様々な交渉技術が出て来て面白いです。
<交渉を長引かせる>
*犯人に時間や労力を投資させる事で簡単に交渉決裂させたくなくなり、人質を大事に扱うようになり、人質の生還率も上がる。
*金を手に入れるのに苦労する程、再度同じ相手を誘拐しようという気が無くなる。
<感情や人間性に訴える話し方>
*犯人を「友よ」と呼ぶ事で信頼を築く。
*人質を「ジャディド」と名前で呼ぶ事で犯人達が物では無く人として扱うように仕向ける。
*威厳に満ち、但し喧嘩腰では無い話し方をする。
(恐らく低い声でゆっくり話す)
<主張方法>
*客観的基準に焦点
犯人が要望を満たすためにはこちらの要望を満たさざるえないフェアな状況を作る。「私は金を払うと約束した。私達はジャディドが生きていて元気だと知る必要がある」「私達が望むものを持っていると証明する気がないなら、なぜ話をしなくてはならない?」
*絶対に譲れない点
この点を侵した場合は犯人の要望を満たすつもりは無い事を喧嘩腰ではなく伝える。
「彼を傷つけないでくれ。傷ものに金を払うつもりは無い」
*相手の言い分を非難する時
「あなたは」と非難するのではなく「私達は」を主語にして非難する。
「こんなのは私達のビジネスのやり方じゃない!」
<水掛け論になりそうな時>
相手の反論に沈黙を使う。そして、解決策では無い事に関してこれ以上話するつもりは無いと伝える。
<選択的正直な態度>
自分の不利な情報を敢えて打ち明ける事で相手の心の武装を解く。「君が引っかかると思って。すまなかった」
<こちらの要求を良く見せる言い方>
「そのドアから出る事が出来るのは勇気のある者だけだ」
<相手にこちらの抱える問題の解決策を考えさせる質問>
「君が窓から撃ち続けていたら、どうして食べ物を届けられる?」
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ネゴシエイター―人質救出への心理戦 単行本 – 2012/7/1
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- 本の長さ380ページ
- 言語日本語
- 出版社柏書房
- 発売日2012/7/1
- ISBN-104760141375
- ISBN-13978-4760141371
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
人質が生きるか、死ぬか、極限状態での駆け引き。一本の電話回線を介した緊迫の交渉。真実を描くため、実名は明かせなかった交渉人自らが語る、衝撃のノンフィクション。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ロペス,ベン
アメリカ・ニューヨーク生まれ。子供時代を南米ベネズエラで過ごす。大学では心理学を専攻、卒業後は病院の精神科に勤務。その後、身代金目的の誘拐事件での交渉人に転じ、コンサルタントとして20年のキャリアを持つ。その活動範囲はメキシコからコロンビア、中東まで世界各地に及ぶ。“ベン・ロペス”は仮名で、職業上の理由から実名は明らかにしていない。現在、ロンドン在住
土屋/晃
1959年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業
近藤/隆文
1963年静岡県生まれ。一橋大学社会学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
アメリカ・ニューヨーク生まれ。子供時代を南米ベネズエラで過ごす。大学では心理学を専攻、卒業後は病院の精神科に勤務。その後、身代金目的の誘拐事件での交渉人に転じ、コンサルタントとして20年のキャリアを持つ。その活動範囲はメキシコからコロンビア、中東まで世界各地に及ぶ。“ベン・ロペス”は仮名で、職業上の理由から実名は明らかにしていない。現在、ロンドン在住
土屋/晃
1959年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業
近藤/隆文
1963年静岡県生まれ。一橋大学社会学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 柏書房 (2012/7/1)
- 発売日 : 2012/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 380ページ
- ISBN-10 : 4760141375
- ISBN-13 : 978-4760141371
- Amazon 売れ筋ランキング: - 515,149位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 10,501位英米文学研究
- - 53,720位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2020年4月11日に日本でレビュー済み
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1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年7月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ネゴシエーターの実録秘話かと思いきや、案外、浅薄な内容になっています。
なにより文章が悪い。唐突に倒置法やら、ねちっこい人物描写が差し挟まれます。
「豚のような目」とか「ボタン穴のような目」などと、安っぽいハードボイルドの文体があるかと思えば、その前後は普通の実務的な解説だったりして、ちぐはぐです。
個々のエピソード自体には学ぶべき所もあるのかもしれませんが、全体としては、いかにもゴーストライターが面白おかしくまとめましたという印象が強く、高い買い物をしたなと思いました。
なにより文章が悪い。唐突に倒置法やら、ねちっこい人物描写が差し挟まれます。
「豚のような目」とか「ボタン穴のような目」などと、安っぽいハードボイルドの文体があるかと思えば、その前後は普通の実務的な解説だったりして、ちぐはぐです。
個々のエピソード自体には学ぶべき所もあるのかもしれませんが、全体としては、いかにもゴーストライターが面白おかしくまとめましたという印象が強く、高い買い物をしたなと思いました。
2014年10月20日に日本でレビュー済み
1.交渉人
本書の解説で、交渉人をテーマとした小説、映画、ドラマが整理されている。
(1)フレデリック・フォーサイス「ネゴシエイター」・・・フレデリック・フォーサイスなので読んだはずだが、記憶がない。
(2)ジェフリー・ディーヴァー「静寂の叫び」・・・読んでいないので、是非読みたい。
(3)五十嵐貴久「交渉人」・・・読んでいないので、是非読みたい。
(4)エディー・マーフィー「ネゴシエイター」・・見た。いわゆるエデイー・マーフィー調。
(5)サミュエル・ジャクソンとケビン・スペイシー「交渉人」・・・見た。IQ180の戦いと言う謳い文句だったが・・・。
(6)「プルーフ・オブ・ライフ」・・・見た。最後は特殊部隊張りの救出劇になるが。
(7)ブルース・ウィリス「ホステージ」・・・見た。交渉人の家族が人質になる。
(8)「交渉人 真下正義」・・・見た。
(9)鶴田真由「交渉人」・・・見ていない。
2.本書の交渉人
上記の小説・映画・ドラマよりも、圧倒的に面白い。
3.どんなところが面白いか
(1)本書の交渉人は、警察出身でもFBI出身でも特殊部隊出身でもない。
心理学を学び、精神病院で勤務医をし、博士号も取得した著者が、より刺激を求めて、交渉人へとなる。
(2)著者は、「交渉人の仕事は人質を安全に解放することである」という。
警察は、解放も目指すが、犯人逮捕も目的となる。
FBIは、政治ショーを見せる。
特殊部隊は、人質奪還作戦で、人質を死なせてしまうと、批判的である。
(3)交渉人自身は、犯人側と直接交渉しない。
家族または家族から信頼された人が、犯人側と直接交渉し、交渉自身は分析とアドバイスを行う。
(4)映画的な派手さはないが、本書のあちらこちらに人質事件の交渉のコツが書かれている。
(5)人質事件は、マスコミにも警察にも誰にも知られず、静かに解放へ向けて進め、そっと幕引きを図るのがよい。
交渉人自身も、解決すると、そっと消える。
4.まとめ
事実に基づく、圧倒的に面白い第一級の書です。
本書の解説で、交渉人をテーマとした小説、映画、ドラマが整理されている。
(1)フレデリック・フォーサイス「ネゴシエイター」・・・フレデリック・フォーサイスなので読んだはずだが、記憶がない。
(2)ジェフリー・ディーヴァー「静寂の叫び」・・・読んでいないので、是非読みたい。
(3)五十嵐貴久「交渉人」・・・読んでいないので、是非読みたい。
(4)エディー・マーフィー「ネゴシエイター」・・見た。いわゆるエデイー・マーフィー調。
(5)サミュエル・ジャクソンとケビン・スペイシー「交渉人」・・・見た。IQ180の戦いと言う謳い文句だったが・・・。
(6)「プルーフ・オブ・ライフ」・・・見た。最後は特殊部隊張りの救出劇になるが。
(7)ブルース・ウィリス「ホステージ」・・・見た。交渉人の家族が人質になる。
(8)「交渉人 真下正義」・・・見た。
(9)鶴田真由「交渉人」・・・見ていない。
2.本書の交渉人
上記の小説・映画・ドラマよりも、圧倒的に面白い。
3.どんなところが面白いか
(1)本書の交渉人は、警察出身でもFBI出身でも特殊部隊出身でもない。
心理学を学び、精神病院で勤務医をし、博士号も取得した著者が、より刺激を求めて、交渉人へとなる。
(2)著者は、「交渉人の仕事は人質を安全に解放することである」という。
警察は、解放も目指すが、犯人逮捕も目的となる。
FBIは、政治ショーを見せる。
特殊部隊は、人質奪還作戦で、人質を死なせてしまうと、批判的である。
(3)交渉人自身は、犯人側と直接交渉しない。
家族または家族から信頼された人が、犯人側と直接交渉し、交渉自身は分析とアドバイスを行う。
(4)映画的な派手さはないが、本書のあちらこちらに人質事件の交渉のコツが書かれている。
(5)人質事件は、マスコミにも警察にも誰にも知られず、静かに解放へ向けて進め、そっと幕引きを図るのがよい。
交渉人自身も、解決すると、そっと消える。
4.まとめ
事実に基づく、圧倒的に面白い第一級の書です。
殿堂入りNo1レビュアーベスト500レビュアーVINEメンバー
NY生まれで、幼少時をベネズエラで過ごしたため英語とスペイン語に堪能で、大学では心理学を専攻し、やがて身代金目的の誘拐事件の交渉人に転じた著者が匿名で書いたネゴシエイターの世界の実録です。堪能しました。
テロリストの撲滅ではなく、人質を無事に家族のもとへ帰すことこそが仕事だという著者たちネゴシエイターは、誘拐の発生した場所であれば、国境を物ともせず、ロシア、ソマリア、ブラジル、イタリアと世界を飛び回ります。
そんな彼らの交渉術は、ハリウッド映画で目にするそれとは大きく趣を異にします。
身代金交渉は素早く行なうのではなく、ある程度の引き延ばしが必要。簡単に金が手に入ると分かれば、誘拐犯は2度3度と同じ被害者を誘拐し続けるおそれがある。
誘拐犯と近づきになり、彼らとの関係を育むため、電話での交渉に際しては誘拐犯を名前で呼びかけ、「友よ」を多用する。身代金受け渡しの際の犯人側の緊張と恐れを少しでも解いておくためだ。
そんな交渉の技術のあれこれがこの本の中では、実際に著者が携わった誘拐事件の実例と共に、惜しげもなく披露されています。激しい緊張感とともに頁を繰り続けました。
民間人を人質にとって高額な身代金を要求することが今や産業となってしまっていることに対して、第三者は、テロリストとの交渉をサポートする著者のような存在こそがそうした現実を誘発していると声高に言うでしょう。こうした観点から、コロンビアでは誘拐犯と犠牲者の家族の仲介役を第三者がすることは違法であり、またメキシコでは部外者が誘拐から利益を得ることを重罪としているというのです。
こうした考えを敷衍すると、身代金の支払いよりも強硬な救出作戦こそが犯人をつけ上がらせない正しい解決法だと思う人が増えるかもしれません。事実、ハリウッド映画では人質は大抵、派手なアクションの末に救出されるものですから。
しかし年間2万件も“報告されている”誘拐事件の70%は身代金の支払いで解決し、ラテンアメリカで救出作戦によって無事生還する人質の割合は21%に過ぎないと著者は言うのです。そして人知れず解決される誘拐事件もまた多いのだとか。
その慌ただしい交渉ビジネスの中で自らの家庭も壊してしまった著者。
しかし彼は最後に綴るのです。
「誘拐に反対することはできるが、誘拐はどこでも起こる。結局は金の問題だ。誘拐はふたりの人間のあいだに存在する感情的な結びつきを巧みに操る---しかもそれがうまくいく。子どもを解放させるために大金を払わない親がいるだろうか?自分の連れあいを解放させるために手を打たない夫や妻がいるだろうか?人が互いに気づかうことをやめれば、誘拐は日常の一部ではなくなる。
しかしそれはどんな世界なのか?
いまよりもひどい世界だ、と私は思う」(371〜372頁)
家族や友人が互いを思いやる気持ちがある限り、そこへつけ入る誘拐は消えて無くならない。そんな苦い現実を冷徹に見つめる著者の筆致に大変好感がもてる一冊です。
テロリストの撲滅ではなく、人質を無事に家族のもとへ帰すことこそが仕事だという著者たちネゴシエイターは、誘拐の発生した場所であれば、国境を物ともせず、ロシア、ソマリア、ブラジル、イタリアと世界を飛び回ります。
そんな彼らの交渉術は、ハリウッド映画で目にするそれとは大きく趣を異にします。
身代金交渉は素早く行なうのではなく、ある程度の引き延ばしが必要。簡単に金が手に入ると分かれば、誘拐犯は2度3度と同じ被害者を誘拐し続けるおそれがある。
誘拐犯と近づきになり、彼らとの関係を育むため、電話での交渉に際しては誘拐犯を名前で呼びかけ、「友よ」を多用する。身代金受け渡しの際の犯人側の緊張と恐れを少しでも解いておくためだ。
そんな交渉の技術のあれこれがこの本の中では、実際に著者が携わった誘拐事件の実例と共に、惜しげもなく披露されています。激しい緊張感とともに頁を繰り続けました。
民間人を人質にとって高額な身代金を要求することが今や産業となってしまっていることに対して、第三者は、テロリストとの交渉をサポートする著者のような存在こそがそうした現実を誘発していると声高に言うでしょう。こうした観点から、コロンビアでは誘拐犯と犠牲者の家族の仲介役を第三者がすることは違法であり、またメキシコでは部外者が誘拐から利益を得ることを重罪としているというのです。
こうした考えを敷衍すると、身代金の支払いよりも強硬な救出作戦こそが犯人をつけ上がらせない正しい解決法だと思う人が増えるかもしれません。事実、ハリウッド映画では人質は大抵、派手なアクションの末に救出されるものですから。
しかし年間2万件も“報告されている”誘拐事件の70%は身代金の支払いで解決し、ラテンアメリカで救出作戦によって無事生還する人質の割合は21%に過ぎないと著者は言うのです。そして人知れず解決される誘拐事件もまた多いのだとか。
その慌ただしい交渉ビジネスの中で自らの家庭も壊してしまった著者。
しかし彼は最後に綴るのです。
「誘拐に反対することはできるが、誘拐はどこでも起こる。結局は金の問題だ。誘拐はふたりの人間のあいだに存在する感情的な結びつきを巧みに操る---しかもそれがうまくいく。子どもを解放させるために大金を払わない親がいるだろうか?自分の連れあいを解放させるために手を打たない夫や妻がいるだろうか?人が互いに気づかうことをやめれば、誘拐は日常の一部ではなくなる。
しかしそれはどんな世界なのか?
いまよりもひどい世界だ、と私は思う」(371〜372頁)
家族や友人が互いを思いやる気持ちがある限り、そこへつけ入る誘拐は消えて無くならない。そんな苦い現実を冷徹に見つめる著者の筆致に大変好感がもてる一冊です。
2012年11月16日に日本でレビュー済み
警察の中にいる交渉人ではなく、保険屋さんルートで
仕事が回ってくる交渉人。
身代金をいかに安くし、相場を乱さぬように、
二度とこの被害者を狙わないように
確実に被害者を取り返すための交渉で
捕まえるためじゃない。
ビジネスでやってる連中のほうが考えが読めるから
交渉しやすいらしい。なるほどねえ。
人質本人が交渉役に回ってはならないという反例エピソードが
強烈。常識人は一人しかいないという家族。しかもその当人が誘拐されてるし。
一緒に誘拐され先に解放された方の性格が壮絶也。
小説にしては何かが足りず、実録にしては硬さが足らない。
つるつる読めるので退屈しません。
仕事が回ってくる交渉人。
身代金をいかに安くし、相場を乱さぬように、
二度とこの被害者を狙わないように
確実に被害者を取り返すための交渉で
捕まえるためじゃない。
ビジネスでやってる連中のほうが考えが読めるから
交渉しやすいらしい。なるほどねえ。
人質本人が交渉役に回ってはならないという反例エピソードが
強烈。常識人は一人しかいないという家族。しかもその当人が誘拐されてるし。
一緒に誘拐され先に解放された方の性格が壮絶也。
小説にしては何かが足りず、実録にしては硬さが足らない。
つるつる読めるので退屈しません。

