内容紹介
佐渡裕得意の《カディッシュ》に、庄司沙矢香を迎えた《セレナード》。バーンスタインゆかりのウィーンで行われた
生誕100周年記念コンサートのライヴ録音が登場。
《カディッシュ》は、フル・オーケストラに合唱団、少年合唱、ソプラノ独唱と語り手が加わる大規模な編成で、歌詞も神と
人間との関係を問う深遠な内容。作曲家バーンスタインのみならず思想家としてのバーンスタインの集大成というべき壮大な
作品です。
佐渡裕はこの作品を得意としており、欧米の主要オーケストラへの客演で指揮して高く評価されています。この録音は
バーンスタインがしばしば指揮台に立ったウィーンのムジークフェラインザールで行われたコンサートのライヴ。ドイツ語訳の
テキストによる世界初録音で、「黄金のホール」に響いた壮大な音楽と聴衆の深い感動が伝わります。
カップリングの《セレナード》は古代ギリシア哲学を音で描いた作品で、庄司沙矢香の超絶技巧に支えられた知的なアプローチは
最高のはまり役と言えましょう。
【収録曲】
01 交響曲 第3番 《カディッシュ》合唱、少年合唱、語り手、ソプラノと管弦楽のための 祈り-カディッシュ1
02 交響曲 第3番 《カディッシュ》合唱、少年合唱、語り手、ソプラノと管弦楽のための ディン・トーラ、カディッシュ2
03 交響曲 第3番 《カディッシュ》合唱、少年合唱、語り手、ソプラノと管弦楽のための スケルツォ、カディッシュ3-フィナーレ
04 独奏ヴァイオリン、ハープ、打楽器と弦楽のためのセレナード パイドロス、パウサニアス
05 独奏ヴァイオリン、ハープ、打楽器と弦楽のためのセレナード アリストファネス
06 独奏ヴァイオリン、ハープ、打楽器と弦楽のためのセレナード エリュキシマコス
07 独奏ヴァイオリン、ハープ、打楽器と弦楽のためのセレナード アガトン
08 独奏ヴァイオリン、ハープ、打楽器と弦楽のためのセレナード ソクラテス、アルキビアデス
キャロリン・サンプソン(ソプラノ
ルート・ブラウアー=クヴァム(語り
ウィーン楽友協会合唱団/ヨハネス・プリンツ(合唱指揮)
ウィーン少年合唱団/ゲラルト・ヴィルト(合唱指揮)
庄司紗矢香(ヴァイオリン)
佐渡裕指揮
トーンキュンストラー管弦楽団
[録音]2018年4月7日-10日 ウィーン、ムジークフェラインザール(ライヴ収録)
メディア掲載レビューほか
≪カディッシュ≫は、フル・オーケストラに合唱団、少年合唱、ソプラノ独唱と語り手が加わる大規模な編成で、歌詞も神と人間との関係を問う深遠な内容。作曲家バーンスタインのみならず思想家としてのバーンスタインの集大成というべき壮大な作品。佐渡裕はこの作品を得意としており、欧米の主要オーケストラへの客演で指揮して高く評価されています。この録音はバーンスタインがしばしば指揮台に立ったウィーンのムジークフェラインザールで行われたコンサートのライヴ。ドイツ語訳のテキストによる世界初録音で、「黄金のホール」に響いた壮大な音楽と聴衆の深い感動が伝わります。カップリングの≪セレナード≫は古代ギリシア哲学を音で描いた作品で、庄司紗矢香の超絶技巧に支えられた知的なアプローチは最高のはまり役と言えましょう。 (C)RS