初めて本書に出合ったのは20年ほど前の高校時代。当時としてもかなり昔の本ではあったものの、著者の狂おしいほどのアメリカかぶれ具合に打たれた。何度も図書館から借りて読み耽り、本書に掲載されていたフィルソンのダブルマッキーノクルーザーやペンドルトンのシャツを手に入れ、バックの#110フォールディングハンターやジッポを買った。米国のトレイルへの憧れの萌芽も本書がきっかけで、後年JMTを歩くことになるなど、人生における影響力の大きさでは群を抜く存在だ。
ずっと手許に置いておきたいと願っていたが、古本も高騰、この度電子書籍としてではあるが、再会できたことが嬉しい。文章や図版の一つ一つが当時の記憶のままだ。
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バックパッキング入門 Kindle版
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、自書の参照、引用などの機能が使用できません。
※この電子書籍は、1976年発行の『バックパッキング入門』(山と溪谷社)を底本としスキャンしたものです。
本書は、当時のアウトドアの概念や、バックパッキングの思潮を知るための貴重な文献であり、電子書籍化にあたっては、その価値を重んじ原本に忠実に複製しました。
著者芦沢一洋さんは本書の改訂新版を望まれていましたが、まことの残念ながら1996年に若くして逝去されました。そのため,登場する用具や商品,製造メーカー,販売店などについての情報は更新しておらず,現在と大きく異なります。また、使われている用語・技術なども現在とは異なることがあることをご了解ください。
編集部
1960年代後半から、アメリカで大きな盛り上がりを見せたバックパッキング・ブーム。本書は「アウトドアの伝道者」芦沢一洋が、1976年、日本に初めてバックパッキングを体系的に紹介したもので、現在では入手困難な「幻の名著」となっています。
内容は、用具、技術解説にとどまらず、巻頭の「Part1: SPIRIT & MIND」をはじめ、当時の歴史背景、先駆者たちの思想などから、単なるスポーツではなく自然との共生を求めるライフスタイルとしてのバックパッキングの精神を解き明かしたものです。現代にも通用する思想としてのアウトドア・ライフの精神が本書がいまだ多くのファンをもつ理由でしょう。
もちろん用具、技術解説は、日本のアウトドアに適応できるよう配慮され、豊富な写真でフットギア、バックパックからサバイバル・ギア、フライフィッシングまで、懇切丁寧、マニアックに解説。
本書から始まったと言ってもよいアウトドア・ギアの歴史をたどれるのも、ファンにはたまらない魅力となっています。
78年発行の『遊歩大全』(コリン・フレッチャー著/芦沢一洋訳)との関連性の読み解きも興味深いところです。
※この電子書籍は、1976年発行の『バックパッキング入門』(山と溪谷社)を底本としスキャンしたものです。
本書は、当時のアウトドアの概念や、バックパッキングの思潮を知るための貴重な文献であり、電子書籍化にあたっては、その価値を重んじ原本に忠実に複製しました。
著者芦沢一洋さんは本書の改訂新版を望まれていましたが、まことの残念ながら1996年に若くして逝去されました。そのため,登場する用具や商品,製造メーカー,販売店などについての情報は更新しておらず,現在と大きく異なります。また、使われている用語・技術なども現在とは異なることがあることをご了解ください。
編集部
1960年代後半から、アメリカで大きな盛り上がりを見せたバックパッキング・ブーム。本書は「アウトドアの伝道者」芦沢一洋が、1976年、日本に初めてバックパッキングを体系的に紹介したもので、現在では入手困難な「幻の名著」となっています。
内容は、用具、技術解説にとどまらず、巻頭の「Part1: SPIRIT & MIND」をはじめ、当時の歴史背景、先駆者たちの思想などから、単なるスポーツではなく自然との共生を求めるライフスタイルとしてのバックパッキングの精神を解き明かしたものです。現代にも通用する思想としてのアウトドア・ライフの精神が本書がいまだ多くのファンをもつ理由でしょう。
もちろん用具、技術解説は、日本のアウトドアに適応できるよう配慮され、豊富な写真でフットギア、バックパックからサバイバル・ギア、フライフィッシングまで、懇切丁寧、マニアックに解説。
本書から始まったと言ってもよいアウトドア・ギアの歴史をたどれるのも、ファンにはたまらない魅力となっています。
78年発行の『遊歩大全』(コリン・フレッチャー著/芦沢一洋訳)との関連性の読み解きも興味深いところです。
- 言語日本語
- 出版社山と溪谷社
- 発売日1976/3/20
- ファイルサイズ233574 KB
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登録情報
- ASIN : B00C93LPO6
- 出版社 : 山と溪谷社 (1976/3/20)
- 発売日 : 1976/3/20
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 233574 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効になっていません。
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- Amazon 売れ筋ランキング: - 340,715位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- - 704位登山・ハイキング (Kindleストア)
- - 2,634位登山・ハイキング (本)
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VINEメンバー
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古本が、きれいなコンディションでスキャニングされたような電子ブックです。ゆえに7インチ以下の画面で見るのは厳しく、8.9インチのキンドルファイアーで読める本です。最近はバックパッキングの本が数多く発刊されていますが、自然保護や自然回帰の視点で書かれた本は少ないかと思います。本書は、アメリカの流行をそのまま輸入したような本で、随所にカタカナ英語がみられるものの、根本の思想はしっかり伝えられていると思います。おそらく「遊歩大全」(The complete walker)に大きな影響を受け、構成も途中から、道具に関するこだわり考のような内容が占めますが、当時の技術もさることながら、近代(?)の道具を設計するうえで、当たり前になって忘れ去られているような思想を、しっかりと記しているのは、とても良いと思いました、Whole Earth Catalogの表紙が本書中に出てきたのには、とてもしびれました。またさらに、ソロー(D.Thoreau)や、ジョン・ミュア(John Muir)がでてくるくだりは、加藤則芳さんや、漫画の「岳」につながっていく、山やトレイル、自然に対しての憧憬や愛情を深く感じました。
古書をスキャンしたkindle本は、なかなか実現させるのが難しいと思いますが、40~50年前の本であれば、保管状態がよければ実現可能だと思いました。この手の電子書籍が、つぎつぎ発刊されることを期待します。
古書をスキャンしたkindle本は、なかなか実現させるのが難しいと思いますが、40~50年前の本であれば、保管状態がよければ実現可能だと思いました。この手の電子書籍が、つぎつぎ発刊されることを期待します。