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パイドン―魂の不死について (岩波文庫) 文庫 – 1998/2/16

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

人間のうちにあってわれわれを支配し、イデアを把握する力を持つ魂は、永遠不滅のイデアの世界と同族のものである。死は魂の消滅ではなく、人間のうちにある神的な霊魂の肉体の牢獄からの解放である―ソクラテスの最期のときという設定で行われた「魂の不死」についての対話。『国家』へと続くプラトン中期の代表作。


登録情報

  • 文庫: 221ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1998/2/16)
  • ISBN-10: 4003360222
  • ISBN-13: 978-4003360224
  • 発売日: 1998/2/16
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6 22件のカスタマーレビュー
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投稿者 jazzy4 VINE メンバー 投稿日 2015/12/16
形式: 文庫 Amazonで購入
2400年前の哲学者は、ただ知性や生い立ちに恵まれた知識人ではなく、哲学による人生の実践を生涯をかけて行った人間のことであるようだ。
このことは当然と言えば当然であるのだが、実践のない知識などまさに紙に書かれた文字でしかない。
世の中を生きる人々に現実的な価値が添えられることもなければ、人格や魂の成長をうながすこともない。

ソクラテスは死を前にして若者達に教えを伝える。会話による哲学の探求は当時の人たちの考え方を臨場感をもって伝えてくれますが、古代の言語を翻訳しているところから意味を導き出していかなければならない。実際に当時のソクラテスは何をどのように考えていたのか。そしてプラトンはどのように理解しようとしていたのか。翻訳者も意訳に依らないようにしているであろうから、なかなか理解するのに困難なところもあります。

また生と死について深く踏み込んでいる本書は、この数年で大きく展開し始めている臨死体験についての著作群を思い出さずにはいられない部分もあり、はっとさせられます。またチベット密教にあるような死への洞察も含んでいるところもあります。
当時の深い洞察力に思いを馳せ、長い人類の歴史や生命の誕生の歴史、また地球の誕生の歴史などから考えると、2400年など昨日のことのようです。

p83「本当の
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形式: 文庫
知り合いがこの著作を読んで、感動して泣いたと言っていた。
民衆の理解を得られずに不当な死刑に追いやられても、
高潔なソクラテスは自ら毒杯を受け入れて心安らに死んでいく。
そうした哲学への殉教者としてのソクラテスが、彼の泣き所なのであった。
実際、その知り合いは典型的な「哲学青年」だったので、ソクラテスの
死に方に過剰な感化を受けるのも、さもありなんではあったが。
その後、僕もこの著作を読んだところ、泣きはしないが確かに感動した。
と言っても彼と違って、ソクラテスの姿への感動ではない。
論証が非常に美しかったからである。
副題に示されている通り本篇では、死に際のソクラテスが「魂の不死」を
証明する議論を行う。しかもそれは、プラトンの名高い中心教誡!¬、
イデア論を援用しての証明である。
「魂の不死」についての議論から、一見横道にそれたかのように、
イデア論の説明が挿入される。しかし、あれよあれよと言う間に、
そのイデア論を根拠として、最終的に論理は「魂の不死」へと帰結する。
そのお手並みは素晴らしい。ミステリで仕掛けられた伏線が
解明されるかのように、きれいな論証。
「プラトン哲学の重要文献」といった意味以上に、
純粋にスリリングなロジックを楽しむことができる著作。
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形式: 文庫
ソクラテスが刑死する直前に、弟子達に語った「魂の不死について」の話。

「人間は魂と肉体からできており、死ねば肉体は消滅し、魂は消滅せずに冥界へ行く」というソクラテスの考えに対し、弟子達が「肉体が消滅すれば魂も消えてしまうのではないか」とか「肉体が消滅した後魂が残っているとしても、それが不滅かどうかはわからないのではないか」といった問いかけと共に鋭く反発し、さらにソクラテスがそれに対して自説を証明し、弟子達を納得させるという構成。

ただ、この人達は細か〜いところまでおかしいと思ったところは何でも考えこむのに、人間は魂と肉体でできているっていうところだけは何の疑いもなく信じてしまってるところは可愛らしい(笑)

自分が毒杯を仰がなければならないまさにその日に、弟子達と「魂の不死について」を語り合うとは流石ソクラテス(笑)

そして、その状況を対話篇にしたプラトン。

プラトンの文章は本当に上手だと思う。

ソクラテスが実際に語ったことと、プラトンの想像(創造)と、両方混ざってるんだろうけど、とてもわかりやすい。哲学をかじったことがない人でも大丈夫だと思います。

ソクラテスが毒杯を仰ぎ、死んでしまうところで文章が終わるので、最後は少し悲しいかも
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形式: 文庫
内容としては、死刑が決まり、死を前にしたソクラテスが、

逃亡をすすめる弟子たちに対して、魂の不滅を証明するというもの。

文章は非常に平易な口語体で、劇の台本のように、対話形式で進められる。

そのため、「魂の不滅の証明」という高度なテーマにも関わらず、非常に読み易い。

何百年も前の作品であるので、現代人の感覚としては、

受け入れ難い部分や、理屈として考えられないような部分が存在するのも確かだが、

随所で非常に興味深い考察が見られる。

哲学書としてだけでなく、単純に読み物としても非常に楽しめるので、

哲学に興味がある人にもない人にも、お勧めの一冊である。

人生の終焉の為のバイブル的作品。

死ぬまでには是非一度読んでおきたい。
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