まず、音質は、1998年デジタルリマスター音源です。後に、再発されたアルバムも、元は、1998年デジタルリマスター音源を使用していますから、音は良いと思います。1曲目「Say Goodbye To Hollywood」は、爽やかな曲調。ビリー・ジョエルの声が、はつらつとしています。途中で入るサックスも良いですね。2曲目「Summer Highland」は、優雅なタッチのピアノで始まる名バラード。ビリー・ジョエルの声が澄み渡っています。3曲目「All You Wanna Do Is Dance」はファンキーな曲調。ビリー・ジョエルも肩の力を抜いて、リラックスして歌います。後奏で、シンセサイザーが登場。4曲目「New York State Of Mind」はジャジーな雰囲気。最初のピアノソロが心を打ちます。ビリー・ジョエルが切々と歌い上げるバラードの名曲。アーバンな雰囲気ですね。5曲目「James」は、最初のエレクトリックピアノが印象的。ビリー・ジョエルが優しく、心を込めて歌う名バラード。6曲目「Prelude/Angry Young Man」は、ビリー・ジョエルが熱唱するロックンロール。テンポがとにかく速いです。7曲目「I've Loved These Days」は、ピアノの弾き語りが胸を打つ名バラード。ビリー・ジョエルが、心を込めて、優しく、丁寧に歌っています。8曲目「Miami 2017(Seen The Lights Go Out On Broadway)」は、爽やかなイントロから始まり、ビリー・ジョエルが抑揚を付けて歌っています。後半になって、テンポアップして、力強い歌声に変身。ロックンロールの名曲。後奏は、また、静かなピアノで締めくくります。全8曲の、このアルバムはビリー・ジョエルの魅力が随所に詰まった名盤です!。