モジモジイチャイチャラブコメ+ちょっと不思議なお話と思っていたら、「ちょっと不思議」部分が一気に扉を開き、謎が吹き出してきました。
今巻最初は前巻に続く第137話ではなく、時子の司への祈りが描かれたオマケ第104話Ⓑ。そして第XXX話。たぶんこれは何巻も先のシリーズ最終巻の最終話近くに位置するエピソードなのではないかな。今巻末の衝撃の次巻予告を見て、想像。
で、ハッピーエンドを約束された上で第141話から始まります。(飛ばされた第137話から第140話は次巻収録とのこと) 司が飛鳥時代から生き続けているらしいことは示唆されていましたが、その通りらしい。そんな司と天才とはいえ普通の人間のナサが本当に結ばれうるのか? ナサは十分理解しているのか? 初めてのキスはいつだったのかという記憶違いが二人の抱えた誤解を露呈することになり、司は怖くなって・・・。ナサがすべきことは司と出会って交通事故にあった時の全てを思い出すこと。このミッション、なかなか手強いぞ。ナサの愛の激白を聞け! ここのところ、熱いです。第147話は無く、最後は第1部最終話でした。
振り回された第15巻ですが、高まる愛情の中でうまく着地して、第1巻第1話、第2話に繋がり、英文タイトル”FLYME TO THE MOON”の意味も分かりました。何てこった。
さてこれからが畑先生が描きたい、もう一つのテーマが始まるようです。「衝撃必至の過去編突入!!」 ワクワクが3倍増です。
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トニカクカワイイ(15) (少年サンデーコミックス) Kindle版
トニカクカワイイ 15
今よりステキな夫婦になるんだ!
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記憶違いがきっかけで夫婦喧嘩の危機!?
物語が大きく動き出す第15巻!
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- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2021/4/16
- ファイルサイズ115523 KB
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カスタマーレビュー
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役に立った
2021年4月18日に日本でレビュー済み
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というわけでこの巻をもって物語にひとつの区切りがつきます。夫婦のイチャラブ漫画なのであり長々とイチャラブしとりましたが、この巻で一気に伏線の回収を行います。「伏線の回収」というのはいまの漫画にてとっても重要な要素とされがちですが、なんかそこに縛られてる漫画が多いなあ、とも思うのです。具体的な作品名を幾つか挙げる事も可能なんですが怒られそうなのでやめますけど、「この漫画って、ただひたすら伏線張ってるだけで、”今この時の面白さ”がなにもなくない?」みたいな。
言ってしまえば「面白ければ伏線なんざ適当でも別にいい」筈が、伏線回収のカタルシスを優先した結果、手段が目的化してしまい、「兎に角伏線を回収する作品が偉い」となってしまった、って感じで。過去に鮮やかな伏線回収で読者を感動させた漫画だって、伏線の回収だけが魅力だったわけないですし。例えば寄生獣にしても、シンイチとミギーのバディものの楽しさやシンイチチート化のカタルシス(不良を凄くめんどくさそうに一蹴してみせるというボンクラの夢の具現化)などの面白さがあってこそですからね。
この漫画は夫婦のイチャラブ漫画として始まった作品であり、そこがウケた作品でもあるので、あまり伏線の回収という部分にフォーカスするのもどうかと思うわけで御座います。
そんな15巻ではナサの失われた記憶とそこで伝えられた司の過去、という過去の伏線を「はじめてのキスが何時だったのかを旦那が忘れた結果起こった夫婦喧嘩」に落とし込むという、作者の作劇術が冴え渡ります。というわけでラブコメでは読者からいやがられがちなシリアス気味の展開でも読み手を引き込みつつ、伏線回収のカタルシスが甘々バカップル夫婦に帰結するという、実に感動的かつ綺麗に風呂敷が畳まれます。
8巻あたりの感想でも書いた気がするのですがこの漫画はこのような作者の作劇の技術が可愛さを引き立たせてるとおもうのです。作者はデビュー時、もともとの画力がそんなに高いわけではなかったうえ、ハヤテをだいぶ長く連載した結果、ハヤテが終わった時点で「時代の漫画家」ではなくなったような気がするのです。実際、1巻だけ読んで、司を「兎に角可愛い」と思う読者がどんだけ居たのか、という話です。美少女作画としては現在たくさんある一対一ラブコメの若い作家陣の洗練されたものに比べるとやや一昔前のそれだなあと思わなくもないのです。「一時代を築いた涼宮ハルヒのアニメ、今観ると美少女作画が古いなあ」と思うのと同じで。
連載第1話は雑誌掲載時に師匠の久米田による突っ込み漫画を一緒に載せ、「人気が出なかったら作中にハヤテのキャラ出すんでしょ」とか色々言わせてましたが、この師匠による冷笑メタ突っ込みも、作者自身が自分の美少女漫画が単純に今通用するか不確かであることを自覚した上でこういう初っ端から自分達で冷水ぶっかける真似をしたのではないでしょうか。作品をヒットさせてこの久米田の冷笑漫画を黙らせなければただの恥の上塗りですからね。作者的には背水の陣くらいの気持ちで本作に賭けていたのかもしれません。
この漫画はイチャラブやってるだけに見えて、そこかしこで作者の冴えたシナリオ運びとか演出がありまして、これが視覚的印象以上に司を可愛いと思わすのに作用したのだと思われます。その作劇の力量はこの15巻にて過去最大に存分に発揮されます。つまり漫画としての理屈をつくることで「可愛い」という感情の輪郭をより鮮明にしているのでありますが、このようなグダグダした理屈が最終的にはどっかに消えて、ナサと同じ気分になって「トニカクカワイイ」!と思える、という素晴らしいラブコメ漫画で御座いますよ。次からの過去編がどーなるかは知りませんが、此処まででも文句のない着地点でしょう。新章を経てより可愛いの鮮明さが増してくれるのを期待しつつ、ひとまずは描ききった作者さんに拍手を贈りたい気分であります。
言ってしまえば「面白ければ伏線なんざ適当でも別にいい」筈が、伏線回収のカタルシスを優先した結果、手段が目的化してしまい、「兎に角伏線を回収する作品が偉い」となってしまった、って感じで。過去に鮮やかな伏線回収で読者を感動させた漫画だって、伏線の回収だけが魅力だったわけないですし。例えば寄生獣にしても、シンイチとミギーのバディものの楽しさやシンイチチート化のカタルシス(不良を凄くめんどくさそうに一蹴してみせるというボンクラの夢の具現化)などの面白さがあってこそですからね。
この漫画は夫婦のイチャラブ漫画として始まった作品であり、そこがウケた作品でもあるので、あまり伏線の回収という部分にフォーカスするのもどうかと思うわけで御座います。
そんな15巻ではナサの失われた記憶とそこで伝えられた司の過去、という過去の伏線を「はじめてのキスが何時だったのかを旦那が忘れた結果起こった夫婦喧嘩」に落とし込むという、作者の作劇術が冴え渡ります。というわけでラブコメでは読者からいやがられがちなシリアス気味の展開でも読み手を引き込みつつ、伏線回収のカタルシスが甘々バカップル夫婦に帰結するという、実に感動的かつ綺麗に風呂敷が畳まれます。
8巻あたりの感想でも書いた気がするのですがこの漫画はこのような作者の作劇の技術が可愛さを引き立たせてるとおもうのです。作者はデビュー時、もともとの画力がそんなに高いわけではなかったうえ、ハヤテをだいぶ長く連載した結果、ハヤテが終わった時点で「時代の漫画家」ではなくなったような気がするのです。実際、1巻だけ読んで、司を「兎に角可愛い」と思う読者がどんだけ居たのか、という話です。美少女作画としては現在たくさんある一対一ラブコメの若い作家陣の洗練されたものに比べるとやや一昔前のそれだなあと思わなくもないのです。「一時代を築いた涼宮ハルヒのアニメ、今観ると美少女作画が古いなあ」と思うのと同じで。
連載第1話は雑誌掲載時に師匠の久米田による突っ込み漫画を一緒に載せ、「人気が出なかったら作中にハヤテのキャラ出すんでしょ」とか色々言わせてましたが、この師匠による冷笑メタ突っ込みも、作者自身が自分の美少女漫画が単純に今通用するか不確かであることを自覚した上でこういう初っ端から自分達で冷水ぶっかける真似をしたのではないでしょうか。作品をヒットさせてこの久米田の冷笑漫画を黙らせなければただの恥の上塗りですからね。作者的には背水の陣くらいの気持ちで本作に賭けていたのかもしれません。
この漫画はイチャラブやってるだけに見えて、そこかしこで作者の冴えたシナリオ運びとか演出がありまして、これが視覚的印象以上に司を可愛いと思わすのに作用したのだと思われます。その作劇の力量はこの15巻にて過去最大に存分に発揮されます。つまり漫画としての理屈をつくることで「可愛い」という感情の輪郭をより鮮明にしているのでありますが、このようなグダグダした理屈が最終的にはどっかに消えて、ナサと同じ気分になって「トニカクカワイイ」!と思える、という素晴らしいラブコメ漫画で御座いますよ。次からの過去編がどーなるかは知りませんが、此処まででも文句のない着地点でしょう。新章を経てより可愛いの鮮明さが増してくれるのを期待しつつ、ひとまずは描ききった作者さんに拍手を贈りたい気分であります。
2021年4月22日に日本でレビュー済み
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待ちに待った本筋がようやく一気に進みました。でも、ここから過去編?新居引っ越しのドタバタといちゃラブはお預けですか?
それもまた良しですがw最後まで見届けたいです。
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