山田ファンには、ガッカリの作品だろうと思う。
まず、作品に意味が無い。
結局は、作者は何を伝えたかったのか?それがわからない。
「リアル鬼ごっこ」では毎日の平凡の幸せさといった様なテーマが、作品の背景に隠されていると私は思う。
しかし、この作品「パズル」には、それが無い。
そして主人公の湯浅には、本当にガッカリした。
お前はどれほど奇麗事を抜かせば気が済むんだ?と憤りさえ感じた。
人が撃たれる事…それはもっと大きな問題だろうに、実際撃たれた時の登場人物のリアクションはあまりにも薄く、あまりにも機械的で人間味を帯びていない。
登場人物を中途半端に描写していた為、誰が主人公か、ということがわからなくなりそうだった。ちゃんとメインの人物を定めてほしい。
48時間というタイムリミットにもかかわらず、もっと緊迫した"焦り"を描写しなければ、読者には何も伝えられない
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パズル 単行本 – 2004/6/3
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超有名進学校が武装集団に占拠された。人質の教師を助けたければ、学校中にばらまかれた2000ピースもの“パズル”を完成させなければならない!? 『リアル鬼ごっこ』を超えた死のゲームが今、始まる!
- 本の長さ285ページ
- 言語日本語
- 出版社角川書店
- 発売日2004/6/3
- ISBN-104048735233
- ISBN-13978-4048735230
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
超有名進学校が武装集団に占拠された。人質となった教師を助けたければ、学校中にばらまかれた2000ピースもの「パズル」を48時間で完成させなければならない。死のゲームが今、始まる!
著者について
1981年生まれ。自費出版としてスタートした『リアル鬼ごっこ』が若い読者に支持され、ベストセラーとなる。今、ジャンルを超えた注目を集める新鋭。
登録情報
- 出版社 : 角川書店 (2004/6/3)
- 発売日 : 2004/6/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 285ページ
- ISBN-10 : 4048735233
- ISBN-13 : 978-4048735230
- Amazon 売れ筋ランキング: - 443,622位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 81,598位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年4月4日に日本でレビュー済み
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24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2022年2月23日に日本でレビュー済み
昔、好きだったんですこの作者さん。トリッキーな世界観とスピード溢れる描写に夢中で読みました。
大人になって久しぶりに読んだらもう……文章力が小中学生並なのは百歩譲って耐えるとして、てにおはや助詞がおかしい(編集や校閲は何を似ているのか)のはなんとかならないものか。何よりストーリー。誰々は一気に○○ピース見つけた! 残り△時間! が永遠に続きます。キャラクター描写も浅く小学生の妄想の程度です。いったい何を読まされていたのか、悲しいです。小中学生なら読みやすいかな、、
大人になって久しぶりに読んだらもう……文章力が小中学生並なのは百歩譲って耐えるとして、てにおはや助詞がおかしい(編集や校閲は何を似ているのか)のはなんとかならないものか。何よりストーリー。誰々は一気に○○ピース見つけた! 残り△時間! が永遠に続きます。キャラクター描写も浅く小学生の妄想の程度です。いったい何を読まされていたのか、悲しいです。小中学生なら読みやすいかな、、
2014年6月27日に日本でレビュー済み
この人の人気はたぶん、その舞台の設定の突飛さにあると思うのですが(違う言い方をすれば人間は全く描写されていない)、
この作品はちょっと設定が安易というか笑っちゃうというか、必然性のようなものが無さすぎると思います。
2000ピースのパズルを犯人どもが一生懸命学校内のあちこちに隠している様を思い浮かべると吹き出しそうになりました。
人殺しをしようとしてるやつが真剣になってすることとは到底思えません(笑い)。
例によって文章は相変わらずの中学生レベルですが、また次を読んでしまいそうです。編集者あるいは出版社は、この不思議な
常習性を高く評価してる・・・つまり儲かると判断してるのかもしれませんね。
この作品はちょっと設定が安易というか笑っちゃうというか、必然性のようなものが無さすぎると思います。
2000ピースのパズルを犯人どもが一生懸命学校内のあちこちに隠している様を思い浮かべると吹き出しそうになりました。
人殺しをしようとしてるやつが真剣になってすることとは到底思えません(笑い)。
例によって文章は相変わらずの中学生レベルですが、また次を読んでしまいそうです。編集者あるいは出版社は、この不思議な
常習性を高く評価してる・・・つまり儲かると判断してるのかもしれませんね。
2004年6月21日に日本でレビュー済み
本書は、『リアル鬼ごっこ』を自費出版し話題となった著者の五作目である。帯にある内容説明文を読み、なんとなく『バトル・ロワイヤル』と同じ匂いがしたので手にとったのだが、スカスカで何のメッセージも感じられなかった。
全国の秀才が集まる学校でその事件は起こった。職員室が何者かに乗っ取られ先生が一人人質となり担任するクラスの生徒以外は学校から出された。そしてゲームは始まった。48時間以内に学校内に隠されている2,000個のパズルのピースを見つけ出し完成させること。それができなかった時には人質の先生が殺されるという。普段は口もきかないライバルたちがこの事件を解決できるのか!?
犯人をあばく謎解き、クラスが団結する感動、時間とパズルとのスリル感、これらのすべてが中途半端で何が言いたいのか分からなかった。スカスカなのでサラサラと読んでしまった。逆に言えば、これらすべてにもうひとふんばりして書いていれば、あるいはどれか一つに重点をおいて書いていれば、かなりの秀作となったであろう。文庫化する際は是非、加筆修正して秀作を完成させてほしい。
全国の秀才が集まる学校でその事件は起こった。職員室が何者かに乗っ取られ先生が一人人質となり担任するクラスの生徒以外は学校から出された。そしてゲームは始まった。48時間以内に学校内に隠されている2,000個のパズルのピースを見つけ出し完成させること。それができなかった時には人質の先生が殺されるという。普段は口もきかないライバルたちがこの事件を解決できるのか!?
犯人をあばく謎解き、クラスが団結する感動、時間とパズルとのスリル感、これらのすべてが中途半端で何が言いたいのか分からなかった。スカスカなのでサラサラと読んでしまった。逆に言えば、これらすべてにもうひとふんばりして書いていれば、あるいはどれか一つに重点をおいて書いていれば、かなりの秀作となったであろう。文庫化する際は是非、加筆修正して秀作を完成させてほしい。
2006年12月10日に日本でレビュー済み
淡々と読み終えてしまい、なんの感動も残らなかった。「リアル鬼ごっこ」「スイッチを押すとき」も読んだが、同じような傾向があった。確かに、「読みやすい」という点がいいけれど、それが過剰な方向へと向かってしまい、結果=無感動=読者の記憶に残らない、ということになってしまうようだ。
ストーリーと人物描写をしっかりしたものにしなければ、小説として成立しないと思う。登場人物の行動が、そこらにいる人のようであったり、読者の予想通りであっては、ダメだ。「この人はきっとこうする」と思わせておいて、「えっ、そうするの」という状況までも創り出されていない。
「読みやすさ」という山田小説の唯一の利点を生かしていいストーリーを読ませればいいが、作者はそれに気付いていないらしく、ゲームや漫画のようなストーリーになったり、人物名が記号にすぎないものとなっている。
ストーリーと人物描写をしっかりしたものにしなければ、小説として成立しないと思う。登場人物の行動が、そこらにいる人のようであったり、読者の予想通りであっては、ダメだ。「この人はきっとこうする」と思わせておいて、「えっ、そうするの」という状況までも創り出されていない。
「読みやすさ」という山田小説の唯一の利点を生かしていいストーリーを読ませればいいが、作者はそれに気付いていないらしく、ゲームや漫画のようなストーリーになったり、人物名が記号にすぎないものとなっている。
2016年4月3日に日本でレビュー済み
きっとこの作者は低学歴なんでしょう。今どきあんな教師はいませんし、学校風景や主人公の親にも違和感がありました。
低学歴の作者が進学校のイメージを想像だけで書いたんでしょうね。偏見がすごいし、リアリティはまったくありません。
それに主人公にしろ同級生にしろこの作品のキャラは全く活きていないしとても浅いです。あれだけ登場人物がいるのに誰一人感情移入できるキャラがいませんでした。
緊迫感もないし、予想外の展開やどんでん返しもない。ただ淡々とパズルを探しているだけ。
作者はこれを面白いと思ったんですかね?
編集者って仕事しないんでしょうか?
何よりもこの作品を熱烈に薦めてきた友人、ひいてはこの作品を面白いと感じる中高生のみなさんを心配せずにはいられません。
確かに内容が薄っぺらいので読みやすくはありますが、、、
まあ作品が稚拙であるが故に中高生に人気なのでしょうね。
長文失礼しました。
低学歴の作者が進学校のイメージを想像だけで書いたんでしょうね。偏見がすごいし、リアリティはまったくありません。
それに主人公にしろ同級生にしろこの作品のキャラは全く活きていないしとても浅いです。あれだけ登場人物がいるのに誰一人感情移入できるキャラがいませんでした。
緊迫感もないし、予想外の展開やどんでん返しもない。ただ淡々とパズルを探しているだけ。
作者はこれを面白いと思ったんですかね?
編集者って仕事しないんでしょうか?
何よりもこの作品を熱烈に薦めてきた友人、ひいてはこの作品を面白いと感じる中高生のみなさんを心配せずにはいられません。
確かに内容が薄っぺらいので読みやすくはありますが、、、
まあ作品が稚拙であるが故に中高生に人気なのでしょうね。
長文失礼しました。
2004年9月3日に日本でレビュー済み
しかしどうしてこの山田悠介という作家は己の作中にこうもしつこく
バトル・ロワイアルを引用したがるんでしょうか。
彼のデビュー作「リアル鬼ごっこ」における、同作のあからさまな
引用具合は「パクリ」とまで言われ、ネット上をはじめ諸所で大変な
話題となりました。そしてそのパクリの血はどうやら今作にも引き
継がれたようです。
例えば、ゲーム開始と犯行声明のシーンなんて誰がどう見てもBRの坂持
(映画だとキタノ/タケウチリキ)によるオープニングシーンとまるっきり
一緒ですね。教師が軍隊に暴行を受けるところまで同じ。
・・・少なくとも僕は、この作品を見て山田悠介の成長を認めることは
出来ませんし、むしろ、その進化の速度の遅さに、「見世物的興味」
を抱いてしまいます。そこに星を一点加えさせて頂きたいと思います。
この人は最早ギャグ作家でしょう。これだけ苦笑できる小説を、僕は
他に知りません。
バトル・ロワイアルを引用したがるんでしょうか。
彼のデビュー作「リアル鬼ごっこ」における、同作のあからさまな
引用具合は「パクリ」とまで言われ、ネット上をはじめ諸所で大変な
話題となりました。そしてそのパクリの血はどうやら今作にも引き
継がれたようです。
例えば、ゲーム開始と犯行声明のシーンなんて誰がどう見てもBRの坂持
(映画だとキタノ/タケウチリキ)によるオープニングシーンとまるっきり
一緒ですね。教師が軍隊に暴行を受けるところまで同じ。
・・・少なくとも僕は、この作品を見て山田悠介の成長を認めることは
出来ませんし、むしろ、その進化の速度の遅さに、「見世物的興味」
を抱いてしまいます。そこに星を一点加えさせて頂きたいと思います。
この人は最早ギャグ作家でしょう。これだけ苦笑できる小説を、僕は
他に知りません。