トーキョー焼肉エクスプローラー (日本語) 単行本 – 2005/9/29
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本の長さ160ページ
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言語日本語
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出版社ライブドアパブリッシング
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発売日2005/9/29
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ISBN-104779400201
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ISBN-13978-4779400209
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商品の説明
著者からのコメント
・本のコンセプトはズバリ「QUEST」。東京の美味しい焼肉屋紹介が中心ですが、単にお店を羅列するだけのよくあるグルメ本ではなく「焼肉への探求心」をかき立てる読み物としてお楽しみ頂ける内容です。
・店紹介にはダイジェストの英訳があります。外国の方にも是非。
・更に、部位別攻略法やコラムなどの読み物も充実。
・持ち運びに便利な別冊「トーキョー焼肉フォトインデックス」付き。
・おまけとして、極上の「ハネシタ」をスキャンした「肉しおり」が入っています!
出版社からのコメント
「孤独に向かう旅、道標に出会う旅、情に触れる旅、妄想城府への願望」。直木賞作家の藤本義一が著書「彼らが旅にでる理由」のなかで語った人が旅にでる理由の数々です。
YAKINIQUESTが『トーキョー焼肉エクスプローラー』のなかで主張したかったことはこの4つの旅に出る理由にあると考えます。
まず、彼らは焼肉に向かう態度としての「自由と自己責任」を主張します。YAKINIQUESTは料理としての仕上がりが、「焼き手=食べ手」に依存する特異な料理である焼肉に向かうとき、そこに究極の孤独を見出します。真剣に自分自身と肉に向き合った者にのみ許される至福の瞬間を得ることが出来るのです。
道標は古くより旅人の道案内として、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっていますが、散歩・ドライブの途中気をつけてみると、今なお大切に残されている道標を見かけます。
私はなぜか風雪にたえ、人々の往来を見守り続ける道標にひかれます。三河島、浅草、大久保などで日本の焼肉の歴史に思いをはせ、焼肉の来し方に考えをめぐらせながら町の雰囲気を楽しみ、焼肉を食べることは最高の娯楽だと思います。こうした町に点在する焼肉店は、まさに東京の道標といえるでしょう。
こうした、道標といえるような店の店主、おかみさんたちは、店を訪れる旅人に、時には厳しく、時にはやさしく肉をどうやって美味しく食べるかについていろいろな知識を授けてくれます。不思議なことですが、美味しく肉を食べようとしてくれている旅人は、肉と向き合う孤独と店主の温かい情との交流というアンビバレトな状況のなかで、自分自身と焼肉との関係について再確認することができるのです。
妄想城府とは、「妄想を長年かかって体系化してその中に安住すること」です。ディズニーランド、横浜ラーメン博物館など、束の間の非日常をエンターテイメントにして成功しているテーマパークがあります。ところが、『トーキョー焼肉エクスプローラー』に掲載されている焼肉店の数々はリアルな非日常です。こうした東京の裏路地の非日常を追い求め、そこに最高の快楽を見出すことができます。こうした「妄想城府」を追い求めてしまう特性を人間はもっているのでしょう。
また今夜も焼肉に行ってきます。
内容(「BOOK」データベースより)
登録情報
- 出版社 : ライブドアパブリッシング (2005/9/29)
- 発売日 : 2005/9/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 160ページ
- ISBN-10 : 4779400201
- ISBN-13 : 978-4779400209
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Amazon 売れ筋ランキング:
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- - 223位東京のレストランガイド
- - 1,398位その他のレストランガイドブック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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そして、内容にも大満足。同じライブドア出版が出している「東京グルメガイド」は買って損したという感じだったので、正直、あまり期待していなかったのですが、この本は買って良かった〜〜♪と、心の底から思いました。
自称『焼肉フリーク』の私でしたが「まだまだ知らないところがあるわ〜。行かなければ」と、新たな意欲が湧き上がってきたほどです。
焼肉通の人はもとより、グルメに興味のある人は持ったほうがいい1冊です。
で、それだけならグルメ本としては十分とはいえ、月並みな印象派否めず星4つといったところ。ですが、この本の真髄はトータルパッケージにあります。派手な金色のケース上、無駄に小洒落た白い題字が焼肉というカテゴリの本のイメージをかけ離れ、手にとった瞬間と複雑な胸騒ぎに自ら苦笑。そのケースをとって中身を開けてみると、無造作に塗りたくった人を小ばかにしたような手書き風蛍光ペンの跡。後半の焼肉にまつわるテクニック集自体はコンセプトもあほですが、スノボにからめた「180 (ワン・エイティ)」とそのイラストや、ジダンのマルセイユ・ルーレットにちなんだ「白金ルーレット」。そんな調子で全体通じてあほを貫いてますが、このあたりが琴線に触れる人は即買いです。
星5つ、グルメ本として利用価値も大ですが、個人的にはそれ以上にオーナーシップをくすぐる一品です。