いた傍観者的なものがほとんどだった。実際、本書は音楽関係者のみならず、広くマスコミ関係者によく読まれているという。

音楽の現場にいる人間なら誰もが思っていることだが、近年、週刊誌や新聞など一般向けのメディアに躍っている「評論家」や「関係者」のコメントは、時代を正確に読めていない滑稽なものばかりだった。音楽業界はその産業規模こそイメージほど大きくないが、「炭鉱のカナリア」的に各業界の先行指標になるとも言われている。だとしたら、このような客観的かつ真摯な仕事が持つ意義は大きい。

評者:宇野 維正

(週刊文春 2017.2.2号掲載)

内容紹介

激変する音楽業界、「国民的ヒット曲」はもう生まれないのか? 小室哲哉はどのように「ヒット」を生み出してきたのか? なぜ「超大型音楽番組」が急増したのか? 「スポティファイ」日本上陸は何を変えるのか? 「ヒット」という得体の知れない現象から、エンタメとカルチャー「激動の時代」の一大潮流を解き明かす。テレビが変わる、ライブが変わる、ビジネスが変わる。業界を一変させた新しい「ヒットの方程式」とは──。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 6272 KB
  • 紙の本の長さ: 149 ページ
  • 出版社: 講談社 (2016/11/16)
  • 販売: 株式会社 講談社
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B01M29X2C9
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 22件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

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形式: 新書 Amazonで購入
 あとがきに記されているとおり、この本に通底する著者のメッセージは、「今の日本の音楽シーンは、とても面白い」ということに尽きると思う。センセーショナルな書名とはうらはらに、この本は「日本の音楽シーンを駄目にした犯人探し」でもないし、「古き良きミリオンセラー時代を振り返る」ような本でもない。いま音楽業界に起こっている変化の正体を、つぼを抑えた取材によって明快に解き明かした好著だ。
 扱われているトピックは多岐にわたっていて、たとえば2010年代以降の大型音楽番組を取り上げた第三章は良い目のつけどころだな、と思った。言われてみればたしかに、やたら長い尺の音楽番組を最近よく目にしている。関係者へのインタヴューも交えながら、「長時間化する音楽番組はフェス文化を消化した取り組みだ」と指摘しているのも説得的だ。
 個人的にもっとも興味深かったのは「ヒットチャート」をめぐる考察だった。オリコンチャートは日本の音楽業界において「誰が人気か」を示すもっとも重要な尺度として捉えられてきた。それは、オリコンチャートが「売上枚数」という具体的な数字でもってランキングをつけていたからにほかならない。しかし、AKB48に代表される複数枚買いを前提としたマーケティング戦略が普及するにつれて、オリコンチャートは機能不全に陥った。著者は、「オリコンチャートの上位に入ること=ヒット」という図式が崩
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形式: 新書
 テレビタイアップと露出を通じた90年代のCDの売り方。そうしたCD時代の終焉と、ライブを主な収益源とする新しいビジネスモデル。AKBによるオリコンチャートの「ハッキング」。ヒットの実情を正しく反映した総合チャートの模索。趣味の細分化と国民的ヒットの消滅。
 ……などなど、大筋は何となく誰もが分かっていることではあるけど、インタビューやデータで裏づけをしっかり取ったうえで、ストーリー仕立てで読めるように音楽業界の現況をまとめている。それだけでも新書として十分な役割を果たしているといえる。ちょっと「よいしょ」が強い気もするが、冷静な見方も提示してバランスとっているのは好感がもてる。もちろん、新しい事実や洞察などにも出会えるだろうし、手にとる価値は十二分にある良書だと思う。
 
 とはいえ本書の優れた内容については他のレビューでたくさん紹介されているので、ここでは個人的な疑問点を挙げておきたい。まず、1章ではCDに依存しなくなったことで、ミュージシャンが細く長く活動を続けられるようになったと著者は言う。10年以上活動しつづけるアーティストを幾つも例に挙げているが、他方で、長寿のバンドやアイドルが増えるほど若い人たちの参入障壁になっているのではないだろうか? 実際、既知の曲のみを聴き回す層が増えているという調査結果が去年発表されている。そこまでいかないとして
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形式: Kindle版 Amazonで購入
「おじさん達、何をいまさら」と辛口の(しかし的確な)コメントを述べている方がありますが、私的にはこの本はとても気に入りました。

ヒット曲という誰でも知っている現象を通して、「こうなってきたんですよ」「今こうですよ」と明確に示してくれるので、もやもやしていたものが晴れるよう。これが、aha体験と言うんでしょうか。

音楽業界の現状について業界外の私が知っても意味は無いんですが、行き詰まっている他業種においても発送の転換点になるというか、抵抗勢力に対する説得材料になるというか、楽観的な語り口とともに、興味深く読めました。
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形式: Kindle版 Amazonで購入
音楽業界だけじゃなく、日本の産業の色んなところで同じ現象が起きてる感。
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投稿者 θ トップ500レビュアー 投稿日 2016/12/22
形式: 新書
タイトルは「ヒットの崩壊」とやや煽り気味だが、本書の内容は極めて堅実な現在のミュージックシーン(に限らず幅広い領域で起きている変化)の分析である。

音楽不況と言われがちだが、本書冒頭で軸足がCDからライブに移ってきていること、一過性の熱狂としてのヒットではなくバンドやアイドルが「長く続けられる時代」というむしろミュージシャンが生き残れる時代になっていることを指摘する。
タイアップと刷り込みによってミリオンを連発した90年代の方が異常だったと喝破し、宇多田のAutomaticでその構図は崩れながらもCDバブルの余熱が残っていたのが00年代前半という。
YouTubeやストリーミングによってMP3と同等の曲が入手できる状況、そしてSNSの普及は「コンテンツ」から「コミュニケーション」への変化、「モノ」から「体験」への変化という大きな流れを生み出し、それに最も適合したのがAKBであった。
この時代は同時に個別化が進み「誰もが知るヒット曲」が必要なくなる(そうでなくてもライブ動員が出来る)時代になり、それは音楽の社会的インパクトが下がり「時代の記憶としての共通の曲」という機能が消えていく過程ともいえる。

第二章ではヒットチャートの意味付けの変化を論じている。
オリコンランキングがAKBの特典商法に「ジャック
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