1969年に登場し、日本市場や北米市場で大成功を収めた初代S30の後を受けてフルモデルチェンジ。
スタイリングはメイン市場であった北米から「大幅にデザインを変えては困る」との意見が多く、
好評だった初代S30を1980年代調にアレンジした程度にしか見えなかったが、メカニズムは大きく進歩し
特にリアサスがストラット独立からセミ・トレーニングアーム独立に改められ、240Zの中止以来途絶えていた
3ナンバーの上級グレードがL28エンジンを搭載した280Zとして新たに設定された。
しかし当時は3ナンバーの税金が現在と違って高額であったため、280Zはイメージリーダー的存在が強く、
販売の主力はL20を搭載した2000の5ナンバーZに頼らざるを得ない状況であった。
肝心のミニカーは、黒の塗装も金のストライプの再現性も良く、後期型特有のリアコンビランプやアルミホイールも実物そのもので
完成度も素晴らしい。S130Zモデル末期に設定されたL20ET搭載の2000ターボも製品化を切望!