盲目のおじいさんは神様に見捨てられたかのような
不運につぐ不運の人生なのに、このおじいさんが大金を持っているという情報を得て
窃盗犯の主人公達に目をつけられてしまう。
主人公の女性の家庭環境が悪く、親を捨て、妹を連れてデトロイトからカリフォルニアに
移り住みたいという気持ちは分かる、そのためにはお金がいる、そのお金をどうしようか、
よし、人様の家に盗みに入りお金を工面しよう!というクズな主人公達。
私がこの映画で学んだことは(以下、少しネタバレあり)
①小金持ちから少しずつ盗んでいきましょう、一発逆転など狙ってはいけない
②盲目のおじいさんの家に侵入してはいけない
③盲目のおじいさんに一撃入れたからと安心してはいけない
④盲目のおじいさんの娘を車で轢いてはいけない
という所でしょうか、
それとこのおじいさんの耳が良く、鼻も利くという設定が所々雑であるところはマイナス点、
その音に気付くならこの音も気付くんじゃ?とか、その匂いに気付くなら横にいる人の匂い!ってなります。
映画のタイトルが「息をするな」なんだから、息をしていたら気付かれるというくらい
耳が良いという設定のほうが良かったと思う。
ある場面のおじいさんの行為が気持ち悪いと言われていますが、
おじいさんにしてみれば奪われたものを返してもらう、というだけの話です。
が、確かに気持ち悪いです。嫌悪感を抱く人がほとんどかと思いますが、
神に見捨てられ頭がおかしくなったおじいちゃんなので多めにみてあげましょう。
ラストがしっくりこなくて後味悪い系の作品になってしまっているが
私が希望するラストは、主人公の女性は9ヵ月後に解放、その後何年か地道に仕事をして
妹と共にクズ親から逃げたが、なんだかパッとしない人生。
おじいさんは静かなところで新しい家族と笑顔で過ごしている、となっていたら
後味の悪さもなく、星4つをつけていたところです。
最後にこの映画を楽しむポイントは
おじいさんと犬を応援すること、
窃盗犯3人ともう一人に感情移入してはいけません。
(改行などが反映されず、読みづらいうえ長文で申し訳ないです。)

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