筆者の書籍は、若手の頃アライアンス戦略を勉強する際にお世話になったので、今回も購入させて頂いた。デジタル・DXという言葉がビジネスの世界でよく聞かれるようになったのに伴い、従来型の販売提携・生産提携・技術提携のような提携の考え方や、協業ビジネスの発想方法ではアライアンスが進め難い状況になってきている中でどのようにアライアンスの戦略検討から実行までを進めるかについて体系的に書かれている。
前著の時は、事例もそこそこ充実していたので、それがあると尚ありがたかった。また少し生意気なことを言うと、外資系コンサル会社でDXや事業戦略検討をしている身として、あまり戦略検討においてSWOTやコアコンピタンス等は使わない、戦略のモニタリングでもバランストスコアカードは使わない印象ではあるが、表現は違えどこの手の視点・論点は当然気にするので、些末な話ではある。いずれにせよ、頭の整理にとても役立った。
デジタル異業種連携戦略 (日本語) 単行本 – 2019/11/13
高橋 透
(著)
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本の長さ280ページ
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言語日本語
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出版社中央経済社
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発売日2019/11/13
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ISBN-104502318515
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ISBN-13978-4502318511
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
現在、日本企業の多くは、既存製品・サービスの性能向上やコストダウンに注力していますが、こうしたビジネス展開はすでに行き詰まっています。顧客からの要求は果てしなく、要求に応え続けることで組織の疲弊を招き、自社を限界へと導くからです。このような現状からの方向転換を図るのが、「デジタル異業種連携戦略」です。IoTやAIなどのデジタルテクノロジーを活用し、自社が持つ優れた経営資産を異業種の経営資産と組み合わせることで、これまで関わりのなかった新市場や新規事業への参入を可能にします。本書では、デジタル異業種連携を実現するための戦略の立て方とその実践方法を具体的に解説します。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高橋/透
株式会社ニューチャーネットワークス代表取締役。2010年より上智大学経済学部およびグローバル教育体系非常勤講師。2016年より「ヘルスケアIoTコンソーシアム」理事。2019年より顧客経験価値の可視化を専門とするスタートアップ企業株式会社ソビー代表取締役。ハイテク産業からコンシューマービジネス、官公庁までをコンサルティングする戦略コンサルタント。主に、大企業や組織のリーダーを対象に、未来を構想し創造するための“成長戦略”の企画構想とその実行支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
株式会社ニューチャーネットワークス代表取締役。2010年より上智大学経済学部およびグローバル教育体系非常勤講師。2016年より「ヘルスケアIoTコンソーシアム」理事。2019年より顧客経験価値の可視化を専門とするスタートアップ企業株式会社ソビー代表取締役。ハイテク産業からコンシューマービジネス、官公庁までをコンサルティングする戦略コンサルタント。主に、大企業や組織のリーダーを対象に、未来を構想し創造するための“成長戦略”の企画構想とその実行支援を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 中央経済社 (2019/11/13)
- 発売日 : 2019/11/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 280ページ
- ISBN-10 : 4502318515
- ISBN-13 : 978-4502318511
- Amazon 売れ筋ランキング: - 161,653位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2019年12月21日に日本でレビュー済み
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様々な業界で、製品の性能が飽和状態に達しており、直線的な性能アップやコストダウンで会社・社員が疲弊している状況で、1社単独での新製品・新サービス開発は限界に達している。
そのような状況を打開するためには、異業種の他社と連携し、他社のアセットを有効活用して、革新的な製品・サービスを早期に産みだし、立ち上げること。
ただし異業種の他社との連携には、会社方針・風土の違い、考え方の違いがあり、単純な連携ではプロジェクトを進めることができない。
どうすればうまくプロジェクトを進めることができ、効果を刈り取ることができるか。
そのためのコツ、勘所について、ご自身も数多くの異業種連携プロジェクトを手掛けている高橋透さんが、分かりやすく書いた本です。
・既存市場の破壊がなぜ発生し、イノベーションを生み出すための源泉は何か。イノベーションとデジタル化がどのようにリンクするか。
・デジタル異業種連携戦略とは何か、経営層から見てどういったメリットがあるのか。
・デジタル異業種連携戦略を進めるためには、必ずマスターしておくべき5つのフレームワークがあり、どういった関係性・組織特性を理解する必要があるのか。
・連携の各段階で、どのような考え方をすればよいのか、注意点は何か。各社トップの巻き込み方はどうするか。
※戦略の仮説構想段階(準備フェーズ、アイデアソンフェーズ)
※戦略計画段階(事業構想企画フェーズ、事業計画フェーズ)
※契約・実行段階(契約締結フェーズ、事業化準備・立ち上げフェーズ、モニタリングフェーズ)
・デジタル異業種連携戦略プロジェクトでのリスクをどのようにとらえ、評価するか。進めるべきところと引くべきところの境界線は何か。
本書は、著者の経験・実績をもとに、具体的な事例も交えながら大変分かりやすく書かれており、明日といわず今日からでも実践できる内容となっています。
異業種連携というと、なかなかハードルが高いと感じてしまいますが、正しい考え方・進め方をマスターしておけば、それほど恐れるものではない。
一歩踏み出してみよう!という方の背中を押してくれる良書だと思います。
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