- 単行本(ソフトカバー): 444ページ
- 出版社: 双風舎 (2006/6/26)
- ISBN-10: 4902465094
- ISBN-13: 978-4902465099
- 発売日: 2006/6/26
- 梱包サイズ: 18.8 x 12.8 x 2.6 cm
- おすすめ度: 6件のカスタマーレビュー
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バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか? 単行本(ソフトカバー) – 2006/6/26
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商品の説明
内容紹介
【バックラッシュって何なの?】
バックラッシュとは、ある政治的言説で政策などが進められたときに生じる、その言説に対する「反動」や「より戻し」のことをいう。最近でいえば、「ジェンダーフリー」に対する過剰な反対や誹謗・中傷などが、その代表的な事例になる。
【たとえば「ジェンダー=フェミニズム=共産主義」ってホント?】
「過剰な性教育はいかん」「男女混合名簿はいかん」「端午の節句やひな祭りができなくなる」……。「ジェンダーフリー」を叩く人たちが使うこうした常套句は、ほんとうのことを語っているのだろうか。彼らのいう図式は、絵空事ではないのか。本書の執筆陣がそれを徹底分析する。
【そもそも「ジェンダーフリー」って何?】
「ジェンダーフリー」という概念については、バーバラ・ヒューストンさんのイメージする「ジェンダーフリー」とはかけ離れたかたちで、推進派も反対派も使用している。それでは、ご本人に登場していただこうということで、バーバラさんへのインタビューとコメントを掲載した。
【すごい執筆陣に、お集まりいただきました】
本書に登場する執筆陣のスタンスは多種多様である。共通点はふたつ。第一は、ジェンダーフリー自体には距離をとり、ときには批判をしてきた論者。第二に、バックラッシュによる批判の論法や論旨に対して、ときに爆笑し、ときにあきれかえってきた論者。男女平等で、何が悪い! バックラッシュを問題視する執筆陣が、そういう常套句や絵空事を徹底的に分析し、批判する。
バックラッシュはアホらしい。次なる局面へ! ではなぜ、アンバランスで喜劇的な泥仕合を展開するために、これだけの執筆者にお集まりいただいたのか。答えは簡単。「ジェンダーフリー自体は推進しないが、デマと不安ばかり拡大再生産するバックラッシュは、それ以上にアホらしい。そろそろネクスト・ステージ(次なる局面)へ」と宣言するために、である。
著者について
【執筆者】
宮台真司(みやだいしんじ) 社会学者。首都大学東京都市教養学部准教授
斉藤環(さいとうたまき) 精神科医
鈴木謙介(すずきけんすけ) 社会学者。国際大学グローバルコミュニケーションセンター客員研究員
後藤和智(ごとうかずとも) 東北大学工学部建築学科在学中
山本貴光(やまもとたかみつ) ゲーム作家・文筆家
吉川浩満(よしかわひろみつ) 文筆業
澁谷知美(しぶやともみ) 社会学者。国際日本文化研究センター共同研究員
小谷真理(こたにまり) SF評論家
ジェーン・マーティン マサチューセッツ大学ボストン校哲学部名誉教授
バーバラ・ヒューストン ニューハンプシャー大学教育学部教授
山口智美(やまぐちともみ) シカゴ大学東アジア研究センターポストドクトラル研究員
小山エミ(こやまえみ) 非営利団体インターセックス・イニシアティヴ代表
瀬口典子(せぐちのりこ) モンタナ大学人類学部助教授
長谷川美子(はせがわよしこ) 高校教員
荻上チキ(おぎうえちき) ブロガー
上野千鶴子(うえのちづこ) 社会学者。東京大学大学院人文社会系研究科教授
(以上、執筆順)
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