本書で印象に残ったのは、何と云っても53・54限目で開陳される「働きバチの理論」。
「よく働く優秀な働きバチだけ100匹を色々な巣からひとつの巣に集める そうすれば100匹全員がよく働きいい巣になるかというと・・・・・・ 集める前のように一生懸命働くのはそのうち25匹くらい 50匹はそこそこ働くが全力は出さない 様子を見ながら適度に力を調節する そして残りの25匹これは完全に怠ける そして元の働きバチの性質を失ってしまう 人間が集団を作ってもこれと同じような傾向が見られるというのが・・・・・・ 働きバチの理論だ」
「実は働きバチの理論にはもうひとつ面白い実験がある 100匹の集団内の怠け者で全く働かない25匹のハチ これを4グループ集めて100匹の集団を作ったとする そうすると驚いたことにその中から25匹は働きはじめるのだ つまり怠け者が集まって ダメと思われる集団でも一生懸命働く者は必ず出てくる そして集められる前の集団となんら変わることなく 優秀 普通 怠け者の比率が25:50:25に分かれたグループがまた形成されるのだ 人間の集団でも同じことはある 底辺校でも一位だと進学校の下位よりも優秀ということがおこりえる」
企業経営における応用性如何(当てはめの可否)について、思わず考えてしまいました・・・ 大変勉強になりました。
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ドラゴン桜(6) (モーニングコミックス) Kindle版
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言語日本語
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出版社講談社
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発売日2005/1/21
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ファイルサイズ116449 KB
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商品の説明
著者について
三田 紀房
1958年生まれ、岩手県出身。一般企業に就職した後、漫画家へ転進。モーニングで連載し、社会現象を巻き起こした『ドラゴン桜』で2005年に第29回講談社漫画賞(一般部門)、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その他に、『エンゼルバンク』『透明アクセル』『マネーの拳』『銀のアンカー』などのビジネス漫画、高校球児を描いた『クロカン』『甲子園へ行こう!』などがある。 --このテキストは、comic版に関連付けられています。
1958年生まれ、岩手県出身。一般企業に就職した後、漫画家へ転進。モーニングで連載し、社会現象を巻き起こした『ドラゴン桜』で2005年に第29回講談社漫画賞(一般部門)、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。その他に、『エンゼルバンク』『透明アクセル』『マネーの拳』『銀のアンカー』などのビジネス漫画、高校球児を描いた『クロカン』『甲子園へ行こう!』などがある。 --このテキストは、comic版に関連付けられています。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確固たる信念をもって努力すれば不可能はない!偏差値のからくりを解き明かしてくれる内容有り、センター試験に向けての精神論なども熱く伝わってきます。特にマンガ嫌いの高校生の娘が必死で読んでいます。次回の発刊が待ちどおしくなる一冊です。
2007年5月7日に日本でレビュー済み
人に教えることは自分のタメになる。これは「分かったつもり」を無くす上で、絶対的に重要なことだ。そして、他人に教えたことがない人ほど、教えられた時に分かったフリをする。納得するまで質問しない。会社でも見かけるが、こういう人は成長しない。
試験についても、いかに試験を教育に利用するか、ということを、もっと教師は考えるべきだよなぁ、と思わせる。
試験前日の過ごし方のアドバイスもタメになる。睡眠が短期記憶を長期記憶に変えるとか、風呂よりも睡眠の方がリラックス効果が大きいとか、とにかく睡眠の重要さを思い知らされる。他にも、不安を打ち消すにはホットミルクがいいとか、1.5時間の倍数の睡眠時間がいいとか、何気なく科学的知識が織り込まれているところは「さすが!」としか言いようが無い。
あと、競争を肯定している点も良い。近年、「競争がいけない、いけない」って言われるけど、じゃあどうやって生徒を頑張らせるための動機付けをするの? ゲームだって対戦型とか楽しいじゃん、だからわざとレース形式で勉強してるんじゃないの? 競争したくないなんて、負けて傷つきたくない奴の言い訳だろ。人が真剣に競いたいと、おもくそ頑張ってるのに、「負けてもいいさ」といって手ぇ抜くやつなんてつまらないよ。
ライバル(好敵手)こそ、自分を高めてくれる真の友人なのになぁ。
試験についても、いかに試験を教育に利用するか、ということを、もっと教師は考えるべきだよなぁ、と思わせる。
試験前日の過ごし方のアドバイスもタメになる。睡眠が短期記憶を長期記憶に変えるとか、風呂よりも睡眠の方がリラックス効果が大きいとか、とにかく睡眠の重要さを思い知らされる。他にも、不安を打ち消すにはホットミルクがいいとか、1.5時間の倍数の睡眠時間がいいとか、何気なく科学的知識が織り込まれているところは「さすが!」としか言いようが無い。
あと、競争を肯定している点も良い。近年、「競争がいけない、いけない」って言われるけど、じゃあどうやって生徒を頑張らせるための動機付けをするの? ゲームだって対戦型とか楽しいじゃん、だからわざとレース形式で勉強してるんじゃないの? 競争したくないなんて、負けて傷つきたくない奴の言い訳だろ。人が真剣に競いたいと、おもくそ頑張ってるのに、「負けてもいいさ」といって手ぇ抜くやつなんてつまらないよ。
ライバル(好敵手)こそ、自分を高めてくれる真の友人なのになぁ。
2005年3月25日に日本でレビュー済み
毎週モーニング読んでます。ドラゴン桜はときどき目を通してます。
突っ込み役の教師たちが言う言葉がいちいち面白いですね(@@?
ボケ役の教師は現実と立ち向かうためにはどうしたらよいのか?という点において踏み込みが足りないと感じるし、生徒キャラにも全く感情移入しませんが・・・。
このマンガではさまざまな学問における研究成果がちりばめられています。
働き蜂の理論は行動動物学の世界ですし、またYES,BUTという説得術についても古来から英語圏の世界において存在するセオリーを臨床心理学の見地から検証しているという印象を受けます。
生き生きとした学問、それこそがまさに学問の本質であると思います。
余談ですが、今週号のモーニングのドラゴン桜は白眉でした。
人生に必要なものは何か?・・・それは飢餓感である、というものです。
いい女をものにしたい、いい大学に入りたい、バリバリ仕事をこなしてみんなに認められたい・・・。欲を言えばキリがないこれらを一言で表現するなら、それは心の中の渇きだということです。
イチローがTV番組のインタビューのなかで、もっと野球が上手くなりたいんだと答えていました。
(記録ばかりが賞賛されるが)これまでずっとやってきたなかで悔しい思いだっていくらでもしているのだから、だから自分はもっと野球が上手くなりたいんだと。
心の中の渇きという点においては、ナンパ師の努力(あるいは執念)もまた同じです。個人的にはイチローもナンパ師もどっちもすごいなと思いますけど。(@@;
突っ込み役の教師たちが言う言葉がいちいち面白いですね(@@?
ボケ役の教師は現実と立ち向かうためにはどうしたらよいのか?という点において踏み込みが足りないと感じるし、生徒キャラにも全く感情移入しませんが・・・。
このマンガではさまざまな学問における研究成果がちりばめられています。
働き蜂の理論は行動動物学の世界ですし、またYES,BUTという説得術についても古来から英語圏の世界において存在するセオリーを臨床心理学の見地から検証しているという印象を受けます。
生き生きとした学問、それこそがまさに学問の本質であると思います。
余談ですが、今週号のモーニングのドラゴン桜は白眉でした。
人生に必要なものは何か?・・・それは飢餓感である、というものです。
いい女をものにしたい、いい大学に入りたい、バリバリ仕事をこなしてみんなに認められたい・・・。欲を言えばキリがないこれらを一言で表現するなら、それは心の中の渇きだということです。
イチローがTV番組のインタビューのなかで、もっと野球が上手くなりたいんだと答えていました。
(記録ばかりが賞賛されるが)これまでずっとやってきたなかで悔しい思いだっていくらでもしているのだから、だから自分はもっと野球が上手くなりたいんだと。
心の中の渇きという点においては、ナンパ師の努力(あるいは執念)もまた同じです。個人的にはイチローもナンパ師もどっちもすごいなと思いますけど。(@@;
2008年1月30日に日本でレビュー済み
この巻では、水野と矢島が教える側に回るのだが、
実際、人に教えてはじめてわかることはたくさんある。
メリットとして、まず、自分の理解度がわかるということがあげられる。
これは非常に大事なことである。
また、どこでつまずきやすいかということもわかる。
学生の頃家庭教師をしていたのだが、英語の3単現のSを主語ではなく、
目的語で判断していた子がいて、愕然としていたことを思い出した。
実際、人に教えてはじめてわかることはたくさんある。
メリットとして、まず、自分の理解度がわかるということがあげられる。
これは非常に大事なことである。
また、どこでつまずきやすいかということもわかる。
学生の頃家庭教師をしていたのだが、英語の3単現のSを主語ではなく、
目的語で判断していた子がいて、愕然としていたことを思い出した。
2008年9月18日に日本でレビュー済み
『ドラゴン桜』をドキドキしながら、学生、教師、学校や塾の経営者の方々も読まれていることでしょうね。
僕は14巻まで読んだのですが、その中で、この第6巻の52限目「北海道の面積」の教え合いの精神が印象的でした。
優秀な人たちは、教え合いの精神で溢れている。
自分だけのものにせずに、多くの人に伝える気持ちがある人が多いように思う。
教えることで、自分自身の記憶が増し、より深く理解することを助長する。
それが、お互いの知的好奇心と向上心を刺激し、結果として、成長を促す。
実用的な受験勉強の指南書である以上に、幅広い視点で学ぶことを教えてもらえます。
僕は14巻まで読んだのですが、その中で、この第6巻の52限目「北海道の面積」の教え合いの精神が印象的でした。
優秀な人たちは、教え合いの精神で溢れている。
自分だけのものにせずに、多くの人に伝える気持ちがある人が多いように思う。
教えることで、自分自身の記憶が増し、より深く理解することを助長する。
それが、お互いの知的好奇心と向上心を刺激し、結果として、成長を促す。
実用的な受験勉強の指南書である以上に、幅広い視点で学ぶことを教えてもらえます。
VINEメンバー
東大入試向け学習マンガの第6弾。今までは各教科の学習法を教えてくれると言うものでしたが、この巻はむしろ精神論に傾いているようです。確かに受験はメンタルな部分も大きいわけなので、そのへんをこの辺りで押さえておこうということでしょう。
教えることがいかに自分にとっての勉強になるのか、実際に見る、実感するのが動機づけとしていかに大切か、などといったことから、“ミツバチの理論”とか、“万里の長城”の話とか、受験生の心構えとしていちいちうなずいてしまいます。
これで、絵が良ければいうことはないのだけれど。
教えることがいかに自分にとっての勉強になるのか、実際に見る、実感するのが動機づけとしていかに大切か、などといったことから、“ミツバチの理論”とか、“万里の長城”の話とか、受験生の心構えとしていちいちうなずいてしまいます。
これで、絵が良ければいうことはないのだけれど。
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