自分の場合は過去に映画版を見ていて、当時理解できなかった部分を補完するために読み始めたのですが素直にハマりました。
映画のイメージでこれを読むと草薙氏の印象に少しギャップを感じますが内容が面白いので特に気になりませんでした。
戦闘シーンは空戦機動の専門用語オンパレードなので、一体何をしているのか分からない人も沢山いると思いますが、
そこが分からなくてもスト-リー的には殆ど影響ないので「なんか飛び回りながら撃ち合ってるんだなぁ」程度でもイイと思います。
(とはいえ、状況がイメージ出来た方が更に面白くなるので、軽く調べてみるのもいいでしょう。)
「で、結局、映画版の謎部分はハッキリしたのか?」というと、大まかな部分はスッキリしました。
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ナ・バ・テア None But Air スカイ・クロラ (C★NOVELS BIBLIOTHEQUE) Kindle版
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言語日本語
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出版社中央公論新社
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発売日2010/10/4
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ファイルサイズ407 KB
このシリーズの次の4巻
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
周りには空気しかない。何もない。空の底で生き、戦う「僕」は、空でしか笑えない-。職業として戦闘を選んだ人間たちのドラマ。2001年刊「スカイ・クロラ」に続く第2弾。
--このテキストは、kindle_edition版に関連付けられています。
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著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
森/博嗣
1957年12月7日愛知県に生まれる。国立N大学工学部建築学科で研究をする傍ら、1996年に「すべてがFになる」で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。その後、精力的に作品を発表し続け、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
1957年12月7日愛知県に生まれる。国立N大学工学部建築学科で研究をする傍ら、1996年に「すべてがFになる」で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。その後、精力的に作品を発表し続け、人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) --このテキストは、paperback_bunko版に関連付けられています。
登録情報
- ASIN : B00ARC0W72
- 出版社 : 中央公論新社 (2010/10/4)
- 発売日 : 2010/10/4
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 407 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 338ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 78,122位Kindleストア (の売れ筋ランキングを見るKindleストア)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スカイ・クロラシリーズの第二弾。
時間軸的には、「スカイ・クロラ」より前で
プッシャタイプが投入され、
トラクタタイプが衰退しはじめた時期の話。
主人公は「僕」。
この「僕」は、ストーリの前半で誰だかわかるのだが、驚く人物であった。
「スカイ・クロラ」で登場するクサナギ・ミズキの秘密が明らかになり、
エプローグではカウリングに施す反射防止の黒塗りを黒猫にしている戦闘機が登場する。
このパイロットも誰かがわかる。
「スカイ・クロラ」同様に
ドックファイトの描写は冴えていて
読んでいて熱くなる。
時間軸的には、「スカイ・クロラ」より前で
プッシャタイプが投入され、
トラクタタイプが衰退しはじめた時期の話。
主人公は「僕」。
この「僕」は、ストーリの前半で誰だかわかるのだが、驚く人物であった。
「スカイ・クロラ」で登場するクサナギ・ミズキの秘密が明らかになり、
エプローグではカウリングに施す反射防止の黒塗りを黒猫にしている戦闘機が登場する。
このパイロットも誰かがわかる。
「スカイ・クロラ」同様に
ドックファイトの描写は冴えていて
読んでいて熱くなる。
2016年4月22日に日本でレビュー済み
───試験でがんばって、クラスで一番の成績を上げたら、代わりに落ちていく奴がいるわけで、そいつの気持ちを考えなければならない。そいつに対する優しさを持たなければならない。ということだろうか?僕は、もし自分が落ちていく立場になったら、そんな同情は絶対に受けたくないな。まっぴらだ。(p.177-p.178)
───醜いものを、格好の良いものにすり替える。全部うそだ。汚いものを、綺麗なものでカバーする。反対はありえない。外見だけは美しく見えるように作る。しかし、そうすることで、中はもっと汚れてしまう。この反対はない。俺たちの仕事を考えてみろ。格好良くイメージが作られる。今日の写真みたいにな。しかし、実体はどうだ?写真には血の一滴も映らない。オイルで汚れてさえいない。(p.294)
本書では改行を多用する表現が目立つ。楽をしているように見えて(実際はそうかもしれないが)、その行間が独特のテンポを持っていて、主人公の思考とリンクすることができる。人間が頭の中で考えることは、そんなに長い文章ではなく、細切れの分節にすぎない。空を戦闘機で飛んでいる気分が微塵だけれど、不思議と感じられる気がしました。
著者:森博嗣
発行:2005.11.25 初版
読了:2016年30冊(4月7冊)★3.3
───醜いものを、格好の良いものにすり替える。全部うそだ。汚いものを、綺麗なものでカバーする。反対はありえない。外見だけは美しく見えるように作る。しかし、そうすることで、中はもっと汚れてしまう。この反対はない。俺たちの仕事を考えてみろ。格好良くイメージが作られる。今日の写真みたいにな。しかし、実体はどうだ?写真には血の一滴も映らない。オイルで汚れてさえいない。(p.294)
本書では改行を多用する表現が目立つ。楽をしているように見えて(実際はそうかもしれないが)、その行間が独特のテンポを持っていて、主人公の思考とリンクすることができる。人間が頭の中で考えることは、そんなに長い文章ではなく、細切れの分節にすぎない。空を戦闘機で飛んでいる気分が微塵だけれど、不思議と感じられる気がしました。
著者:森博嗣
発行:2005.11.25 初版
読了:2016年30冊(4月7冊)★3.3
2007年6月25日に日本でレビュー済み
21世紀に蘇った『かもめのジョナサン』とも云えるのではないか。
SF的なキャラクター設定を採りながらも、
本シリーズの中身は、実は純文学である。
他人を痛いまでに希求する寂しさを
大空の透明な孤高で昇華する主人公たちに
私たちが果たせない孤独の処理を託してしまう、そんな物語だ。
本書は第二巻ではあるが、
時間軸的には最初の巻にあたる。
シリーズを通した主人公、クサナギの
パイロット初期時代が描かれている。
行動でしか感情を示せないクサナギが、
クライマックスに我が身を賭け、採る行動が
今後の展開の鍵となるとともに
その行動源泉のヒリヒリとした切実さが
ピュアに沁みる巻である。
SF的なキャラクター設定を採りながらも、
本シリーズの中身は、実は純文学である。
他人を痛いまでに希求する寂しさを
大空の透明な孤高で昇華する主人公たちに
私たちが果たせない孤独の処理を託してしまう、そんな物語だ。
本書は第二巻ではあるが、
時間軸的には最初の巻にあたる。
シリーズを通した主人公、クサナギの
パイロット初期時代が描かれている。
行動でしか感情を示せないクサナギが、
クライマックスに我が身を賭け、採る行動が
今後の展開の鍵となるとともに
その行動源泉のヒリヒリとした切実さが
ピュアに沁みる巻である。
殿堂入りベスト500レビュアー
いくつものシリーズを同時進行式に持っている森博嗣だが、本作はスカイ・クロラと同列で、キルドレ(childrenの音だと思われる)シリーズといえる一品。
改行が多く、詩的な文章である。全篇を通して、詩学的な思索性に満ちている。
いくつかのタイプのヒコーキが登場し、そのメカニズムを背景にした空中戦が精緻な書法で表現されていて、アニメ的でもある。
登場人物の名前も暗示的だ。クサナギ、ゴーダ・・・これらはDVDアニメシリーズ「攻殻機動隊 stand alone complex」シリーズの重要登場人物にダブる。両者の作品には共通のモチーフがある。自己へのあくなき問いかけと、現実との関わりへの倦みの交錯である。
それがよりはっきりするのは、“劇場版攻殻機動隊” である「イノセンス」の次のセリフだ。
「人はおおむね自分が思うほどに幸福でも不幸でもない。大事なのは、望んだり生きたりすることに飽きないことだ。。。」
元ネタはロマン・ロランであるが、このテーゼはこのキルドレ・シリースにもビタリとはまる世界観と言える。
大事なのは「望みが叶うかどうか」ではない。
「望むこと」自体に飽きないことなのだ。でも飽きたときは・・・その問いに潜む漠たる不安と恐怖はこの小説でも深淵なる口を開けていると感じられた。
改行が多く、詩的な文章である。全篇を通して、詩学的な思索性に満ちている。
いくつかのタイプのヒコーキが登場し、そのメカニズムを背景にした空中戦が精緻な書法で表現されていて、アニメ的でもある。
登場人物の名前も暗示的だ。クサナギ、ゴーダ・・・これらはDVDアニメシリーズ「攻殻機動隊 stand alone complex」シリーズの重要登場人物にダブる。両者の作品には共通のモチーフがある。自己へのあくなき問いかけと、現実との関わりへの倦みの交錯である。
それがよりはっきりするのは、“劇場版攻殻機動隊” である「イノセンス」の次のセリフだ。
「人はおおむね自分が思うほどに幸福でも不幸でもない。大事なのは、望んだり生きたりすることに飽きないことだ。。。」
元ネタはロマン・ロランであるが、このテーゼはこのキルドレ・シリースにもビタリとはまる世界観と言える。
大事なのは「望みが叶うかどうか」ではない。
「望むこと」自体に飽きないことなのだ。でも飽きたときは・・・その問いに潜む漠たる不安と恐怖はこの小説でも深淵なる口を開けていると感じられた。
2008年7月18日に日本でレビュー済み
英語で言うと「None But Air」。
森博嗣的に発音すると「ナ・バ・テア」。
「スカイ・クロラ」シリーズの第二段。
「スカイ・クロラ」から時間がグッと戻って、舞台は前作で基地指令だった草薙水素の新人時代。
前作で張られた伏線の数々がある程度回収される。
"ある程度"なのでまだまだ謎は謎のまま。
何より、いまだに全体像が分らない。
「何故戦争をしているのか」「キルドレとは何か」「なぜ企業が戦争を請負っているのか」等々。
登場人物たちが世界に対して興味を持っていないため、なおさら語られない。
彼らが興味を持っているのはただ飛ぶことだけ。
だからこそ、「None But Air」。
森博嗣的に発音すると「ナ・バ・テア」。
「スカイ・クロラ」シリーズの第二段。
「スカイ・クロラ」から時間がグッと戻って、舞台は前作で基地指令だった草薙水素の新人時代。
前作で張られた伏線の数々がある程度回収される。
"ある程度"なのでまだまだ謎は謎のまま。
何より、いまだに全体像が分らない。
「何故戦争をしているのか」「キルドレとは何か」「なぜ企業が戦争を請負っているのか」等々。
登場人物たちが世界に対して興味を持っていないため、なおさら語られない。
彼らが興味を持っているのはただ飛ぶことだけ。
だからこそ、「None But Air」。
他の国からのトップレビュー
Egor Goloubev
5つ星のうち5.0
This book is best way to spend money ;)
2014年6月10日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Who knows why we lives like this? The war and borring days twisted in terrible and beautiful dance of shadows in moonlight. Fly or die, nothing personal just war... and amazing sunshine in clouds.
