トヨタ自動車の河合さんの本です。
河合さんという方を知ることができるし、トヨタの現場を知ることができると思います。
特に素晴らしい構成でも文章でもないとは思うんですが、文章に書いてあるトヨタの風景が浮かぶんですよね~
トヨタに近いところで育ったからか、何回も工場にも行ったことがあるからなのか・・・
はたまた、しっかりした取材に基づいた、生々しい従業員やOBの言葉からくるものなのか。
本は河合さんのトヨタ人生が書かれている部分と、トヨタ生産方式とか人材育成とかカイゼンなどの
項目に対して、河合さんが当時を振り返ったりしての話が記されている部分とがあります。
したがって昭和の話が中心で、その時代のトヨタ自動車に興味がある方は、他のトヨタ本より
面白いと思うし、わかりやすいと思います。
良い本だとは思います。ただ、私の知ってる実際のトヨタ自動車の現場は、もう少し上下関係が厳しいような・・・
上の人からすると、気を使わずに接しているので、本のような文章になるのか?少し違和感を感じます。
まあ、豊田英二さんと河合副社長は、トヨタの従業員からも悪口はきかないね~
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トヨタ 現場の「オヤジ」たち (新潮新書) 新書 – 2018/6/14
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強さの秘密は、現場にあり。
中学卒業後、15歳で入社し、現場一筋の河合満・副社長はじめ、
トヨタを支えた伝説の「オヤジ」たちが語る、本当のトヨタ生産方式と、人の育て方。
トヨタの現場で、尊敬を込めて「オヤジ」と呼ばれるのは、現場で働く組長、工長のこと。大卒管理職ではない。
生産現場は「オヤジ」が仕切る。「オヤジ」がひとこと右と言えば、全員、右を向く。
トヨタのモノ作りの全責任を負っているのは「オヤジ」で、「オヤジ」が現場を動かしている。
プロローグ
秘湯・鍛造温泉/裸のつきあい
1 トヨタが地方企業だった頃
トラック製造会社/産まれた頃、育った頃/真面目に働け
トヨタの養成工/おまえみたいなやつが入れるわけがない
2 15歳の新入社員
「チームメンバー」/本気でやめたいと思った時
3 鍛造工場という現場
10年で10倍/伝説の工長/敗戦前日のB29/鍋や釜を売って生活していた頃
「オヤジさん」/トヨタ本社・鍛造工場/夏は暑いし冬は寒い/鍛造の実際/離型剤って何だ
材質を当てる技能/国鉄で採用されず/大切な火花/河合さんはなぜ偉くなったのか
4 トヨタに入った日
臨時工からの出発/臨時工から正社員へ/自動車のある生活/「進め」だけではわからない/いい時代は早く過ぎる
組立一筋/「めんどう見」のいい人たち/組立とトヨタ生産方式/ラインを止めるとクビになる
我々みたいな者でも車に乗れる/組立へ/365日教育と研修/においが違う/クレイモデラー/ひとり立ちには8年かかる
5 車が買えた日
2交替と3交替/忘年会に一度で行ける/オヤジのやさしさ/現場は絶対に遅刻しない
6 「トヨタウェイ」と「トヨタ生産方式」
カイゼン後はカイゼン前/「自働化」と「ジャスト・イン・タイム」/在庫をなくせ
OBも恐れる生産調査室/豊田英二さんのこと/生産調査室の恐ろしさ
7 「カイゼン」とトヨタ式人材育成術
変わりゆく現場/ロットを小さくする/トヨタ生産方式の勉強/労働強化ではない
失敗で教わる/音でわかる
8 工長の白い帽子
「おい、帽子は重いか」/給料袋とパチンコ/工長になる/白い帽子は汚さない
9 鳴り止まなかった電話
「トヨタショック」/60歳でやめるつもりだった/苦境は続く/開かずの個室/専務、ありえん
朝から鳴り続けた電話/中卒の人間が副社長/「河合さんの部下で豊田と言います」
10 モノ作りを考える
生きるか死ぬかの時代/誰がロボットに技術を教えたか/世界中の工場で同じことをやる/電動化について
11 現場で働き続ける
「チーム」であり「同志」/女の先輩に仕事を教わった/年金はまだもらってない
エピローグ
中学卒業後、15歳で入社し、現場一筋の河合満・副社長はじめ、
トヨタを支えた伝説の「オヤジ」たちが語る、本当のトヨタ生産方式と、人の育て方。
トヨタの現場で、尊敬を込めて「オヤジ」と呼ばれるのは、現場で働く組長、工長のこと。大卒管理職ではない。
生産現場は「オヤジ」が仕切る。「オヤジ」がひとこと右と言えば、全員、右を向く。
トヨタのモノ作りの全責任を負っているのは「オヤジ」で、「オヤジ」が現場を動かしている。
プロローグ
秘湯・鍛造温泉/裸のつきあい
1 トヨタが地方企業だった頃
トラック製造会社/産まれた頃、育った頃/真面目に働け
トヨタの養成工/おまえみたいなやつが入れるわけがない
2 15歳の新入社員
「チームメンバー」/本気でやめたいと思った時
3 鍛造工場という現場
10年で10倍/伝説の工長/敗戦前日のB29/鍋や釜を売って生活していた頃
「オヤジさん」/トヨタ本社・鍛造工場/夏は暑いし冬は寒い/鍛造の実際/離型剤って何だ
材質を当てる技能/国鉄で採用されず/大切な火花/河合さんはなぜ偉くなったのか
4 トヨタに入った日
臨時工からの出発/臨時工から正社員へ/自動車のある生活/「進め」だけではわからない/いい時代は早く過ぎる
組立一筋/「めんどう見」のいい人たち/組立とトヨタ生産方式/ラインを止めるとクビになる
我々みたいな者でも車に乗れる/組立へ/365日教育と研修/においが違う/クレイモデラー/ひとり立ちには8年かかる
5 車が買えた日
2交替と3交替/忘年会に一度で行ける/オヤジのやさしさ/現場は絶対に遅刻しない
6 「トヨタウェイ」と「トヨタ生産方式」
カイゼン後はカイゼン前/「自働化」と「ジャスト・イン・タイム」/在庫をなくせ
OBも恐れる生産調査室/豊田英二さんのこと/生産調査室の恐ろしさ
7 「カイゼン」とトヨタ式人材育成術
変わりゆく現場/ロットを小さくする/トヨタ生産方式の勉強/労働強化ではない
失敗で教わる/音でわかる
8 工長の白い帽子
「おい、帽子は重いか」/給料袋とパチンコ/工長になる/白い帽子は汚さない
9 鳴り止まなかった電話
「トヨタショック」/60歳でやめるつもりだった/苦境は続く/開かずの個室/専務、ありえん
朝から鳴り続けた電話/中卒の人間が副社長/「河合さんの部下で豊田と言います」
10 モノ作りを考える
生きるか死ぬかの時代/誰がロボットに技術を教えたか/世界中の工場で同じことをやる/電動化について
11 現場で働き続ける
「チーム」であり「同志」/女の先輩に仕事を教わった/年金はまだもらってない
エピローグ
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2018/6/14
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104106107686
- ISBN-13978-4106107689
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出版社より
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サービスの天才たち | サービスの達人たち 日本一の秘書 | トヨタ 現場の「オヤジ」たち | トヨタに学ぶカイゼンのヒント71 | |
【新潮新書】野地秩嘉 作品 | 高倉健を魅了するバーバーショップから、有名人御用達タクシーまで。名もなき達人たちのプロフェッショナルなサービス、お客の心を虜にする極意とは!? | 最上級のサービスとは?四万人を知る名物ドアマン、最高の社長秘書、似顔絵刑事、薬売りの才人……達人による究極のホスピタリティ、その極意と真髄。 | 中学卒業後、現場一筋55年のたたきあげ副社長と、伝説の匠たちが語る、現場から見た「トヨタ生産方式」の真実と、トヨタ流・人の育て方──。 | 「ベストを追求するな」「残業を疑え」。強さの秘密はムダを徹底的になくすカイゼン=改善の積み重ね。人を楽に、楽しくする究極の働き方改革がここにある。 |
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
トヨタ自動車には、副社長が6人いる。そのうちの1人、河合満は15歳で入社した中卒の現場叩き上げだ。現場の組長、工長を「オヤジ」と呼ぶ同社において、モノ作りの全責任を負っているのは、大卒管理職ではない。「オヤジ」たちだ。今でも工員と同じ釜の飯を食い、大浴場で裸のつきあいをする河合をはじめ、伝説の「オヤジ」たちが語る、トヨタ生産方式の真実、人の育て方、現場で働き続けることの喜び―。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
野地/秩嘉
1957(昭和32)年、東京生れ。早稲田大学商学部卒。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1957(昭和32)年、東京生れ。早稲田大学商学部卒。ノンフィクション作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2018/6/14)
- 発売日 : 2018/6/14
- 言語 : 日本語
- 新書 : 208ページ
- ISBN-10 : 4106107686
- ISBN-13 : 978-4106107689
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 282,372位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2019年7月12日に日本でレビュー済み
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2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年10月28日に日本でレビュー済み
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読後感は最高です。
トヨタに入れば良かった、と思いましたね(笑)。
(もちろん、良いことばかりではないでしょう)
この本の主人公、河合満トヨタ副社長によれば、カンバン方式を体系化し 、生産現場に導入した大野耐一元副社長が言うのは「問題が起きたら 、それを顕在化しろ 、と 。顕在化してからカイゼンしろ 、と 。現場は問題ばかりですからね 。人は隠したがるもんでしょう 。でも 、隠すな 、顕在化しろ」。
すばらしいですね。
印象に残ったフレーズです。
トヨタに入れば良かった、と思いましたね(笑)。
(もちろん、良いことばかりではないでしょう)
この本の主人公、河合満トヨタ副社長によれば、カンバン方式を体系化し 、生産現場に導入した大野耐一元副社長が言うのは「問題が起きたら 、それを顕在化しろ 、と 。顕在化してからカイゼンしろ 、と 。現場は問題ばかりですからね 。人は隠したがるもんでしょう 。でも 、隠すな 、顕在化しろ」。
すばらしいですね。
印象に残ったフレーズです。
2018年9月24日に日本でレビュー済み
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トヨタ生産方式を現場で育てていった中卒の副社長河合満氏の物語。トヨタの現場の力を感じる一冊でした。また、その現場の力を信じている豊田章男氏の社長の想いも伝わりました。
「労働環境を良くしないと、製品はよくならない」という精神。また、省エネについては「からくり」が必要だという意識には納得。エネルギーを使うこと前提の“省エネ”ではないんですねぇ……。
丹念な取材を読みやすい文章で綴った、得ることが多い秀作です。
「エピローグ」が2つあるという「からくり」も楽しめます。
「労働環境を良くしないと、製品はよくならない」という精神。また、省エネについては「からくり」が必要だという意識には納得。エネルギーを使うこと前提の“省エネ”ではないんですねぇ……。
丹念な取材を読みやすい文章で綴った、得ることが多い秀作です。
「エピローグ」が2つあるという「からくり」も楽しめます。
2018年8月21日に日本でレビュー済み
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私事ですが、私がトヨタ学園の8年後輩で河合副社長とは面識はありませんが、本社鍛造部現場実習中の休憩時に、一服してこいと、タバコをいただいていたのが、河合副社長ではなかったのかと、、、。現在は地元の福岡にいますが、昨年5月末に6月1日付で副社長就任のニュースを知り、お祝いの手紙を出させて頂きましたら、お互い頑張りましょうと返信があり驚きました。さすが、たたき上げ(鍛造)の副社長だなと。今ではその返信書面をパウチして額に入れ床の間に飾っている次第です。