素晴らしい。
「映像研に手を出すな」のその後の数十年の葛藤まで描ききった作品であり、
「SHIROBAKO」で描かれなかった業界のダークな側面にも臆せず触れた作品であり、
天才と凡人の胸が詰まる軋轢という点ではむしろ「医龍」あたりを思わせるものがある。
後半のぐんぐん時間が流れていくところも要所要所で「時代」が顔を出すところもいい。
しかし何より、「人と付き合えない天才」と「生真面目な悩みつづける凡才」が
それぞれ苦難の道をあゆんで成長し再会するストーリーにただただ心打たれた。
繊細で、大胆で、あくまでも前向きな作品だ。
購入オプション
| 紙の本の価格: | ¥957 |
| 割引: | ¥ 96 (10%) |
|
|
|
| Kindle 価格: |
¥861
(税込) |
|
獲得ポイント:
|
9ポイント
(1%)
|
バララッシュ 3巻 (HARTA COMIX) Kindle版
-
言語日本語
-
出版社KADOKAWA
-
発売日2020/2/15
-
ファイルサイズ142141 KB
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
【Kindleマンガ ストア】:
人気・新着、お買得タイトルをチェック。Kindle端末がなくても、
Kindle Web Reader
ならブラウザでマンガがすぐ読める。
-
このシリーズの次の1巻
¥ 861
9 pt (1%) -
このシリーズを全巻まとめ買い (1巻-2巻)
¥ 1,255
12 pt (1%)
このシリーズの次の1巻
シリーズの詳細を見る
紙の本の価格 :
¥ 957
Kindle 価格:
¥ 861
¥ 96の割引 (10%)
獲得ポイント:
9 pt (1%)
このシリーズを全巻まとめ買い
シリーズの詳細を見る
人気のインディーズマンガ
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
ルドルフ・ターキー 1巻 (HARTA COMIX)Kindle版
星屑ニーナ 4巻 (HARTA COMIX)Kindle版
星屑ニーナ 3巻 (HARTA COMIX)Kindle版
バララッシュ 1巻 (HARTA COMIX)Kindle版
極東事変 1巻 (HARTA COMIX)Kindle版
ニコラのおゆるり魔界紀行 1 (HARTA COMIX)Kindle版
登録情報
- ASIN : B084FRSPDT
- 出版社 : KADOKAWA (2020/2/15)
- 発売日 : 2020/2/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 142141 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 29,177位Kindle マンガ
- カスタマーレビュー:
こちらもおすすめ
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
バララッシュ 2巻 (HARTA COMIX)Kindle版
星明かりグラフィクス 3 (HARTA COMIX)Kindle版
バララッシュ 1巻 (HARTA COMIX)Kindle版
星屑ニーナ 3巻 (HARTA COMIX)Kindle版
星屑ニーナ 2巻 (HARTA COMIX)Kindle版
星明かりグラフィクス 2 (HARTA COMIX)Kindle版
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
35 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ベスト500レビュアー
Amazonで購入
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僅か3巻、しかし、この漫画は3巻で完結で良い。
もっと読みたい、もっと知りたい、そんな思いももちろんある。
でも、駆け足でも打ち切りでもない。
大事なことは全部入ってるし、尺が長すぎることもないし、とっ散らかりもしないし、冗長になることもない。
ハラハラわくわくするストーリー、心に響く台詞、胸を揺さぶられる絵。
全部が納得いって満足いく作品だった。
その上での、奥付の後に「あとがき」を置いてくれるなんて、心憎い演出も嬉しい。
もう一度書くけど、素晴らしい漫画だった。
もっと読みたい、もっと知りたい、そんな思いももちろんある。
でも、駆け足でも打ち切りでもない。
大事なことは全部入ってるし、尺が長すぎることもないし、とっ散らかりもしないし、冗長になることもない。
ハラハラわくわくするストーリー、心に響く台詞、胸を揺さぶられる絵。
全部が納得いって満足いく作品だった。
その上での、奥付の後に「あとがき」を置いてくれるなんて、心憎い演出も嬉しい。
もう一度書くけど、素晴らしい漫画だった。
2020年2月22日に日本でレビュー済み
完結を記念してストーリー全体を評してみる。
面白いと思った。それは「他ならぬ福島聡が1980年代から現在へ至るアニメ業界を舞台に二人の青年の成長譚を描く」という着想の勝利であり、その意味では期待に違わぬレベルに達していたと言って構わないだろう。
にもかかわらずマンガ作品として失敗している原因は、第1巻の頭で二人が長年かかって夢を実現したオリジナル企画のアニメーション映画がちっとも魅力的に見えないことだ。「え? 今までやりたかったのがこれなの?」というガッカリ感。たしかに、いわゆる作画マニア諸氏が狂喜乱舞するタイプのアニメーションではあるのだろう。しかし件の映画は、作画のパワーに見合うだけの映画的な企みを、カギカッコ付きの「映画」たり得る体裁を具えているのかどうか判然としない。そこらへんを詳しく描いていないからだ。打切りされなきゃ描くつもりだったのかも知れないけどさ。「読者の想像にお任せします」じゃダメなんだよ。それを描くために作者はこのマンガを描き始めたんじゃなかったの? なのに描かないで終わらせたら、まるで肉抜きの牛丼じゃないか。
もちろん伏線はあった。繰り返される「虚構の申し子」という呪い。で、実際に映画を作ろうとして「俺に何も語るべきものがない」と悟るわけだ。しかし、その流れで「俺は平凡な主人公の物語を作ればいいんだ」ではあまりにも飛躍が過ぎる。そして結局、読者は彼らが達成した成果を具体的に知ることができない。連載が長ければ『まんが道』のように作中作の形で描けたかも知れないが。
1巻から3巻までの帯には『ナウシカ』『王立』『ホルス』『幻魔』『BD』と、傑作アニメ映画の題名が釣り書き風に現れる。それらに並び立つような「映画」を彼ら二人は作れたのか。無理なんじゃないのォ? だって彼らはアニメしか見てないもん。原体験そのものがアニメなの。それじゃ縮小再生産のスパイラルに陥るのは自明だ。実際、ガイナックス世代以降の演出家たちが撮ったアニメ映画の大多数は「映画」として成立していない。ろくでもないゴミが多すぎる。
実はその点こそが現在の、現実のアニメーション映画の問題点だったりする。そうした危機をあぶり出すのが福島聡の狙いだったとすれば、私が抱いた「失敗作です」という感想は正に作者の思う壺であり、失敗作として完結したこと自体、作者が意図した成功に違いないのだ。現実を忠実に写し取ろうと努力するあまり、よせば良いのに現実のつまらなさまでマンガに反映させてしまう。その生真面目さこそ福島の真骨頂だろう。
そんなわけで、上で述べた仮説が当たっているとすれば、しぶしぶ「相変わらず福島は人の悪い良いマンガ家だよなぁ」と褒めるしかなさそうだ。二人の成長譚が爽やかに見えるのは、あくまでも「それじゃダメなんだよ」という悪意でこっそり裏打ちされているからこそ無駄に輝いているのであって、間違っても読者は作者が見せかけの笑顔で仕掛けた誘導に乗ってはならない。わかりましたか?
面白いと思った。それは「他ならぬ福島聡が1980年代から現在へ至るアニメ業界を舞台に二人の青年の成長譚を描く」という着想の勝利であり、その意味では期待に違わぬレベルに達していたと言って構わないだろう。
にもかかわらずマンガ作品として失敗している原因は、第1巻の頭で二人が長年かかって夢を実現したオリジナル企画のアニメーション映画がちっとも魅力的に見えないことだ。「え? 今までやりたかったのがこれなの?」というガッカリ感。たしかに、いわゆる作画マニア諸氏が狂喜乱舞するタイプのアニメーションではあるのだろう。しかし件の映画は、作画のパワーに見合うだけの映画的な企みを、カギカッコ付きの「映画」たり得る体裁を具えているのかどうか判然としない。そこらへんを詳しく描いていないからだ。打切りされなきゃ描くつもりだったのかも知れないけどさ。「読者の想像にお任せします」じゃダメなんだよ。それを描くために作者はこのマンガを描き始めたんじゃなかったの? なのに描かないで終わらせたら、まるで肉抜きの牛丼じゃないか。
もちろん伏線はあった。繰り返される「虚構の申し子」という呪い。で、実際に映画を作ろうとして「俺に何も語るべきものがない」と悟るわけだ。しかし、その流れで「俺は平凡な主人公の物語を作ればいいんだ」ではあまりにも飛躍が過ぎる。そして結局、読者は彼らが達成した成果を具体的に知ることができない。連載が長ければ『まんが道』のように作中作の形で描けたかも知れないが。
1巻から3巻までの帯には『ナウシカ』『王立』『ホルス』『幻魔』『BD』と、傑作アニメ映画の題名が釣り書き風に現れる。それらに並び立つような「映画」を彼ら二人は作れたのか。無理なんじゃないのォ? だって彼らはアニメしか見てないもん。原体験そのものがアニメなの。それじゃ縮小再生産のスパイラルに陥るのは自明だ。実際、ガイナックス世代以降の演出家たちが撮ったアニメ映画の大多数は「映画」として成立していない。ろくでもないゴミが多すぎる。
実はその点こそが現在の、現実のアニメーション映画の問題点だったりする。そうした危機をあぶり出すのが福島聡の狙いだったとすれば、私が抱いた「失敗作です」という感想は正に作者の思う壺であり、失敗作として完結したこと自体、作者が意図した成功に違いないのだ。現実を忠実に写し取ろうと努力するあまり、よせば良いのに現実のつまらなさまでマンガに反映させてしまう。その生真面目さこそ福島の真骨頂だろう。
そんなわけで、上で述べた仮説が当たっているとすれば、しぶしぶ「相変わらず福島は人の悪い良いマンガ家だよなぁ」と褒めるしかなさそうだ。二人の成長譚が爽やかに見えるのは、あくまでも「それじゃダメなんだよ」という悪意でこっそり裏打ちされているからこそ無駄に輝いているのであって、間違っても読者は作者が見せかけの笑顔で仕掛けた誘導に乗ってはならない。わかりましたか?