江原さんのスピリチュアル本はたくさん読みましたが、その中でも一番影響を受けたのが、スピリチュアル色の薄い本書です。スピリチュアルの味つけも多少ありますが、世間一般の常識からも充分納得できる内容なので、誰にでも薦められると思います。
あなたの現状は偶然もたらされたものではなく、人生に必要なテーマだから自ら招き寄せたものです。それをクリアしない限り、たとえ現状から逃げたとしても、同じ課題が何度でも突きつけられます。こういう指摘は厳しいものですが、わたし自身思い当たるフシがあり、しぶしぶだが納得できました。
江原さんには根強い批判が向けられていて、宗教者からの批判も目にします。江原さんの霊能力がどこまで本物なのか、わたしにはわかりません。しかし江原さんが犯罪被害者の遺族を訪ねる番組を見たことがあります。姉妹を殺害された両親が奈良に住んでいて、その家を訪問した江原さんはこう言うのです。「お母さん、犯人の刑が確定したら、娘さんたちの後を追おうと思っていますね。」
わたしが驚いたのは、その両親が何のサポートも受けないで放っておかれていることです。そして後追い自殺まで考えているのです。奈良には有名仏教寺院が数多くあり、キリスト教団体もあります。彼らは宗教法人として優遇措置を受けていながら、いったい何をやっているのでしょうか。少なくとも江原さんは遺族を慰めているのだから、使命を立派に果たしていると思います。拝観料や葬式代を取るだけで何もしないビジネス宗教者たちに、江原さんを批判する資格があるのでしょうか。これだけ江原さんの本が読まれるのは、既存の宗教が無力だからに他なりません。
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