表面的には社交的に見せられるようになった。でも本質は変われない。人見知りのまま。
だから人と会うのが苦痛だし、飲み会はつまらないし、合コンは地獄。それどころか女性と話すのさえ辛い。きっと結婚はできないし、この先恋人すら無理かもしれない。
だからこそ、合う人がとても貴重だと気付いた。
そう気付いたとき、気が合う人が実は近くにいて、お金もあって、やりたい仕事をしていた。
そんな境遇だった若林さんは、恵まれているなと思う。人生の悩みなんてないんじゃないかと思えるほどに。
多くの人は、合う人に出会えず、不器用にあえいでいる。
お金もなく、やりたくもない仕事をして、自分には理解者はいないと思ってる。
とはいえ、そんな不器用な人に寄り添ってくれる本だと思う。
書いてくれてとてもありがたいなと思いました。
ナナメの夕暮れ (日本語) 単行本 – 2018/8/30
若林 正恭
(著)
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本の長さ218ページ
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言語日本語
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出版社文藝春秋
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発売日2018/8/30
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ISBN-104163908870
-
ISBN-13978-4163908878
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
おじさんになって、「生き辛さ」から解放された―「自分探し」はこれにて完結!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
若林/正恭
1978年9月20日、東京生まれ。春日俊彰とお笑いコンビ・ナイスミドルを結成。その後、オードリーと改名する。ツッコミ担当。バラエティを中心に、テレビ、ラジオなど活躍の場を広げる。はじめてのエッセイ集『社会人大学人見知り学部卒業見込』がベストセラーに。2018年、キューバへの紀行エッセイ集『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』で斎藤茂太賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1978年9月20日、東京生まれ。春日俊彰とお笑いコンビ・ナイスミドルを結成。その後、オードリーと改名する。ツッコミ担当。バラエティを中心に、テレビ、ラジオなど活躍の場を広げる。はじめてのエッセイ集『社会人大学人見知り学部卒業見込』がベストセラーに。2018年、キューバへの紀行エッセイ集『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』で斎藤茂太賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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カスタマーレビュー
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2018年12月12日に日本でレビュー済み
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役に立った
ベスト500レビュアー
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『社会人大学人見知り学部 卒業見込』で厨二病を卒業し
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』ではなんと第三回斎藤茂太賞を受賞。
そんな当代きっての一流コラムニスト、”めどくさい人” 若林正恭の最新エッセイ。
芸能人として大成功し、コラムニストとしても大成しつつある若林正恭の心模様が、
知的エッセンスとともに書き込まれています。
何度も言いますが、若林正恭はテレビよりもラジオよりも文筆業が一番輝きます。
その卓越したワードセンスと、感受性の高さには いつも感心させられます。
大親友である南海キャンディーズの山ちゃんの場合は、
「暑い心情を吐露し、悔しさをバネにして成功する」泥臭さがありますが
若林正恭には「厨二病から見事脱却し、今やセレブリティの一人となった自分」が
かつて世の中をナナメに見て、視野が狭くなっていた自分を揶揄しつつも、
人生を謳歌しているスマートさがあります。
ゴルフ然り、気の合う異性然り「別世界のものと見ていた」ことが
「住む社会が変わったあと」に訪れる心境の変化、また 永遠に続く「自分探しの旅」と現実との葛藤が
エッセイの行間に垣間見えます。
若林正恭のエッセイは何度も読んでいますが、新作を読むたびにいつもワクワクします。
他の陳腐なタレント本とは一線を画しているのみならず、文芸書として一流のクォリティを保っています。
このレビューで少しでも関心を持った方には、ぜひ一読ください。
普段読書をしない方にこそおすすめできる良書です。
本書を発売する前に山崎亮太の 天才はあきらめた (朝日文庫) の「あとがき」を書いているのですが
とても素晴らしい文章です。
「あとがき」を読むだけでも購入する価値があるので、参考まで。
目の不自由な方に空の蒼さを伝えられる芸人は、若林正恭だけ。
『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』ではなんと第三回斎藤茂太賞を受賞。
そんな当代きっての一流コラムニスト、”めどくさい人” 若林正恭の最新エッセイ。
芸能人として大成功し、コラムニストとしても大成しつつある若林正恭の心模様が、
知的エッセンスとともに書き込まれています。
何度も言いますが、若林正恭はテレビよりもラジオよりも文筆業が一番輝きます。
その卓越したワードセンスと、感受性の高さには いつも感心させられます。
大親友である南海キャンディーズの山ちゃんの場合は、
「暑い心情を吐露し、悔しさをバネにして成功する」泥臭さがありますが
若林正恭には「厨二病から見事脱却し、今やセレブリティの一人となった自分」が
かつて世の中をナナメに見て、視野が狭くなっていた自分を揶揄しつつも、
人生を謳歌しているスマートさがあります。
ゴルフ然り、気の合う異性然り「別世界のものと見ていた」ことが
「住む社会が変わったあと」に訪れる心境の変化、また 永遠に続く「自分探しの旅」と現実との葛藤が
エッセイの行間に垣間見えます。
若林正恭のエッセイは何度も読んでいますが、新作を読むたびにいつもワクワクします。
他の陳腐なタレント本とは一線を画しているのみならず、文芸書として一流のクォリティを保っています。
このレビューで少しでも関心を持った方には、ぜひ一読ください。
普段読書をしない方にこそおすすめできる良書です。
本書を発売する前に山崎亮太の 天才はあきらめた (朝日文庫) の「あとがき」を書いているのですが
とても素晴らしい文章です。
「あとがき」を読むだけでも購入する価値があるので、参考まで。
目の不自由な方に空の蒼さを伝えられる芸人は、若林正恭だけ。
2018年9月4日に日本でレビュー済み
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若林さんが感じている“生き辛さ”は、先輩芸人が仰るとおり、誰しも経験してるものだと思う。乗り越えてる人、自分をごまかしながら頑張ってる人、もちろんいると思うし、そのことを否定する気なんてない。
ただ、きっと今巷に溢れてる自己啓発系の本では救われない“ネイティブネガティブ”な人にとっては、間違いなく共感と救いを感じる一冊だと思います。
ナナメなんてとんでもない。ど真ん中に渾身の直球を投げ込む若林さんは、本当に不器用で優しくて、かっこいい。
ただ、きっと今巷に溢れてる自己啓発系の本では救われない“ネイティブネガティブ”な人にとっては、間違いなく共感と救いを感じる一冊だと思います。
ナナメなんてとんでもない。ど真ん中に渾身の直球を投げ込む若林さんは、本当に不器用で優しくて、かっこいい。
2018年11月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オードリー若林正恭さんが以前に出版した『社会人大学人見知り学部卒業見込み』を読んでから、彼の文才に惹かれてしまいました。
テレビに出始めた30才の若林さんの社会に対する色々なモノのファーストタッチに関する事を細かく描いてた前作の続きですが、年齢やお父様を亡くされてからの彼の思考の変化が読み取れる素晴らしい作品です。
若林さんの本を初めて読む方には、前作から読む事をオススメします。
40才の彼が、物事をナナメから見なくなった成長した姿、弱さを恥ずかしくなくさらけ出す彼の本当の強さがみられる『ナナメの夕暮れ』には泣かされました。
テレビに出始めた30才の若林さんの社会に対する色々なモノのファーストタッチに関する事を細かく描いてた前作の続きですが、年齢やお父様を亡くされてからの彼の思考の変化が読み取れる素晴らしい作品です。
若林さんの本を初めて読む方には、前作から読む事をオススメします。
40才の彼が、物事をナナメから見なくなった成長した姿、弱さを恥ずかしくなくさらけ出す彼の本当の強さがみられる『ナナメの夕暮れ』には泣かされました。
2018年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「どうして、自分は社会に馴染めないのだろう?」
「どうして、(一般的に言う)幸福に自分は近づけないのだろう?」
そう悩んでいた自分に、若林さんの体験と心の言葉が沁みました。
自己啓発的な「こうしろ」「こうしたら幸せになれる」のような本ではなく、「俺はこう葛藤して生きている」と言う赤裸々な言葉が連なって、心の旅をしている気分になれました。
ユーモアたっぷりで笑えて人生を考えちゃう本です。自分は「少し、ナナメかもしれない」と思う方に強くオススメします。
「どうして、(一般的に言う)幸福に自分は近づけないのだろう?」
そう悩んでいた自分に、若林さんの体験と心の言葉が沁みました。
自己啓発的な「こうしろ」「こうしたら幸せになれる」のような本ではなく、「俺はこう葛藤して生きている」と言う赤裸々な言葉が連なって、心の旅をしている気分になれました。
ユーモアたっぷりで笑えて人生を考えちゃう本です。自分は「少し、ナナメかもしれない」と思う方に強くオススメします。
2018年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若林さんの書かれた本は三冊とも読みましたが、年齢も性別も違う私が毎度とても共感してしまう内容が多く…素直にそれを喜んで良いのかはわかりませんが(笑)。
若林さんの書かれる文章を読んで強く感じることは、共感とは救いになるのだなと言うことです。
「世間とずれている」とか「自分は少しおかしい」とか。そんな風に感じて生きてきた私にとって、同じように感じている人がいて、そして悩んで生きている。多数派ではないかもしれないけれど、自分だけではない。それがわかることが何れだけ楽で救いになることか。とてもわかった気がします。
この本を読んだからといって人生が劇的に変わるとか、性格改善できるとか、勿論そんなものではありません。けれど似たような思いを抱え生きている人が人生の先輩として今を生きていてくれるという事実だけでも、私は救われた気持ちになります。
文章もとても読みやすいです。
私個人が若林さんの選ぶワードセンスが好きというのもあるのでしょうが、それを差し引いても誰にでも読みやすい文章だと思います。高尚で読む人の知識レベルを選ぶ本よりも、簡潔にわかりやすくというのはもっと凄いことだと思うので。
本文中にある
「他人の目を気にする人は“おとなしく奥手な人”などでは絶対にない」
「心の中で他人をバカにしまくっている、正真正銘のクソ野郎なのである」
に、めちゃくちゃ共感しました(笑)。
元来のクソ野郎です。
でも年齢を重ねて変化していく心境を素直に書かれているのが本当に好感が持てます。
ものづくりへの熱量とか、悩むことへの体力がなくなってきたこととか。
“合う人に会う”
その言葉を忘れずに胸のポケットに締まっておきたいと思います。
さりげなく相方さんへの愛情も伝わりましたよ。
若林さんの書かれる文章を読んで強く感じることは、共感とは救いになるのだなと言うことです。
「世間とずれている」とか「自分は少しおかしい」とか。そんな風に感じて生きてきた私にとって、同じように感じている人がいて、そして悩んで生きている。多数派ではないかもしれないけれど、自分だけではない。それがわかることが何れだけ楽で救いになることか。とてもわかった気がします。
この本を読んだからといって人生が劇的に変わるとか、性格改善できるとか、勿論そんなものではありません。けれど似たような思いを抱え生きている人が人生の先輩として今を生きていてくれるという事実だけでも、私は救われた気持ちになります。
文章もとても読みやすいです。
私個人が若林さんの選ぶワードセンスが好きというのもあるのでしょうが、それを差し引いても誰にでも読みやすい文章だと思います。高尚で読む人の知識レベルを選ぶ本よりも、簡潔にわかりやすくというのはもっと凄いことだと思うので。
本文中にある
「他人の目を気にする人は“おとなしく奥手な人”などでは絶対にない」
「心の中で他人をバカにしまくっている、正真正銘のクソ野郎なのである」
に、めちゃくちゃ共感しました(笑)。
元来のクソ野郎です。
でも年齢を重ねて変化していく心境を素直に書かれているのが本当に好感が持てます。
ものづくりへの熱量とか、悩むことへの体力がなくなってきたこととか。
“合う人に会う”
その言葉を忘れずに胸のポケットに締まっておきたいと思います。
さりげなく相方さんへの愛情も伝わりましたよ。
2019年1月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あまりにも今の自分に重なり、心の中で何度も『あるある!』と頷いてしまった。
他人に気を遣い、機嫌を伺いすぎた末路は『自分がわからなくなる感覚』と孤独。
最近特にそれを感じ、このままでは人生がつまらないままだと気づき、若林さんのように好きなことをノートに書くこともした。
同じように悩んでいたのは自分だけしゃない、あなたも自分を探していこう!そんな風に後押しして貰えた気がした。
個人的に読んでいるうちに中弛みを感じ、星は3つとさせて貰った。
他人に気を遣い、機嫌を伺いすぎた末路は『自分がわからなくなる感覚』と孤独。
最近特にそれを感じ、このままでは人生がつまらないままだと気づき、若林さんのように好きなことをノートに書くこともした。
同じように悩んでいたのは自分だけしゃない、あなたも自分を探していこう!そんな風に後押しして貰えた気がした。
個人的に読んでいるうちに中弛みを感じ、星は3つとさせて貰った。