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内容紹介
【封入特典】
ブックレット
【特典映像】
■メイキング
■龍海学園生徒座談会
■制作発表
■クランクアップ集
■SPOT集
落ちこぼれの生徒たちをたった半年で東大に合格させた伝説の弁護士・桜木建二が帰ってきた! !
16年の時を経て令和の時代に桜木は新世代の生徒を再び導けるのか?!
【作品内容】
偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園を舞台に、学園再建のために元暴走族の弁護士・桜木(阿部寛)が「東大専科」の生徒たちと真剣に向き合いながら、東京大学合格を目指す姿を描く。
今作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて2018年から人気連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」が原作。
2005年に放送された前作ドラマの15年後を描く続編だが、今作は今の時代にやるべきエッセンスを入れたドラマオリジナルの展開となっている。
前作では「東大クラス」の生徒たちにも視線が集まった。山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣、中尾明慶、紗栄子といった面々は、その後日本を代表する実力派俳優へと成長。
それぞれが30歳を超えた今でも、ジャンルを超えて活躍している世代のトップランナーである。
今作でも桜木が向き合うことになる生徒たちも、1000人に及ぶ応募の中から選考されている。次世代を担うそのフレッシュな顔ぶれにも期待。
選択肢が多く流されやすい現代に必死にしがみつき、一筋の光を求めている生徒たちと、心の奥底で生徒を信じている桜木のぶつかり合いは、学園ドラマのアツさの中で親子の対話のようにみ見えるだろう。
さらに今作は、彼らが抱える現代ならではの悩みを描きながら、大人が抱える子育ての悩みや、口を開けば「パワハラ」だと騒ぐ部下へのうっぷん…。そんなモヤモヤする毎日を生きる大人たちにも、スカッと爽快な気分になっていただけるストーリーになっている。
身近にいたら敬遠されがちな、でもどこかで人々が求めている強いリーダー・桜木建二が、強さと共に、愛情を持って生徒に寄り添っていく。
「つべこべ言わずに東大に行け! 」
【作品ポイント】
★本編全話、未放送シーンを含むディレクターズカット版!
★「つべこべ言わずに東大へ行け! 」
主演・阿部寛! 16年ぶりに伝説の弁護士・桜木建二が帰ってくる! !
★令和の時代に合わせて進化した勉強法と受験の心得は必見!
知識詰め込み型の“記憶力試験"から“実践的な学力を測る試験"へと移行した大学受験戦争を勝ち抜く勉強法を紹介!
★長澤まさみが「東大クラス」の教え子・水野直美役で出演!
前作の「東大クラス」で生徒役を演じ、今や日本を代表する実力派女優に成長した彼女に注目!
★次世代を担うフレッシュな"東大専科"の生徒たち!
TBS連続ドラマ初出演の大人気グループKing & Prince髙橋海人、同世代の中でも圧倒的なカリスマ性を放つ平手友梨奈をはじめ、南沙良、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太など次世代のトップランナー候補の若手俳優たちが集結!
★個性豊かな俳優陣にも注目!
及川光博、江口のりこ、早霧せいな、佐野勇斗、林遣都、さらに、山崎銀之丞、木場勝巳、内田遥、山田キヌヲ、ケン(水玉れっぷう隊)、鶴ヶ﨑好昭など、個性豊かなキャストがドラマを彩る! !
★Twitter世界トレンド1位を獲得!
第一話では、桜木の熱い言葉や破天荒な指導法、豪華キャストのサプライズ出演などで話題沸騰!
【あらすじ】
かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)。
その後法律事務所を設立し、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいた。
時は令和。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、教頭・高原浩之(及川光博)が桜木による再建案を提案する。
しかし、自由な校風を理想に掲げる理事長・龍野久美子(江口のりこ)は進学校化に反対し、意見が割れていた。
果たして桜木、そして彼の元教え子であり法律事務所で一緒に働く弁護士の水野直美(長澤まさみ)は東大合格者を出し、学園を再建できるのか…
そして彼らを待ち受けるのは姉思いだが将来に不安を抱え、姉と2人で両親が残したラーメン屋を手伝う瀬戸輝(髙橋海人)、
何をやっても長続きしない今どき女子高生の早瀬菜緒(南沙良)、バドミントンのトップ選手の岩崎楓(平手友梨奈)など、それぞれの悩みや問題を抱えた龍海の生徒たち。
桜木や水野と出会うことで、彼らの運命は大きく動き出そうとしていた。
【キャスト】
阿部 寛 長澤まさみ 髙橋海人(King & Prince) 南 沙良 平手友梨奈 加藤清史郎 鈴鹿央士 志田彩良 細田佳央太 内村 遥 山田キヌヲ
林 遣都 佐野勇斗 早霧せいな 山崎銀之丞 木場勝己 江口のりこ 及川光博
【スタッフ】
原作:三田紀房『ドラゴン桜2』(コルク)
脚本:オークラ 李 正美 山本奈奈 小山正太
音楽:木村秀彬
プロデューサー:飯田和孝 黎 景怡
演出:福澤克雄 石井康晴 青山貴洋
製作著作:TBS
【Blu-ray仕様】
2021年/日本/カラー/本編546分+特典映像99分/16:9 1080i High Definition/DISC1~3:2層、DISC4:1層/日本語リニアPCM2chステレオ/バリアフリー日本語字幕(本編のみ)/全10話/4枚組(本編ディスク3枚+特典ディスク1枚)
※仕様は変更となる場合がございます。
©三田紀房/コルク ©TBS
発売元:TBS 発売協力:TBSグロウディア
販売元:TCエンタテインメント
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
三田紀房原作、阿部寛が16年ぶりに伝説の弁護士・桜木建二を演じた学園ドラマ続編のBOX。元暴走族の弁護士・桜木は法律事務所を設立し、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいたが…。全10話を収録。
内容(「Oricon」データベースより)
かつて、落ちこぼれだった龍山高校から東京大学合格者を輩出し、一躍時の人となった元暴走族の弁護士・桜木建二。その後法律事務所を設立し、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいた。時は令和。偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園で、教頭・高原が桜木による再建案を提案する。果たして桜木、そして彼の元教え子であり法律事務所で一緒に働く弁護士の水野は東大合格者を出し、学園を再建できるのか…。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 350 g
- EAN : 4562474229128
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 9 時間 6 分
- 発売日 : 2021/11/10
- 出演 : 阿部 寛, 長澤まさみ, 髙橋海人, 南 沙良, 平手友梨奈
- 言語 : 日本語 (PCM)
- 販売元 : TCエンタテインメント
- ASIN : B097RSTNN7
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 4
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,607位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 697位ブルーレイ テレビドラマ
- - 1,932位日本のTVドラマ
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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とはいえ、前作とはテイストが違うという意見も聞く。実際のところどうなのだろうか。個人的には、シリーズものとして核となる部分はしっかり継承しつつオリジナル性を入れてきたという感じを受ける。
例えば、テレビ朝日の大ヒットドラマに『ドクターX』シリーズがある。しかし、このシリーズも核となる部分はシーズン1から変わらないが、外側を構成するテイストはシーズン2までとそれ以降で大きく異なっている。シーズン2までは、エンタテインメントに溢れた医療ドラマでありながら、ドクターXの正体に迫るミステリー要素がもう一つの大きなストーリーの核になっていた。しかし、シーズン2以降その要素は消失して、エンタテインメントに大きくシフトしたドラマ構成になっていった。
だからといって、『ドクターX』が『ドクターX』でなくなったわけではない。『ドラゴン桜』(2021年版)も同じではないか。監督が変わればドラマのテイストが変わるということは普通にあることだ。
そのようにしてあらためて本作を振り返ってみると、前作を踏襲しつつ今の時代にあった作品に見事に昇華していたのではないか。第1話で紗栄子に似た女優が出ているのをリアルタイムでみて、あとで本人がゲスト出演していたことを知って驚いたのは私だけではないと思う。
先日、コラムニスト堀井憲一郎さんの「長澤まさみと新垣結衣の分岐点 2005年『ドラゴン桜』で共演した二人の女優人生の差」という記事を拝見しました。非常に面白かったので、そのまま引用します。
「長澤まさみと新垣結衣の唯一の共演『ドラゴン桜』2005
『ドラゴン桜』の2021年ドラマが始まった。
これに先だって、2005年の前シリーズの再放送をしていた。
阿部寛は同じ役どころ、生徒役は山下智久、小池徹平、紗栄子(当時サエコ)、中尾明慶、長澤まさみ、新垣結衣が演じていた。
16年前である。
当時、山下智久が20歳、小池徹平が19歳、長澤まさみと紗栄子が18歳、中尾明慶と新垣結衣は17歳だった。
長澤まさみと新垣結衣が共演しているのが、いま見るととても新鮮である。
しかも新垣結衣は山下智久のカノジョ役で、長澤まさみは山下智久の幼なじみという役どころだった。幼なじみだからお互いに遠慮がなく、仲がいい。それに対して新垣結衣は嫉妬して、対立するという役である。
二人が共演したのはこの作品だけである。
長澤まさみは当時、そこそこ有名な女優であり、いっぽう新垣結衣はほぼ新人に近かった。当然、『ドラゴン桜』内での扱いにも差がある。長澤まさみは女子生徒のなかでもっとも目立つ役どころであり、それは男子生徒役の山下智久と二人がメインキャスト扱いだったのだ。
2021年『ドラゴン桜』でも長澤まさみがメインキャスト
そのまま2021年版『ドラゴン桜』でも長澤まさみはメインキャストに入っている。
2005年版では現役のときには東京大学を受験できず(母親が倒れてしまったから)、そのあと浪人して東大にはいり、卒業後、しっかりと弁護士になったという役どころである。
阿部寛とともにふたたび、偏差値のとても低い高校から東京大学合格者を出すために努力する。
『ドラゴン桜』2021年版の第一話では、紗栄子がゲスト出演していた。
一瞬、紗栄子に似た人が出てるなとおもったら(最近あまり見かけてなかったので)、紗栄子本人だったので驚いた。
『ドラゴン桜』で生徒役だった役者は、そのあともみんな活躍している。
とくに長澤まさみと新垣結衣はその後、絶えずにドラマ・映画に出演しつづけている。
『ドラゴン桜』(2005)を起点に二人の俳優人生を眺めてみると、なかなかおもしろい。
15歳の長澤まさみの出ていた朝ドラ『さくら』
2005年の時点で、長澤まさみはよく知られている女優であった。
彼女をドラマで認識したのは2002年のNHK朝ドラ『さくら』からである。
当時まだ15歳、高校生役で出ていた。
『さくら』というのは朝ドラのなかでもかなり地味な作品で、何というか、ほとんど何も起こらないドラマだった。見返すとちょっと驚くくらい、何も起こらない。
ハワイから飛騨地方にやってきて中学校で英語を教える女性が主人公で、まわりにいろんな人が登場するが、あまりドラマチックなことが起こらなかった。
長澤まさみは、ヒロインが下宿する「飛騨のロウソク店」の娘役だった。
兄と弟がいて、賑やかな家族の一員だった。
彼女はよく出ていたが、そんなに目立つ役ではなかった。顔がまだしっかりしていないという印象がある。
それが2002年。
2004年に『世界の中心で、愛を叫ぶ』
2003年には映画『ロボコン』で主演(特撮ものではなく、ロボット・コンテストで頑張る高校生役)、2004年には当時とても話題になった映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』でヒロインを演じた。
2005年1月には倉本聰のドラマ『優しい時間』で不安定な女の子の役を演じて印象的だった。かなり落ち着いたドラマで、言い方を換えるとちょっと暗いドラマで、その雰囲気とかなりマッチしていた。
その2005年夏に『ドラゴン桜』に出演する。
当時、最近、よく見かける若い女優さんだ、という印象であった。
『ドラゴン桜』で初めて認知された新垣結衣
いっぽうの新垣結衣は『ドラゴン桜』で見たのが、初見である。
彼女は2005年1月に『Sh15uya』(シブヤフィフティーン)に出演しているが、深夜の特撮ドラマだった。架空空間に生きる不思議な少女を演じて魅力的だったのだが、ドラマじたいがかなりマイナーな存在で、おそらく当時、見た人はかなり少なかったとおもわれる。(いちおうDVDは出ているのでいまでも見ることはできる)
次の出演作が『ドラゴン桜』だった。
メジャーなドラマに初登場だった。
『ドラゴン桜』2005では東大特進クラスに女子は三人いた。
長澤まさみと新垣結衣と紗栄子で、この紗栄子も新垣結衣もどちらも「ギャル」の格好をしているので区別がつきにくかった。当時は紗栄子のほうが知名度があったので、紗栄子とそうでないほう、と認識していた覚えがある。
山下智久のカノジョ役だったが、それほどの存在感はなかった。
そもそも、あまり「ギャル」の風体が似合ってなかった。
『ギャルサー』で戸田恵梨香とともにギャルを演じた新垣結衣
新垣結衣はこのあと2006年にも『ギャルサー』でまたギャル役を演じた。パラパラの得意なギャル役だった。無理をしている感じがあって、それはそれでなかなか見ものである。
『ギャルサー』では戸田恵梨香や岩佐真悠子もギャルを演じていて、藤木直人の不思議なキャラとともに、ヴィジュアル的な印象ばかり残るドラマだった。
新垣結衣は、そのあと続けて『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』に出演した。
『ギャルサー』が2006年6月に終わり、すぐ7月から『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』が始まった。
ここでは真面目な高校生役で、連続して見ていると、彼女がやっと落ち着いた、という気分になってしまう。
もちろん役どころでの変化でしかないが、やはり新垣結衣には「「真面目そうな役どころ」が似合う。たぶん彼女は「真摯な態度」がいちばんしっくりくるのだ。
救命救急医役を演じて新垣結衣らしさが固まる
そのあと2007年の『パパとムスメの7日間』という舘ひろしとの入れ替わりものに出て、2008年『コード・ブルーードクターヘリ救急救命−』に出演した。
『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』と『パパとムスメの7日間』で広く顔を知られるようになり、『コード・ブルーードクターヘリ救急救命−』で彼女のキャラが確定したとおもう。
そのあとじゃ『リーガル・ハイ』(2012年)、『空飛ぶ広報室』(2013年)、『掟上今日子の備忘録』(2015年)と出演し、その真面目そうな風情に心つかまれていく。
そして2016年の『逃げるは恥だが役に立つ』である頂点を極めていくことになる。
彼女の魅力は、「真摯さ」にある。
それが何だか無防備に見えるのだ。
何かに一生懸命になっているとき、その方向にばかり気がいくので、傍からみると無防備に見えてしまうのだろう。
それが彼女の魅力だとおもう。
『ドラゴン桜』からその地平にたどりつくまで、10年ほどかかっている。
長澤まさみの強さの秘密
いっぽう長澤まさみは、『ドラゴン桜』でもそうだったように、ストレートで、強い役を演じる。内部に弱さを必ず抱え込んでいるが、それをあまり見せずに、強く進んでいく。その姿が長澤まさみらしい。
『ドラゴン桜』2005では第10話で、自分の店を手伝ってくれる仲間たちに迷惑だと言い放って自分は特進クラスを抜けるシーンが、もっとも見せどころだった。これは長澤まさみが演じたから、泣けるシーンになっていた。
『ドラゴン桜』のあとの出演作を並べると、2006年にドラマ『セーラー服と機関銃』で女子高生ながら組長の役、2007年『プロポーズ大作戦』で主人公〔山下智久〕のおもいがなかなか届かない幼なじみ、2008年には『ラストフレンズ』でシェアハウスの中心にいる役、2012年に『都市伝説の女』でなりふりかまわず突き進む女刑事、2015年映画『海街diary』では男運のよくない次女役、そして2018年の『コンフィデンスマンJP』では天才的な詐欺師役を演じて、見ているものを唸らせた。
長澤まさみの演じる役どころは、やはり強さを感じさせる。
とくに印象に残るのはとおもいうかべると『セーラー服と機関銃』と、『コンフィデンスマンJP』になる。長澤まさみは、無意味に銃をぶっ放していてもサマになるのだ。
「任天堂のSwitch」の新垣結衣、「虫コナーズ」の長澤まさみ
コマーシャルのイメージでいえば、新垣結衣は「任天堂のSwitch」、長澤まさみは「虫コナーズ」である。
新垣結衣が一人で一生懸命ゲームする姿は、それを横から眺めているだけで、なんか幸せな気持ちになってしまう。
長澤まさみは、お隣さんが虫コナーズ的なものを使っているという、ただそれだけの話をするだけで、奇妙に引き込まれてしまう。
長澤まさみは、人と接する空間の手前にタメをつくって、そこに誘いこんでから接するというような、不思議な間合いを持っているとおもう。だから魅力的なのだ。まあ、詐欺師に転換できる間合いだともいえるのだろうけれど。
長澤まさみと新垣結衣の再びの交錯点はあるのだろうか
新垣結衣は「正対したら照れるから」という気配を最初から醸し出していて、なるべく正面から見合わないポジションを取る女性に見えてしまう。
何もしないその気配だけで惹きつけられる。
2021年の地平では、二人の立っている世界とまわりの雰囲気がまったく違ってしまっている。
2005年、二人が17歳と18歳のときに共演していたのが夢まぼろしのようである。あの時点では強弱がついていたから(有名な長澤まさみと無名な新垣結衣)それも可能だったのだろう。
いま二人を共演させるなら、どんな配置がいいのか、なかなかむずかしいし、その企画を考えているだけでわくわくしてしまう。
この二人の共演となると、やはり対決する位置につけるしたほうがいいのだろうか、それとも無二の親友というポジションがいいのか、物語にもよるが、なかなか想像しきれない。
だから『ドラゴン桜』2021で共演させるというような企画は、ちょっと窮屈すぎるのではないか、という懸念を抱いてしまう。
長澤まさみと新垣結衣という二人の女優だけに焦点をあてて、2005年『ドラゴン桜』を眺めていると、ずいぶん違った地平に出てきてしまったのだな、と感慨深くなる。
最終話、東大合格発表のシーンで、長澤まさみと新垣結衣が抱き合うようなシーンが一瞬だけある。とてもいいシーンだとおもう。
二人はいまは分岐してそれぞれ別の地平に立っている。
再び交錯する姿ことは、すぐにはむずかしいのだけれど、でも、二人のことを同時に考えるだけで、少し気分が高揚する。まだ我々に未来はあるのだろうと信じられる気がしてくる。邂逅するのはまだ少し先のほうがいいとおもうので、ふわっと待っているのがいいだろう。」(4月30日付コラムニスト堀井憲一郎の記事参照)
堀井憲一郎さんの分析によれば、長澤まさみと新垣結衣の共演はまだ先のことになるとのことだった。ところがその予想は見事に外れた。最終回では第1話に登場した紗栄子をはじめとした前作の生徒全員が予告なしで登場したからだ。いい意味で視聴者の予想を裏切ってくれた最終回だった。しかし、それまでの積み重ねがあればこその最終回だったのも間違いない。
生徒一人ひとりの最終回に至るまでの成長、16年の時を経た阿部寛と長澤まさみの姿、サプライズで同じ役でゲスト出演した前作の生徒たちの成長した姿…、それらに私たちの目は釘付けになっていた。
そして圧巻だったのは、最終回の合格発表の一連のシーンだろう。
そこにこそ学園ドラマとしての本作の真骨頂が現れていた。残念ながら二人の生徒は不合格となってはいたが、救いのある不合格だった。一人は別の大学に合格していて、もう一人も不合格になったエピソードそのものが自身の成長を示していたのだから。
前作とテイストが違うという批判は承知しているが、その批判を見事にはね除けた最終回だったのではないか。
『ドラゴン桜』(2021年版)は、放送開始の時から賛否両論があった。しかし、第1話から最終回までを視聴していて見事な学園ドラマだったと思う。前作は学園ドラマの傑作と言われる作品ではあるが、本作も前作同様の学園ドラマの傑作であることが理解出来るはずだ。
主役を演じた阿部寛さん
前作と同じ役で出演した長澤まさみさん
他の出演者の皆さん、スタッフの皆さんお疲れさまでした。
本当に面白いドラマでした。本作で生徒役で出演していた役者の人たちが時を経て同じ役で出演してくれるのを楽しみにしています。
(2021.6.29記)









