「未病対策」という聞き慣れない言葉に引かれた。確かに病気という程ではないんだけど気になる事がある。医者に行こうか、どうしようか迷う。ほっておけばその内なおってしまうようにも思うし、逆に大変な病気があるかもしれない。そんな時に役立ちそうな本だ。
頭の先から足の先までおよそ身体のすべての部位について、Q&A形式で書かれているので一冊あれば「ちょっと変だな」と感じた時に「家庭の医学」の新書版という感じで使えそうだ。認知症にも詳しく触れている。
巻末に筆者自身の健康法が書かれており、共感し自分もやってみようと思った。
ちょっと不満なのは「大丈夫だから気にするな」とは書いてない事だ。やっぱり病気のサインかもしれないと覚悟して医者に行くしかないのかな。
ドクター大場の未病対策Q&A 健康であるために知っておきたい86のこと (日本語) 新書 – 2017/7/3
大場 敏明
(著)
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本の長さ240ページ
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言語日本語
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出版社幻冬舎
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発売日2017/7/3
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ISBN-104344912993
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ISBN-13978-4344912991
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
腹痛・頭痛、手足のシビレやむくみ、めまい、発熱…「たいしたことない」と決めつけないで。かかりつけ医(町医者)として40余年。ドクター大場の18年におよぶ、健康相談の総まとめ。
著者について
■ 大場 敏明/オオバ トシアキ
新潟県佐渡郡相川町生まれ。
東京・長崎・福岡を経て中・高は東京、大学入学後は千葉市、その後船橋市、今は三郷市に在住27年。
千葉大学医学部卒業後、大学病院で内科ローテ研修、柳原病院で総合研修。
その後国立がんセンター病院研修。
地域病院(船橋二和・東葛など)や診療所(今井町・野田南部など)勤務。
船橋二和・東葛・みさと協立病院では、副院長として研修医指導・地域医療・高齢者医療に従事。
当時の痴呆症病院医療に疑問、クリニックふれあい早稲田開業。
認知症GHやDSなど6介護事業所と障害者支援事業所(活動・相談・就労移行)などを運営。
共通理念は「その人らしい生活と人生を支えて」
三郷市介護認定審査会会長・認知症ネットワーク会議座長・市医師会理事などを歴任。
現在、埼玉県保険医協会理事長。
健康相談多数・看護学校講師など担当・反核医師の会世話人など。
著書「ともに歩む認知症医療とケア」(共著、現代書林)
新潟県佐渡郡相川町生まれ。
東京・長崎・福岡を経て中・高は東京、大学入学後は千葉市、その後船橋市、今は三郷市に在住27年。
千葉大学医学部卒業後、大学病院で内科ローテ研修、柳原病院で総合研修。
その後国立がんセンター病院研修。
地域病院(船橋二和・東葛など)や診療所(今井町・野田南部など)勤務。
船橋二和・東葛・みさと協立病院では、副院長として研修医指導・地域医療・高齢者医療に従事。
当時の痴呆症病院医療に疑問、クリニックふれあい早稲田開業。
認知症GHやDSなど6介護事業所と障害者支援事業所(活動・相談・就労移行)などを運営。
共通理念は「その人らしい生活と人生を支えて」
三郷市介護認定審査会会長・認知症ネットワーク会議座長・市医師会理事などを歴任。
現在、埼玉県保険医協会理事長。
健康相談多数・看護学校講師など担当・反核医師の会世話人など。
著書「ともに歩む認知症医療とケア」(共著、現代書林)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大場/敏明
新潟県佐渡郡相川町生まれ。千葉大学医学部卒業後、大学病院で内科ローテ研修、柳原病院で総合研修。その後国立がんセンター病院研修。地域病院(船橋二和・東葛など)や診療所(今井町・野田南部など)勤務。船橋二和・東葛・みさと協立病院では、副院長として研修医指導・地域医療・高齢者医療に従事。クリニックふれあい早稲田開業。認知症GHやDSなど6介護事業所と障害者支援事業所(活動・相談・就労移行)などを運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新潟県佐渡郡相川町生まれ。千葉大学医学部卒業後、大学病院で内科ローテ研修、柳原病院で総合研修。その後国立がんセンター病院研修。地域病院(船橋二和・東葛など)や診療所(今井町・野田南部など)勤務。船橋二和・東葛・みさと協立病院では、副院長として研修医指導・地域医療・高齢者医療に従事。クリニックふれあい早稲田開業。認知症GHやDSなど6介護事業所と障害者支援事業所(活動・相談・就労移行)などを運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2017/7/3)
- 発売日 : 2017/7/3
- 言語 : 日本語
- 新書 : 240ページ
- ISBN-10 : 4344912993
- ISBN-13 : 978-4344912991
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,017,529位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年7月18日に日本でレビュー済み
未病とは健康でも病気でもない中間の状態を指すらしい。病名がついて病気と診断される状態と、「なんとなく調子が悪い」、「気になる体調の不調がある」の間といってもよさそうである。
日常生活で不調があっても、「これは病気ではない、単なる老化だ」と思いたい気持ちと、病院に行って無理やり何か病名を付けられて、患者に仕立て上げられ、まとはずれな治療をほどこされる可能性あるのではという恐れとで、受診をためらう気持ちがおきやすい。
そういうときに長いつきあいで、病歴も知り、患者の気持ちに寄り添った助言をしてくれるような医者がいたら、まずはそういうところで相談したい。それが著者のいう町医者=かかりつけ医、なのであろう。
すると、「XXに注意して生活していけば自然に治ります」というほっとする助言を得ることもあれば、「これはこれこれの病気の予兆かもしれない。早く専門医を受診したほうがよい」と深刻な助言をもらうこともあるかもしれない。ともかく、何らかの見立てをもらうわけだが、ある意味で専門にとらわれない立場だから、長い経験の中から、いろいろな可能性を数えあげて、関連するかもしれない病名を教えてくれることもあるだろう。可能性のある病名があがったらインターネットや参考書で自分の症状や病歴などと対比してさらに自分で勉強することもできる。
初めから自分の判断で専門医を訪問すると、専門医は患者の病状全体を見て判断するよりは、定型化されている検査の数値をみて判断することが多いように思われる。自分の守備領域で何らかの病名を無理やりつけて患者に仕立て上げ、囲い込まれる場合もないとは言えない。「わかりません」と告げるのは専門医としてのプライドが許さないのであろうか。
本書の語り口は経験40余年のベテラン町医者に気になる症状を告げて診察を受けたときの応答を記録したようなスタイルで書かれており、通常の医学書にあるような難しさ、敷居の高さというものがない。また本書は1つのQ&Aが新書版で2ページ立てになって完結しており、その意味でも読者のほしい質問と回答をみつけやすい。
さらに近年著者が直面することの多い認知症や循環器疾患がらみのコーナーの充実が図られている。また著者独自の認知症予防十か条の提案もあり、単なる見立てにとどまらず、予防の面での助言も得られる。
ある意味ではここに書いたような役回りであるから、最終的な診断や確定的な結論が得られないことが多い。それは承知で実際のかかりつけ医に相談する気持ちで、まずは開いてみるという本であろう。いろいろな意味でまさに町医者40年の経験が読みやすく盛り込まれており、日常の医療あるいは受診の一端をになうことも期待できる本である。
日常生活で不調があっても、「これは病気ではない、単なる老化だ」と思いたい気持ちと、病院に行って無理やり何か病名を付けられて、患者に仕立て上げられ、まとはずれな治療をほどこされる可能性あるのではという恐れとで、受診をためらう気持ちがおきやすい。
そういうときに長いつきあいで、病歴も知り、患者の気持ちに寄り添った助言をしてくれるような医者がいたら、まずはそういうところで相談したい。それが著者のいう町医者=かかりつけ医、なのであろう。
すると、「XXに注意して生活していけば自然に治ります」というほっとする助言を得ることもあれば、「これはこれこれの病気の予兆かもしれない。早く専門医を受診したほうがよい」と深刻な助言をもらうこともあるかもしれない。ともかく、何らかの見立てをもらうわけだが、ある意味で専門にとらわれない立場だから、長い経験の中から、いろいろな可能性を数えあげて、関連するかもしれない病名を教えてくれることもあるだろう。可能性のある病名があがったらインターネットや参考書で自分の症状や病歴などと対比してさらに自分で勉強することもできる。
初めから自分の判断で専門医を訪問すると、専門医は患者の病状全体を見て判断するよりは、定型化されている検査の数値をみて判断することが多いように思われる。自分の守備領域で何らかの病名を無理やりつけて患者に仕立て上げ、囲い込まれる場合もないとは言えない。「わかりません」と告げるのは専門医としてのプライドが許さないのであろうか。
本書の語り口は経験40余年のベテラン町医者に気になる症状を告げて診察を受けたときの応答を記録したようなスタイルで書かれており、通常の医学書にあるような難しさ、敷居の高さというものがない。また本書は1つのQ&Aが新書版で2ページ立てになって完結しており、その意味でも読者のほしい質問と回答をみつけやすい。
さらに近年著者が直面することの多い認知症や循環器疾患がらみのコーナーの充実が図られている。また著者独自の認知症予防十か条の提案もあり、単なる見立てにとどまらず、予防の面での助言も得られる。
ある意味ではここに書いたような役回りであるから、最終的な診断や確定的な結論が得られないことが多い。それは承知で実際のかかりつけ医に相談する気持ちで、まずは開いてみるという本であろう。いろいろな意味でまさに町医者40年の経験が読みやすく盛り込まれており、日常の医療あるいは受診の一端をになうことも期待できる本である。
2017年8月27日に日本でレビュー済み
『ともに歩む認知症医療とケア』この本は各家庭に1冊あると良い本です。私はかつての教え子の手紙の中に「お母さんに渡してね。」とこの本を入れたところ教え子からの返事に「おばあちゃんががまっ先に読んで、次にお母さんが読みました。」とありました。
かく言う私は健康そのものですが項目を見るとあてはまる事柄ばかりです。改めて健康について考えさせられた貴重な本です。
かく言う私は健康そのものですが項目を見るとあてはまる事柄ばかりです。改めて健康について考えさせられた貴重な本です。