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登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 260 g
- EAN : 4548967438178
- 監督 : マイク・フラナガン
- メディア形式 : 4K, 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 32 分
- 発売日 : 2020/4/8
- 出演 : ユアン・マクレガー, レベッカ・ファーガソン, カイリー・カラン, クリフ・カーティス
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), 英語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- ASIN : B083M7N6Q5
- ディスク枚数 : 3
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 38,059位DVD (の売れ筋ランキングを見るDVD)
- - 739位外国のホラー映画
- - 3,245位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
商品の説明
内容紹介
『IT/イット』スティーヴン・キングが仕掛ける、最大の謎
『シャイニング』の呪われたホテルで、新たな恐怖を体験する
『シャイニング』の40年後―
呪われたホテルが、目を覚ます。
特別な力を持つダニーと少女アブラは、謎多き連続事件を介して邪悪な力を持つ集団のもとへと導かれていく。
彼らが行きつく場所は、呪われたホテル。時空をも超える、命を懸けた最終決戦が今、始まる。
『IT/イット』スティーブン・キングが仕掛ける最恐バトルエンターテイメント。
ダニー・トランスは、幼い頃オーバールックホテルで刻み付けられたトラウマに、未だに苛まれていた。
そんな彼の前に過去の亡霊が現れる。きっかけは、ある勇敢な十代の少女との出会いだった。
ダニーに協力を求めてきたアブラ―彼女が秘めていたものこそ、“シャイニング"と呼ばれる特別な力をもっていたたのだ。
【キャスト】
ダン・トラスト / ユアン・マクレガー
ローズ・ザ・ハット / レベッカ・ファーガソン
アブラ・ストーン / カイリー・カラン
ビリー・フリーマン / クリフ・カーティス
【スタッフ】
原作 / スティーブン・キング
脚本・監督・編集 / マイク・フラナガン
※特典、商品仕様、ジャケット写真などは予告無く変更となる場合がございます。 ※デジタルセル配信・レンタル配信は2020年3月11日を予定しております。予告無く変更となる場合がございますので、ご了承ください。
※DVD・ブルーレイをご購入頂いてもデジタル配信はご覧いただけません
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
「IT/イット」シリーズのスティーブン・キングが『シャイニング』の40年後を描いたスリラー。かつての惨劇を生き延びたダニーは、特別な力を持つ謎の少女・アブラと共に呪われたホテルにたどり着く。
内容(「Oricon」データベースより)
特別な力を持つダニーと少女アブラは、謎多き連続事件を介して邪悪な力を持つ集団のもとへと導かれていく。彼らが行きつく場所は、呪われたホテル。時空をも超える、命を懸けた最終決戦が今、始まる…。『IT/イット』スティーブン・キングが仕掛ける最恐バトルエンターテイメント。ディレクターズカット版ブルーレイ付。PG12
メーカーより
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---|---|---|---|---|
【Amazon.co.jp限定】ドクター・スリープ 4K ULTLA HD&ブルーレイセット | 【Amazon.co.jp限定】ドクター・スリープ ブルーレイ&DVDセット | 【初回仕様】ドクター・スリープ 4K ULTLA HD&ブルーレイセット | 【初回仕様】ドクター・スリープ ブルーレイ&DVDセット | |
Amazon.co.jp限定特典 | オリジナルプレスシート | オリジナルプレスシート | なし | なし |
封入特典 | ポストカード7枚 | ポストカード1枚 | ポストカード7枚 | ポストカード1枚 |
フォーマット | ULTRA HD &ブルーレイ | ブルーレイ&DVD | ULTRA HD &ブルーレイ | ブルーレイ&DVD |
仕様 | 初回仕様、ディレクターズカット | 初回仕様、ディレクターズカット | 初回仕様、ディレクターズカット | 初回仕様、ディレクターズカット |
枚数 | 3枚組 | 3枚組 | 3枚組 | 3枚組 |

【Amazon.co.jp特典】
オリジナルプレスシート
※イメージです。デザインは変更となる場合がございます。
※こちらの特典はAmazon.co.jp限定特典版にのみ付属します
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年1月24日に日本でレビュー済み
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スティーブン・キングの原作はシャイニング、ドクタースリープ共に未読。
自分にとってのシャイニングはあくまでキューブリックによる映画版であり、
今作も映画版シャイニングの続編というつもりで見に行きました。
…が、想像以上にシャイニングとはジャンルも雰囲気もかなり異なる作品だったので続編を見ている気分にはなれなかったなぁというのが正直な感想。
原作ファンには好評なようで、原作と映画版のエッセンスが上手く融合した理想的な続編だと絶賛する意見が多く見受けられます。
なのでこのレビューは自分のようにキューブリック版シャイニングしか知らないという方の参考になれば幸いです。
まず今作、ジャンルはホラーではありません。
超能力を操る邪悪な集団とのサイキックバトル映画です。
主人公・ダニーが特別な能力(シャイニング)を有していることは前作をご覧の方ならご存知のとおりですが、
それがまさかこのような方向性に活かされた作品になっているとは思ってもいなかったためかなり面喰らいました。
前作から40年を経て中年になったダニーと、非常に強いシャイニングを持つ少女であるヒロイン・アブラ。
この二人が力を合わせ、敵となる集団「トゥルーノット」の悪事を阻止しようと立ち向かいます。
…しかし、このトゥルーノットが笑ってしまうほどめちゃくちゃ弱い。
リーダーのローズ率いるトゥルーノットは見た目は普通の人間だがその正体は人間の生気を吸って生きる怪異で、
生気を手に入れるためなら子供を惨殺することも厭わない極悪非道な連中。しかも全員が超能力者。
こんなヤバイ奴らにおっさんと少女が挑んで勝てるわけがない!
と思わせてからのローズ以外あっさり全滅は笑うなというほうが無理でしょう。
しかも超能力バトルの末に敗北とかじゃなくて銃で撃たれて死にますからね。
ダニーの仲間である何の能力もない普通のおっさんが大活躍です。なんだこの展開。
これがゲームだったら全員ただの雑魚敵ですよ。無限にうじゃうじゃ湧いてくるタイプの。
そして残ったローズがものすごく強いのかというとそんなことはなく、
アブラの予想外に強力な能力に何度も驚き、戸惑い、取り乱し、思いっきり負傷。
それでいてダニーやアブラの前では常に余裕ぶった態度を見せたがるため小物臭がハンパない。
決め台詞というか口癖のように何度も言う「あらどうも。」も小物っぷりに拍車をかけてます。
演じるレベッカ・ファーガソンのオーラと貫録のおかげでギリギリ威厳を保てている感じですね。
シャイニングの続編を見に来たはずなのに一体何を見せられているんだろうとうんざりしてきたところで、
ローズとの決着の舞台はついにあのオーバールックホテルへ!「ついに」というか「やっと」ですが。
公開前の予告や宣伝では大人になったダニーが再びあのホテルへ戻ることばかりがクローズアップされ、
てっきり今作もシャイニングと同じくホテルが物語全編の舞台になるんだと思っていたら最後の最後でようやく登場。
これはちょっと宣伝に難アリなんじゃないでしょうかね…自分と同じ勘違いをしてた人絶対他にもいっぱいいるでしょ…
とはいえ、前作同様に広大でリアルなセットが贅沢に組まれたホテル内部はシャイニングファンにはテンションブチ上がり。
ホテルに向かうまでの道程もシャイニングのオープニングと例の曲が再現されており、
しかもシャイニングが朝だったのに対して今作は夜になっているというニクい演出。
そして出るわ出るわホテルの住人たち。双子も、盛会じゃねおじさんも、エレベーターも!
そして「あの人」が「あの場所」でダニーと対面するシーンはこれだけで見に来た甲斐があったと思わせてくれました。
まぁ「あの人」はそっくりさんの役者を探すのが難しかったのか、ずっと横顔しか見せてくれませんでしたが(笑)
総じてシャイニングの続編としても単純に一本の映画としても微妙な作品でしたが、
シャイニングファンはこのクライマックスのために一度見てみる価値はあるんじゃないかと思います。
自分にとってのシャイニングはあくまでキューブリックによる映画版であり、
今作も映画版シャイニングの続編というつもりで見に行きました。
…が、想像以上にシャイニングとはジャンルも雰囲気もかなり異なる作品だったので続編を見ている気分にはなれなかったなぁというのが正直な感想。
原作ファンには好評なようで、原作と映画版のエッセンスが上手く融合した理想的な続編だと絶賛する意見が多く見受けられます。
なのでこのレビューは自分のようにキューブリック版シャイニングしか知らないという方の参考になれば幸いです。
まず今作、ジャンルはホラーではありません。
超能力を操る邪悪な集団とのサイキックバトル映画です。
主人公・ダニーが特別な能力(シャイニング)を有していることは前作をご覧の方ならご存知のとおりですが、
それがまさかこのような方向性に活かされた作品になっているとは思ってもいなかったためかなり面喰らいました。
前作から40年を経て中年になったダニーと、非常に強いシャイニングを持つ少女であるヒロイン・アブラ。
この二人が力を合わせ、敵となる集団「トゥルーノット」の悪事を阻止しようと立ち向かいます。
…しかし、このトゥルーノットが笑ってしまうほどめちゃくちゃ弱い。
リーダーのローズ率いるトゥルーノットは見た目は普通の人間だがその正体は人間の生気を吸って生きる怪異で、
生気を手に入れるためなら子供を惨殺することも厭わない極悪非道な連中。しかも全員が超能力者。
こんなヤバイ奴らにおっさんと少女が挑んで勝てるわけがない!
と思わせてからのローズ以外あっさり全滅は笑うなというほうが無理でしょう。
しかも超能力バトルの末に敗北とかじゃなくて銃で撃たれて死にますからね。
ダニーの仲間である何の能力もない普通のおっさんが大活躍です。なんだこの展開。
これがゲームだったら全員ただの雑魚敵ですよ。無限にうじゃうじゃ湧いてくるタイプの。
そして残ったローズがものすごく強いのかというとそんなことはなく、
アブラの予想外に強力な能力に何度も驚き、戸惑い、取り乱し、思いっきり負傷。
それでいてダニーやアブラの前では常に余裕ぶった態度を見せたがるため小物臭がハンパない。
決め台詞というか口癖のように何度も言う「あらどうも。」も小物っぷりに拍車をかけてます。
演じるレベッカ・ファーガソンのオーラと貫録のおかげでギリギリ威厳を保てている感じですね。
シャイニングの続編を見に来たはずなのに一体何を見せられているんだろうとうんざりしてきたところで、
ローズとの決着の舞台はついにあのオーバールックホテルへ!「ついに」というか「やっと」ですが。
公開前の予告や宣伝では大人になったダニーが再びあのホテルへ戻ることばかりがクローズアップされ、
てっきり今作もシャイニングと同じくホテルが物語全編の舞台になるんだと思っていたら最後の最後でようやく登場。
これはちょっと宣伝に難アリなんじゃないでしょうかね…自分と同じ勘違いをしてた人絶対他にもいっぱいいるでしょ…
とはいえ、前作同様に広大でリアルなセットが贅沢に組まれたホテル内部はシャイニングファンにはテンションブチ上がり。
ホテルに向かうまでの道程もシャイニングのオープニングと例の曲が再現されており、
しかもシャイニングが朝だったのに対して今作は夜になっているというニクい演出。
そして出るわ出るわホテルの住人たち。双子も、盛会じゃねおじさんも、エレベーターも!
そして「あの人」が「あの場所」でダニーと対面するシーンはこれだけで見に来た甲斐があったと思わせてくれました。
まぁ「あの人」はそっくりさんの役者を探すのが難しかったのか、ずっと横顔しか見せてくれませんでしたが(笑)
総じてシャイニングの続編としても単純に一本の映画としても微妙な作品でしたが、
シャイニングファンはこのクライマックスのために一度見てみる価値はあるんじゃないかと思います。
76人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2020年1月25日に日本でレビュー済み
楽しみにしていたM・フラナガンの新作。
あの「シャイニング」の正統続編である。
キューブリックのシャイニングは確か日本ではお正月映画だった覚えがあるが「エクソシスト」や「オーメン」といったオカルト映画ブームが一段落した後、1980年に公開された作品。
当然観客は「ホラー映画」を期待して劇場に足を運んだわけだが日本では結構、微妙な感想を持つ人が多かったのではないか。
俺も最初に見た時に「よくわからないけどすごい。でも全然怖くないじゃん」と感じた。
そもそもキューブリックの映画って基本的にジャンル分けしても意味ないんだよね。
「シャイニング」にしてもキューブリックはおそらく「ホラー」を作ったつもりなどないのではなかろうか?
もちろん、呪われたホテルに潜む亡霊の描写や流血シーンも出ては来るが、少なくとも観客を恐怖に陥れてやろうという「下世話な」動機は微塵も伺えない。
そうなると「ホラー」を期待する観客としてはフラストレーションが募ることになると思うのだがキューブリックの完璧主義が貫かれた絵作りやニコルソン氏、デュボール嬢の熱演もあってその点での不満を口に出しにくい状況が生まれてしまった気がする。
結果として、映画「シャイニング」は公開から40年近い時間が経過しても他のキューブリック作品と同様に一向に古びる気配はなく、むしろその完成度が逆に際立つことで「名作」としての地位を不動のものにしている訳で、面白いものだ。
ただ、よく知られているように原作者であるS・キングは自作のエッセンスをほぼ削ぎ取られて作られた映画版を完全否定している訳で、そういった経緯そのものがまたShiningという作品のステータスに繋がっているあたりも興味深い。
そのキング氏が続編として執筆したのが今回映画化されたDoctor Sleep。
マイク・フラナガン氏にとって最大のチャレンジはキング氏原作の映像化作品としてのスタンスとキューブリック版のレガシーの継承の両立を図るという点にあった訳である。
しかしその点にのみ振り回されていないことはオープニングから明らかで、本作は何よりダニー・トランスの物語であるということなのだ。
物語自体は「かがやき」を持つ子供たちを糧にして生きるヴァンパイア集団と強大なかがやきを持つ少女アブラとの死闘が中心に据えられているのだが「シャイニング」の惨劇のトラウマを抱えて生きて来たダニーの「生き様」こそが本筋。
フラナガン氏の手腕はこのダニーの物語とヴァンパイア集団のリーダー、ローズ、そしてアブラの三者三様の物語のバランスの取り方と細切れになりがちなそれぞれの描写の織り込み方にあり。
特に前半、ダニーがどん底状態からニューハンプシャーの片隅で「ドクタースリープ」として再生するまでをじっくりと描いている点はえらい。
このパート、ホラー大作としては冗長な描写にも思われるかもしれないが、ダニーの苦悩と後半に向けての「決断」に説得力を持たせるためには必要であった筈。
その合間にトゥルーノット達の非道な行動とアブラとの確執が過不足なく盛り込まれて後半にかけて物語にドライブが生まれているあたりもわくわくさせる。
結果としてクライマックスはホラーとしてみれば弱さも伺えるのだが登場人物たちの存在感が生かされているために白けることなく関心を失うことなく観賞することができた。
つまり、ちゃんと独立した一本の作品として「映画らしさ」を備えた作品になっているということである。
キング原作というアドバンテージに頼り切らず、きっちりとキャラクター像とプロットを提示できている作品は希少な訳で肩入れしたくなりました。
それと「超能力者」同士の戦いはアメコミ作品の氾濫によって無駄にスケールが拡大する一方な訳だが、本来はこのレベルこそが一番スリリングで正解なのではないだろうか?
ただのCGスペクタクルのエクスキューズとしての超能力バトルなんてつまらない。
ユアン・マクレガーはもちろんだが、R・ファーガソンが人外としてのカリスマ性と孤独、そして微妙な色気をまとっていて意外にも好演。
アブラとローズのバトルは世代を超えた女の闘いといった気配もあって楽しめた。
気になっていたディレクターズカット版が収録されているのは嬉しいところ。
こちらは約30分プラスで3時間になっております。
作品としての構成は公開版とほぼ同じで、各シークエンスで細かく補完されている印象です。
ダニーとアブラそしてローズのそれぞれの交流・背景や心象を表すシーンが増量されております。
こちらを見ると公開版は若干端折った印象が拭えないかな。
ということで本編をご覧になっていない方にはこちらの「完全版」をおすすめいたします。
3時間のホラー映画かぁ…としり込みされるかもしれませんがフラナガン監督の語り口は派手さはないですが実にスムーズ。
するすると物語に引き込まれる、映画ならではの楽しみを与えてくれるのではないかと思います。
あの「シャイニング」の正統続編である。
キューブリックのシャイニングは確か日本ではお正月映画だった覚えがあるが「エクソシスト」や「オーメン」といったオカルト映画ブームが一段落した後、1980年に公開された作品。
当然観客は「ホラー映画」を期待して劇場に足を運んだわけだが日本では結構、微妙な感想を持つ人が多かったのではないか。
俺も最初に見た時に「よくわからないけどすごい。でも全然怖くないじゃん」と感じた。
そもそもキューブリックの映画って基本的にジャンル分けしても意味ないんだよね。
「シャイニング」にしてもキューブリックはおそらく「ホラー」を作ったつもりなどないのではなかろうか?
もちろん、呪われたホテルに潜む亡霊の描写や流血シーンも出ては来るが、少なくとも観客を恐怖に陥れてやろうという「下世話な」動機は微塵も伺えない。
そうなると「ホラー」を期待する観客としてはフラストレーションが募ることになると思うのだがキューブリックの完璧主義が貫かれた絵作りやニコルソン氏、デュボール嬢の熱演もあってその点での不満を口に出しにくい状況が生まれてしまった気がする。
結果として、映画「シャイニング」は公開から40年近い時間が経過しても他のキューブリック作品と同様に一向に古びる気配はなく、むしろその完成度が逆に際立つことで「名作」としての地位を不動のものにしている訳で、面白いものだ。
ただ、よく知られているように原作者であるS・キングは自作のエッセンスをほぼ削ぎ取られて作られた映画版を完全否定している訳で、そういった経緯そのものがまたShiningという作品のステータスに繋がっているあたりも興味深い。
そのキング氏が続編として執筆したのが今回映画化されたDoctor Sleep。
マイク・フラナガン氏にとって最大のチャレンジはキング氏原作の映像化作品としてのスタンスとキューブリック版のレガシーの継承の両立を図るという点にあった訳である。
しかしその点にのみ振り回されていないことはオープニングから明らかで、本作は何よりダニー・トランスの物語であるということなのだ。
物語自体は「かがやき」を持つ子供たちを糧にして生きるヴァンパイア集団と強大なかがやきを持つ少女アブラとの死闘が中心に据えられているのだが「シャイニング」の惨劇のトラウマを抱えて生きて来たダニーの「生き様」こそが本筋。
フラナガン氏の手腕はこのダニーの物語とヴァンパイア集団のリーダー、ローズ、そしてアブラの三者三様の物語のバランスの取り方と細切れになりがちなそれぞれの描写の織り込み方にあり。
特に前半、ダニーがどん底状態からニューハンプシャーの片隅で「ドクタースリープ」として再生するまでをじっくりと描いている点はえらい。
このパート、ホラー大作としては冗長な描写にも思われるかもしれないが、ダニーの苦悩と後半に向けての「決断」に説得力を持たせるためには必要であった筈。
その合間にトゥルーノット達の非道な行動とアブラとの確執が過不足なく盛り込まれて後半にかけて物語にドライブが生まれているあたりもわくわくさせる。
結果としてクライマックスはホラーとしてみれば弱さも伺えるのだが登場人物たちの存在感が生かされているために白けることなく関心を失うことなく観賞することができた。
つまり、ちゃんと独立した一本の作品として「映画らしさ」を備えた作品になっているということである。
キング原作というアドバンテージに頼り切らず、きっちりとキャラクター像とプロットを提示できている作品は希少な訳で肩入れしたくなりました。
それと「超能力者」同士の戦いはアメコミ作品の氾濫によって無駄にスケールが拡大する一方な訳だが、本来はこのレベルこそが一番スリリングで正解なのではないだろうか?
ただのCGスペクタクルのエクスキューズとしての超能力バトルなんてつまらない。
ユアン・マクレガーはもちろんだが、R・ファーガソンが人外としてのカリスマ性と孤独、そして微妙な色気をまとっていて意外にも好演。
アブラとローズのバトルは世代を超えた女の闘いといった気配もあって楽しめた。
気になっていたディレクターズカット版が収録されているのは嬉しいところ。
こちらは約30分プラスで3時間になっております。
作品としての構成は公開版とほぼ同じで、各シークエンスで細かく補完されている印象です。
ダニーとアブラそしてローズのそれぞれの交流・背景や心象を表すシーンが増量されております。
こちらを見ると公開版は若干端折った印象が拭えないかな。
ということで本編をご覧になっていない方にはこちらの「完全版」をおすすめいたします。
3時間のホラー映画かぁ…としり込みされるかもしれませんがフラナガン監督の語り口は派手さはないですが実にスムーズ。
するすると物語に引き込まれる、映画ならではの楽しみを与えてくれるのではないかと思います。
2020年8月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本作を観る前に何年ぶりかに「シャイニング」を観返してみた。独立した物語としても結構楽しめるが、お持ちの方は必ず観返すことをお勧めします。
主人公をはじめ、ローズやアブラなどの人物設定などは若干弱い気もするが、映画という限られた時間内では致し方ないとも思える。
注目すべきは、やはりオーバールックホテルのシーンと前作の登場人物との類似性にこだわった部分で、三十数年の時を経て正当というか忠実な続編であることに感動すら覚えた。ホラー色は弱いが、ヒューマンドラマとしても楽しめるので、個人的には期待以上と言える映画でした。
主人公をはじめ、ローズやアブラなどの人物設定などは若干弱い気もするが、映画という限られた時間内では致し方ないとも思える。
注目すべきは、やはりオーバールックホテルのシーンと前作の登場人物との類似性にこだわった部分で、三十数年の時を経て正当というか忠実な続編であることに感動すら覚えた。ホラー色は弱いが、ヒューマンドラマとしても楽しめるので、個人的には期待以上と言える映画でした。
2020年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
劇場公開版(152分)BLU-RAY、UHDとディレクターズカット版(180分)BLU-RAYの3枚組
ディレクターズカット版(180分)のUHDが無いのがいけない
「シャイニング」で使用された印象的なベルリオーズの曲で始まる
丁寧にエピソードを積み重ねて描いているが、しばらくは意味不明
途中からわかるようになるが、それまでが長すぎる
最後にコロラドのオーバールックホテルへ行って決着をつける
「謎」が多すぎる この終わり方もわからない
納得のいかない点が多い
だが、全部の謎解きが必要ということはない
下手なことをすると蛇足になる恐れもある
つまらない「不完全燃焼」映画
「シャイニング」見ていないとわからないが続編という印象がない
全然違う別の映画のように思える
ディレクターズカット版(180分)のUHDが無いのがいけない
「シャイニング」で使用された印象的なベルリオーズの曲で始まる
丁寧にエピソードを積み重ねて描いているが、しばらくは意味不明
途中からわかるようになるが、それまでが長すぎる
最後にコロラドのオーバールックホテルへ行って決着をつける
「謎」が多すぎる この終わり方もわからない
納得のいかない点が多い
だが、全部の謎解きが必要ということはない
下手なことをすると蛇足になる恐れもある
つまらない「不完全燃焼」映画
「シャイニング」見ていないとわからないが続編という印象がない
全然違う別の映画のように思える
2020年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
キューブリックに引きずられすぎ。キューブリックは元々ストーリーを伝えるよりも映像を魅せるのに拘った人である。ストーリーが解らなくても映像を感じろ!と云う事を平気で言う人。なのにこの映画では中途半端にストーリーを伝えようとした上に映像も中途半端なので観ていて糞ツマランだけに終わってしまっている。まあ、シャイニングを観た人の殆どがストーリーを理解できず原作を読むハメになるので原作者や出版社はホクホクするのである。映画を観た観客もストーリーが分からなくても映像の凄さに満足してしまうので文句が出難い結果となる。でもそれはキューブリックが映像に拘り切ったが故であり、そのためにはとことん突き詰めて納得のいく映像を魅せてくれるからである。この映画はなまじシャイニングの影像を使ったが故にキューブリックの影像に引きずられてしまった。完全に監督の力量が足りてない。