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[佐藤亜紀]のバルタザールの遍歴
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バルタザールの遍歴 Kindle版

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商品の説明

内容紹介

黄昏のウィーンから灼熱のマグレブへ。肉体を一つしか持たない双子の酒に溺れた遍歴。
1991年新潮社刊行作品の現行最新版。2016年6月14日一部誤字を改訂。

内容(「BOOK」データベースより)

1918年、ウィーン、一つの肉体に共棲する双子の兄弟、ヒトラーをめぐる意外な陰謀、うたかたのオペラ…。第3回日本ファンタジーノベル大賞大賞受賞作。

登録情報

  • フォーマット: Kindle版
  • ファイルサイズ: 437 KB
  • 紙の本の長さ: 182 ページ
  • 同時に利用できる端末数: 無制限
  • 出版社: Tamanoir; 4版 (2016/4/1)
  • 販売: Amazon Services International, Inc.
  • 言語: 日本語
  • ASIN: B01D4CN0DY
  • X-Ray:
  • Word Wise: 有効にされていません
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 30件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア 有料タイトル - 11,704位 (Kindleストア 有料タイトルの売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
暇つぶしという理由以外に積極的に小説なんぞを
読むにたる理由がもしあるとすれば、
ごくまれにこういう楽しみを与えてくれる作品に
出会えるからなんだ。こう断言してみたい。
米原万里の「オリガ・モリソヴナの反語法」や
山尾悠子が好きならおすすめです。
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投稿者 青木星斗 投稿日 2010/3/31
形式: 文庫 Amazonで購入
 この作家のエッセイを読んで、ずいぶんえらそうな人だと思った。その毒舌に興味をそそられる形で買って読んでみた。
 ちょっと退嬰的で暗いけど、読者を引きつける表現力も構成力もある。巧い。賞を取ったのもこれなら分かる。
 文句をつけるとすれば、小説全体から湧き上がってくる力というか芸術性というかがもう一押し欲しいところだ。だがそんな文句をつけても仕方ないだろう。
 ノスタルジアを感じさせる娯楽なのだと思う。
 読んで何か問題が解決したりする小説ではないのだろう。もっとも、文学から来る解放感なぞだいたい一時のことだ。敵が死んだところで、主人公が別世界を目指すところで、解放はないのだ。徐々に衰微し、死に向かうなかで、わずかでも渋くても人生の実感を味わう。そういう一種のハードボイルドな感じの味わえる作品だと思う。
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形式: 文庫
日本ファンタジーノベル大賞をとった小説である。すごく珍妙な出だしで、これはもしかして損切りするのかもしれない、と危ぶんだが、結果としては満足のいく読書タイムであった。決してグイグイ引っ張るタイプではないが、なぜか惹きつけられて読み進めてしまう感じ。

主人公は、一人ぶんの身体にメルヒオールとバルタザールという二人の精神が宿った貴族の子。これは二重人格ではなく、二人で対等に会話するという不思議な状態である。そんな主人公(たち?)の、じわじわと転げ落ちていく人生模様を、決して悲劇的にならずに、かといってギャグ小説にもならず、主人公の回想録(主にメルヒオールが語るが、時どきバルタザールのツッコミが入る)という形式でユーモラスに描いている。

この作家は初めて読んだが、他のも買って読んでみようと思うくらい面白かった。
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形式: 文庫
ウィーンの爛熟期に貴族として生を受けて、ナチの台頭する中その熱狂ををシニカルに見つめ、ドイツへのオーストリア併合を「接合」と喝破するオーストリア=ハンガリー帝国の精神的な末裔である主人公、バルタザールとメルヒオールは精神は双子でありながら、肉体は一つという稀有な存在だ。その着想は例えばイヴリン・ウォーのブライズヘッド・リヴィジティッドゥなどの描写から得たという批判もある。しかしこの主人公たちの精神的な健全さは確かにウォーのそれに繋がるとはいえ、その描写の並外れた、知的な鋭さ、闊達さ、ユーモア、気取り、その全てにおいて、日本の小説の中で正しく稀有な存在といっていいと思う。日本に生を受けながら、その作者の魂の故郷はまるでヨーロッパであるかのようだ。前半は多少その描写において不正確なように思われる、というか日本の偽洋風建築に似たような描写が見られるが、後半話が面白くなってくるにつれ、描写は正しくヨーロッパの、特にフランスの、ベル・エポックを髣髴とさせるようになり、筋立てがはっきりしてくるにつれ、小説の味わいに外連味と言うようなものが増してくる。話にはきちんとした落ちがついており、申し分なく楽しめた。私は、自分がフランスと多少とも縁を持つようになっていささか身内びいきするような感覚ではあるのだが、この小説は舞台はウィーンではあるのだが、その主人公の精神的な故郷はフランスではないかと思ってし...続きを読む ›
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形式: 文庫 Amazonで購入
「ひとつの体を共有する双子の華麗なる遍歴」とストーリーを聞いてパリの貴族の家に生まれたシャム双生児の話だと思ってたんですが違いました。でも例の浴槽ドボンまで「バルタザールの正体って実は人面瘡?」と疑ってた馬鹿な私。

この物語はメルヒオールの手記という形で幕を開けるのだが、作中に挿入されるバルタザールの反論というか突っ込みというか、それがとてもいい味出していて面白い。
メルヒオールの言い分に「そうじゃない」「誤解だ」「なんてことだ、まだあの時の事を根に持ってるのか?」と合いの手を入れるバルタザール、なんたって同じ体を共有してるからその気になればむりやり手を乗っ取って訂正を挟む事が出来る。
げに便利な二人羽織り漫才にくすっと笑ってしまう。

とても流麗で端正な文体なのだが、本書の魅力はそのエスプリとユーモアにあると思う。
兄弟がシュトルツに注ぐ意地悪な視線、女にふられてやけくそになった挙句の放蕩三昧の日々、初めて駱駝に乗ったときの公爵にあるまじきはしゃぎっぷり、金髪のエックハルトの愛すべき小悪党ぶり……
文体の格調高さにもかかわらず、それらの描写が非常にツボを得ていて小気味いい。

「ぺぺと名前までつけていたのに!」と駱駝の誘拐を本気で口惜しがるさまに噴き出さずにいられようか。いや、無
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