漫画の模写用に買いました。
小畑健先生の画力は申し分ないです。コマ運び、凝ったカメラワーク、正確なデッサンや細かい描き込み……お手本にふさわしいと言われるゆえんを実感しました。
したがって、模写の用途であれば大満足のクオリティです。
しかし、話の内容が非常に不愉快です。
女性差別のところも他人を見下し身内だけ褒め合う主人公2人のクズっぷりも、原作者が自分の言いたいことを登場人物に代弁させて気持ちよくなっているふうに感じます。
特に女性差別のところはひどいです。偏見を振りかざして自分たち頭いいと酔いしれる主人公が痛すぎます。
自分が受け付けなかった部分は具体的には下記のあたりです。実際はもっとあります。
「おしとやかに行儀よくしてるのが女の子らしい。それが一番ってのが自然に身についていて、『女の子だから』真面目な方がいいけど、勉強は中くらいでいい。出来すぎてもかわいくないって感覚生まれつき持ってるんだ」「そう『女の子だから』がわかってるんだ。可愛いお嫁さんになるのが女の一番の幸せって生まれながらに思っている。それまでは、いや、結婚しても女らしく、おしとやかに可愛く。それが計算じゃないんだからクラス一勉強できる女岩瀬より100倍頭いい」「反対に岩瀬だって見た目も悪くないけど好きになれなくね? 確かに女で一番成績がいい。それが誇らしげな性格が嫌だ。馬鹿だとさえ思う」
この発言を聞いた主人公は、やっぱこいつ頭いいな、と感じて発言者と手を組むことを決めます。
読者からするとただひたすらに気持ち悪いだけです。
あと個人的に、亜豆の「岩瀬さん、男の子にはあんまり人気ないと思うよ」あたりの発言も腹黒さがにじみ出ていて全然かわいくないです。
いいのは作画だけ。性格クズな登場人物しかいません。
目的が模写でなければ、ただ気分が悪くなるだけなので捨てていました。
普通に読む用なら☆1つけます。
上記が受け付けない方は買わないことをおすすめします。
バクマン。 カラー版 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版
大場つぐみ
(著),
小畑健
(著)
形式: Kindle版
小畑健
(著)
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言語日本語
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出版社集英社
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発売日2009/1/5
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ファイルサイズ61509 KB
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
221 件のグローバル評価
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上位レビュー、対象国: 日本
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2019年10月31日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2016年9月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画家志望の中学生の純愛ラブコメ。
純愛と漫画製作、2つのストイックなテーマがうまくシンクロしてストーリーを引き立てあっているように思う。
また、主人公が恋愛、漫画、友情を通じて成長していくのが快い。
しかしながら、漫画指南書ではない。
漫画製作のヤル気は出るかもしれないが、漫画を上手くかけるようにはならない。
この作品は純愛ラブコメであるとしっかり認識して読むのがいいと思う。
序盤(1巻含む)には中学生特有の浅はかさも盛り込まれているので、
文章をそのまま受け止めてしまう読者の目には「クソ生意気な中学生だ」と写り、読むのをやめてしまうかもしれない。
10年、20年経っても新しい世代の一部に受け入れられ読み返されていく作品であることは間違いないと思う。
純愛と漫画製作、2つのストイックなテーマがうまくシンクロしてストーリーを引き立てあっているように思う。
また、主人公が恋愛、漫画、友情を通じて成長していくのが快い。
しかしながら、漫画指南書ではない。
漫画製作のヤル気は出るかもしれないが、漫画を上手くかけるようにはならない。
この作品は純愛ラブコメであるとしっかり認識して読むのがいいと思う。
序盤(1巻含む)には中学生特有の浅はかさも盛り込まれているので、
文章をそのまま受け止めてしまう読者の目には「クソ生意気な中学生だ」と写り、読むのをやめてしまうかもしれない。
10年、20年経っても新しい世代の一部に受け入れられ読み返されていく作品であることは間違いないと思う。
2018年4月6日に日本でレビュー済み
久しぶりに読み返してみたら吐き気がしたので、今更ながらレビュー書きに来ました。
作中で語られる男女観がガッチガチ。作者は人間をあまりに単純に見てる。
結婚してお嫁さんになるのが女の一番の幸せ?? 仕事で成功するとか趣味に生きるとか、そういう別の形の幸せもあるのに? いつの時代の女性観だよ……。人間そんな単純じゃねえだろ。
主人公達が何か気合を入れた発言をする度に、「男に生まれたからには」「これでやらなきゃ男じゃねえ」とか、いちいち性別を強調する。性別だけで生き方を決めつけるのか? 人間そんな単純じゃねえだろ。
それらを、頭いいという設定のキャラ達に発言させるからタチが悪い。頭悪いだろ、キャラ達も作者も。人間観ガッチガチだな。人間そんな単純じゃねえだろ。
作中で語られる男女観がガッチガチ。作者は人間をあまりに単純に見てる。
結婚してお嫁さんになるのが女の一番の幸せ?? 仕事で成功するとか趣味に生きるとか、そういう別の形の幸せもあるのに? いつの時代の女性観だよ……。人間そんな単純じゃねえだろ。
主人公達が何か気合を入れた発言をする度に、「男に生まれたからには」「これでやらなきゃ男じゃねえ」とか、いちいち性別を強調する。性別だけで生き方を決めつけるのか? 人間そんな単純じゃねえだろ。
それらを、頭いいという設定のキャラ達に発言させるからタチが悪い。頭悪いだろ、キャラ達も作者も。人間観ガッチガチだな。人間そんな単純じゃねえだろ。
2017年7月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お友達からお勧めされた作品でしたけど、読んだら「見たことがない」感じな楽しさがあふれてきた。
こんなに正しく(と見えるように)マンガ産業を表す作品はほとんどありませんと思う。
大場つぐみ先生と小畑健先生の作品をみんなにお勧めする。11/10
こんなに正しく(と見えるように)マンガ産業を表す作品はほとんどありませんと思う。
大場つぐみ先生と小畑健先生の作品をみんなにお勧めする。11/10
2017年10月4日に日本でレビュー済み
最初は頭のいい子と普通の絵がうまい子が漫画を描いてプロを目指す話し、なんですが
この2人が色々分析しだすんですよね、キャラがどっちも同じ。頭いいって勉強のことをいってるんじゃない、みたいな。だから2人の個性が一緒なんですよね。頭がよくて自己評価が高くストイックで頑固。
お互いを褒めあったり、頭のいい女子を貶したり、少女漫画を馬鹿にしていたり偏見に満ち溢れています。
「セックス レイプ 妊娠 中絶 あれは最低だよな」
「それは少女マンガとか くだらない恋愛小説だろ…」
問題提起漫画として私はアリだと思いますがね。そのくせエロは男のロマンとか言い出すし。男はいいが女は駄目が多いんです。
この巻ではありませんが、途中女性作家がでてきます。青樹さん。マーガレット出身と言ってるのに絵が崩壊しててストーリーも「どきんっ」みたいな男子うけの悪い意味不明の漫画として描かれてます、そのくせ本人はプライドが高くアドバイスは受け入れない性格。少年漫画は絵が上手くストーリーもこんなに頑張って描いてるんです!って言ってるようです。いや、言いたいんでしょうね。
青樹さんは過度な暴力シーンは描きたくない、少年の教育にいいとは思えないと言いますがそれは男性作家陣に馬鹿にされて終わります。
なんだかなーって感じです。
いんですよ、馬鹿にしても。でも押し付けられてる感じしかしないんです。
「これはダメ」「これは最高にかっこいい」「これは間違ってる」
全て答えのない問題に対して(十人十色という意味で)作者の考えを主人公たちが代弁して喋って押し付けられてる感が窮屈です。
あと青い思考と暴言に対して大人が引きずられすぎ。
大人が許すもんだからどんどん助長していくし・・。
あと自分が彼女に対して「怒ると分かっているから」隠し事して(浮気)「俺を信じてないのか!むかつく!」とかさ。
電話をかけて彼女が何故か?と聞いても「うるせー!!」とか。「公園に来い!」とか。プライド高すぎます。
仕事が行き詰れば妻となったその彼女にあたるし、「くそー!!!」とか大声で叫んだり。
漫画家はそんなに偉いのかよwと思ってしまう。仕事で辛い事があっても、私は家では笑顔でいようと努めるし、ましてや旦那にあたるなんてことありえないんですがね。結婚してから彼氏をさん付けで呼びだすのも気持ち悪いし。
この2人は自分達だけで生きてるような人たちで、コミュニケーション能力がとても低く、漫画というつながりがないと人と話すこともできない人達なんですよ。なのに作者が常に回りを下に見えるように描いてるし。
これらひとつひとつ全てに共感できる人は面白いと思うと思う。
ただ「ん?」と思うことがありすぎるので全てに頷ける人は少ないと思います。いくつかならスルーできるので、1巻に何個も、と気になってしまう人はこの先買ってもモヤモヤが溜まる一方なのでお勧めできません。
この2人が色々分析しだすんですよね、キャラがどっちも同じ。頭いいって勉強のことをいってるんじゃない、みたいな。だから2人の個性が一緒なんですよね。頭がよくて自己評価が高くストイックで頑固。
お互いを褒めあったり、頭のいい女子を貶したり、少女漫画を馬鹿にしていたり偏見に満ち溢れています。
「セックス レイプ 妊娠 中絶 あれは最低だよな」
「それは少女マンガとか くだらない恋愛小説だろ…」
問題提起漫画として私はアリだと思いますがね。そのくせエロは男のロマンとか言い出すし。男はいいが女は駄目が多いんです。
この巻ではありませんが、途中女性作家がでてきます。青樹さん。マーガレット出身と言ってるのに絵が崩壊しててストーリーも「どきんっ」みたいな男子うけの悪い意味不明の漫画として描かれてます、そのくせ本人はプライドが高くアドバイスは受け入れない性格。少年漫画は絵が上手くストーリーもこんなに頑張って描いてるんです!って言ってるようです。いや、言いたいんでしょうね。
青樹さんは過度な暴力シーンは描きたくない、少年の教育にいいとは思えないと言いますがそれは男性作家陣に馬鹿にされて終わります。
なんだかなーって感じです。
いんですよ、馬鹿にしても。でも押し付けられてる感じしかしないんです。
「これはダメ」「これは最高にかっこいい」「これは間違ってる」
全て答えのない問題に対して(十人十色という意味で)作者の考えを主人公たちが代弁して喋って押し付けられてる感が窮屈です。
あと青い思考と暴言に対して大人が引きずられすぎ。
大人が許すもんだからどんどん助長していくし・・。
あと自分が彼女に対して「怒ると分かっているから」隠し事して(浮気)「俺を信じてないのか!むかつく!」とかさ。
電話をかけて彼女が何故か?と聞いても「うるせー!!」とか。「公園に来い!」とか。プライド高すぎます。
仕事が行き詰れば妻となったその彼女にあたるし、「くそー!!!」とか大声で叫んだり。
漫画家はそんなに偉いのかよwと思ってしまう。仕事で辛い事があっても、私は家では笑顔でいようと努めるし、ましてや旦那にあたるなんてことありえないんですがね。結婚してから彼氏をさん付けで呼びだすのも気持ち悪いし。
この2人は自分達だけで生きてるような人たちで、コミュニケーション能力がとても低く、漫画というつながりがないと人と話すこともできない人達なんですよ。なのに作者が常に回りを下に見えるように描いてるし。
これらひとつひとつ全てに共感できる人は面白いと思うと思う。
ただ「ん?」と思うことがありすぎるので全てに頷ける人は少ないと思います。いくつかならスルーできるので、1巻に何個も、と気になってしまう人はこの先買ってもモヤモヤが溜まる一方なのでお勧めできません。
他の国からのトップレビュー

Gina Moceri
5つ星のうち5.0
Nice Japnese novel
2014年1月24日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
The novel that I ordered was in it's "raw" format, which is slang for "original Japanese" (no subtitles for an anime, but this isn't an anime, it's a manga). It's a decently clean manga, with only 1 curse word throughout that I caught, and a very simple and nice plot: Two manga artists and writer (one artist and one writer) join forces to try and become a famous manga creator for Japan's popular Manga magazine "Shounen Jump".
*Though this series does have an anime.
*Though this series does have an anime.
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