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ハリガネムシ 単行本 – 2003/8

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商品の説明

受賞歴

第129回(平成15年度上半期) 芥川賞受賞

商品説明

   吉村萬壱はデビュー作『クチュクチュバーン』において、個体としての人間が他の生命や物質と同化・変態し、巨大な集合体の中に溶け込んでいくプロセスを通して、人類進化の壮大なビジョンを初期筒井康隆の作品世界を彷彿(ほうふつ)とさせるグロテスクかつドタバタふう筆致によって描き上げた。芥川賞受賞作『ハリガネムシ』において、吉村は物語の舞台を近未来から現代(1980年代後半)へ移すとともに、前作において顕著だった暴力と破壊のテーマをさらに発展させ、それらをひとりの人間の内に発する過剰な欲望のありようとしてリアルに表現することに成功している。

   物語の主人公は、高校で倫理を教える25歳の平凡な教師中岡慎一。アパートで独り暮らしをする慎一の前に、半年前に知り合った23歳のソープ嬢サチコが現れる。サチコは慎一のアパートに入り浸り、昼間は遊び歩き、夜は情交と酒盛りの日々を送る。サチコの夫は刑務所に服役中で、ふたりの子どもは施設に預けたままだが、詳しい事情は明らかでない。慎一はサチコを伴い車で四国に旅立つが、幼稚な言葉を使い、見境なくはしゃぎまわり体を売るサチコへの欲情と嫌悪が入り交じった複雑な感情は、慎一の中で次第に暴力・殺人願望へと変容していく。慎一は、自身の中に潜在する破壊への思いを、カマキリに寄生するハリガネムシの姿に重ね合わせる。

   カマキリの尻から悶(もだ)え出る真っ黒いハリガネムシ、風呂屋の洗い場でロゼワイン色の血尿を放つ男、奇っ怪な叫び声をあげる登場人物など、グロテスクな人物や不穏なイメージに彩られた本作は、すべての読者に平等に支持されるものではないかもしれない。しかし、人間の内に発する欲望や衝動をありのままに記述していこうとする吉村の作家としての姿勢は実直なものであり、倫理的であるとさえいえる。

   人間の本性として備わる「欲望」の本質に鋭く迫った問題作である。(榎本正樹)

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登録情報

  • 単行本: 137ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2003/08)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4163223401
  • ISBN-13: 978-4163223407
  • 発売日: 2003/08
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.2 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0 63件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
悪を描ききった作品。

との帯だが個人的にはそうは思わなかった。

単純に「人間」を正直に描いた結果が、悪に写るのではないか。

第129回芥川賞を受賞とのコトだが、芥川賞らしい作品と言うべきか。

内容は、

「ハリガネムシ」「岬行」の二作品からなるが、

やはり強烈な印象を残すのは「ハリガネムシ」の方。

教師である主人公は、ソープランドで知り合ったサチコと、

ほぼ済し崩し的に同棲生活を始め、徐々に異常性を増していく。

次第にエスカレートする暴力への衝動は、

自殺未遂の手首の傷に自ら指をもぐらせ、穴をうがつ、といった行動に発展する。

主人公はじめ、登場人物の異常性のみが目立つように感じるが、

なぜかそれが自然の行為のように感じてしまう。

それは単なる「悪」ではなく、人間の根本的な欲求や行動を描いているからかもしれない。

正直、気分が悪くなる小説ではあるが、

単なるエログロとは違う、「人間」というものを考えさせられる作品。

個人的に読んで良かった作品だと思う。
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形式: 単行本
教師である主人公と、彼のもとに転がり込んだソープ嬢サチコとのなんとも破壊的な関係が描かれています。
カマキリに寄生する真っ黒いハリガネムシと、主人公の心の中に潜む残虐さ。
それがサチコという彼にとって大事なのかそうでないのかよくわからない存在と接することでどんどん増殖していくさまには恐ろしくて読むのを辞めようかと思いました。
でも、あまりの恐ろしさに、途中でやめるのもためらわれ、最後まで読んでしまいましたが・・・。
誰にでもこんな残虐さがあるんでしょうか。
そう思うととても怖くなりました。
主人公が、暴力事件に関係して停学処分中の生徒に「暴力はいかんぞ。わかるな」と問い掛けるシーンが、皮肉にも象徴的なシーンとして心に残っています。
読後もなんと言っていいかわからない感じです。
この気分の悪さをどう処理していいかわからないのです。
黄色のきれいな表紙のポップな感じのする本ですが、もっと赤黒い血のような色のほうが似合う本だと思いました。
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形式: 単行本
芥川賞を受賞した作品だということで読んでみましたが、SMや性的倒錯の好きな人でなければ、かなり気持ちが悪くなると思います。短い本なので、すぐに読めるという点ではいいのですが、知性のかけらも見られない、子供じみた男女の、暴力や性を通じた関係を描くことで、何か文学的に素晴らしいものがあるのかどうか、疑問に思いました。
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投稿者 カスタマー 投稿日 2004/1/4
形式: 単行本
芥川賞受賞作というのが目に付き、この本を購入してみたのですが、
最初から最後まで一気に読みました。
私が今見ている教師達への見る目が少し変わったような気がします。
非常に痛々しい表現で主人公の堕ちていく様子が描かれていますが、
読んでいて嫌悪感というモノは全くありませんでした。
むしろ私の心は更なる痛々しい表現、酷い事 への期待で一杯になりました。
そんな酷い事への期待で、一気にこの本を読み終えたわけですが、
読み終えてからは虚無感でいっぱいでした。
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形式: 文庫
非常に不愉快な作品だった。なにがこんなにも不快にさせるかといえば、作者が技巧に溺れているということだ。この小説のテーマは単純に「読者が目を背けたくなるほどグロテスクな描写を延々と続け、そこにハリガネムシという象徴的なものを絡ませることで、そこに意味があると感じさせる」ということだけである。必死に頭の中で考えてひたすらエログロネタを引っ張り出しただけに過ぎず、醜い男の自慰行為を延々と見せつけられたような読後感だけが残った。確かに筆力はあるが、もうこの作家の本を読むことはないだろう。
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形式: 文庫
この気分の悪さは、書かれている事象からでは無いでしょう。

残酷さや悪意をことさらに描いた小説は多々あります。しかしこの作品は、書かれている事象にしろ書き方にしろ、そうした積極性のある表現からはもの凄く遠いところにあります。むしろ勤勉や向上心、積極性や社会的モラルなど、一般的に読者の共感を呼ぶものを、一切描いていないところが不快感を呼ぶのではないでしょうか。確かに醜く酷い話ですが、残酷さや悪意については、ポジティブな要素の抜け落ちた空虚な箱の中で、細いハリガネムシがのたくっているのを見る程度の卑小なイメージしか残りませんでした。

まあとにかく不快な作品なので、読んで楽しい気分になることはまずありません。ただ、主人公が次々と行う反モラル行為、作者が次々と取り上げる不快なディテールの数々には、自分が想像したことのあるものは全く無い、自分には無縁のことだ、と言い切れる人は少ないと思います。作品に表現されているレベルの1/100くらいは自分にもこういうところがあるかも知れない、という思いが頭をよぎることに、あるいは意味があるのかも知れません。誰もが持っている微細な負の要素、それを際限なく拡大すると世界はこんな醜い様相を呈するんだよ、と示されているような気もします。

併録の「岬行」はハリガネムシと双子のような話で、ハリガネムシの
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