他者を排除し差別するナショナルズムが支配する日本と韓国で、「慰安婦」問題はどのように認識されてきたのか。その解決のために今いかなる努力が求められているのか。女性学の胎動する90年代韓国で「慰安婦」問題解決運動に携わった著者による、ナショナル・アイデンティティと性暴力をめぐる思考と葛藤の軌跡。
1959年、東京に生まれる。多摩美術大学(絵画科)・津田塾大学(国際関係学科)卒業。同大学修士課程(国際学修士)・梨花女子大学女性学科碩士課程(文学碩士)修了。同大学博士課程(単位取得)。専門は女性学、日韓比較社会論など。東国大学(在ソウル)招聘教授、ワシントン大学(在シアトル)、ブリティッシュ・コロンビア大学(在バンクーバー)にて客員研究員。現在、立命館大学非常勤講師。
共編
『日本軍「慰安婦」関係資料集成(上・下)』明石書店、2006年
訳書
韓国女性ホットライン連合編『韓国女性人権運動史』明石書店、2004年
権仁淑『韓国の軍事文化とジェンダー』御茶の水書房、2006年
チョン・ギョンア『まんが「慰安婦」レポート1』明石書店、2007年
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
山下/英愛
1959年、東京に生まれる。多摩美術大学(絵画科)・津田塾大学(国際関係学科)卒業。同大学修士課程(国際学修士)・梨花女子大学女性学科碩士課程(文学碩士)修了。同大学博士課程(単位取得)。専門は女性学、日韓比較社会論など。東国大学(在ソウル)招聘教授、ワシントン大学(在シアトル)、ブリティッシュ・コロンビア大学(在バンクーバー)にて客員研究員。現在、立命館大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)