この映画は割と事実に基づいています。
バリーが気の毒なのはCIAにまんまと利用されただけということです。
政府の仕事をすると、いつかは見捨てられてしまう。
恐らく50代くらいの人ならイラン・コントラ事件を聞いたことがあると思います。
アメリカの反共組織に武器と金をばらまいて、現政権を倒す。
いつものシナリオです。
実際に公聴会の様子も日本でニュースになりました。
この映画にはバリーを含むモデルが数人居ることが、アメリカのドキュメント番組で明らかになっています。
麻薬や武器の密輸は今現在も行われていて、結局、どこの国も組織も彼らを利用しているのです。
そこを上手くエンターテイメントにするのが、さすがにハリウッドは上手いです。