読みやすく、こころ温まる小説。
スポーツビジネスに関わる人は、ファンのインサイトを知る上でも絶対読むべき。バラエティに富む登場人物の心情が鮮やかに描かれており、デプス調査などとは違った観点でファン心理に触れることができるはず。
少なくとも、ファン側に立った場合、どれも共感できるというか、生々しい現実に見えた。
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ディス・イズ・ザ・デイ (朝日文庫) 文庫 – 2021/10/7
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「こういう話をしてるとさ、どんな気持ちでも生きていけるんじゃないかって思うよね」
22のチーム、22の人生――
サッカー国内2部リーグ22チームの22人のファンたちは、それぞれの思いを抱いて今季最終試合のザ・デイ、「その日」に向かう。職場の人間関係に悩む会社員、別々のチームを応援することになった家族、憧れの先輩に近づきたい男子高生、両親の離婚で十数年ぶりに再会した孫と祖母など、ごく普通の人たちのかけがえのない人生を、サッカーを通してエモーショナルに描き出した、一話完結の連作小説集。
単行本刊行時、30近いメディアで多数書評掲載や紹介がなされるなど圧倒的な評価を得、また第6回サッカー本大賞を受賞した作品が、ついに待望の文庫化!
装画:内巻敦子
【目次】
第1話 三鷹を取り戻す/第2話 若松家ダービー/第3話 えりちゃんの復活/第4話 眼鏡の町の漂着/第5話 篠村兄弟の恩寵/第6話 龍宮の友達/第7話 権現様の弟、旅に出る/第8話 また夜が明けるまで/第9話 おばあちゃんの好きな選手/第10話 唱和する芝生/第11話 海が輝いている/エピローグ――昇格プレーオフ/あとがき
【本書に登場する架空の22チーム】
オスプレイ嵐山/CA富士山/泉大津ディアブロ/琵琶湖トルメンタス/三鷹ロスゲレロス/ネプタドーレ弘前/鯖江アザレアSC/倉敷FC/奈良FC/伊勢志摩ユナイテッド/熱海龍宮クラブ/白馬FC/遠野FC/ヴェーレ浜松/姫路FC/モルゲン土佐/松江04/松戸アデランテロ/川越シティ/桜島ヴァルカン/アドミラル呉/カングレーホ大林
22のチーム、22の人生――
サッカー国内2部リーグ22チームの22人のファンたちは、それぞれの思いを抱いて今季最終試合のザ・デイ、「その日」に向かう。職場の人間関係に悩む会社員、別々のチームを応援することになった家族、憧れの先輩に近づきたい男子高生、両親の離婚で十数年ぶりに再会した孫と祖母など、ごく普通の人たちのかけがえのない人生を、サッカーを通してエモーショナルに描き出した、一話完結の連作小説集。
単行本刊行時、30近いメディアで多数書評掲載や紹介がなされるなど圧倒的な評価を得、また第6回サッカー本大賞を受賞した作品が、ついに待望の文庫化!
装画:内巻敦子
【目次】
第1話 三鷹を取り戻す/第2話 若松家ダービー/第3話 えりちゃんの復活/第4話 眼鏡の町の漂着/第5話 篠村兄弟の恩寵/第6話 龍宮の友達/第7話 権現様の弟、旅に出る/第8話 また夜が明けるまで/第9話 おばあちゃんの好きな選手/第10話 唱和する芝生/第11話 海が輝いている/エピローグ――昇格プレーオフ/あとがき
【本書に登場する架空の22チーム】
オスプレイ嵐山/CA富士山/泉大津ディアブロ/琵琶湖トルメンタス/三鷹ロスゲレロス/ネプタドーレ弘前/鯖江アザレアSC/倉敷FC/奈良FC/伊勢志摩ユナイテッド/熱海龍宮クラブ/白馬FC/遠野FC/ヴェーレ浜松/姫路FC/モルゲン土佐/松江04/松戸アデランテロ/川越シティ/桜島ヴァルカン/アドミラル呉/カングレーホ大林
- 本の長さ408ページ
- 言語日本語
- 出版社朝日新聞出版
- 発売日2021/10/7
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104022650117
- ISBN-13978-4022650115
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出版社より

商品の説明
出版社からのコメント
「こういう話をしてるとさ、どんな気持ちでも生きていけるんじゃないかって思うよね」
22のチーム、22の人生――
サッカー国内2部リーグ22チームの22人のファンたちは、それぞれの思いを抱いて今季最終試合のザ・デイ、「その日」に向かう。職場の人間関係に悩む会社員、別々のチームを応援することになった家族、憧れの先輩に近づきたい男子高生、両親の離婚で十数年ぶりに再会した孫と祖母など、ごく普通の人たちのかけがえのない人生を、サッカーを通してエモーショナルに描き出した、一話完結の連作小説集。
単行本刊行時、30近いメディアで多数書評掲載や紹介がなされるなど圧倒的な評価を得、また第6回サッカー本大賞を受賞した作品が、ついに待望の文庫化!
装画:内巻敦子
【目次】
第1話 三鷹を取り戻す/第2話 若松家ダービー/第3話 えりちゃんの復活/第4話 眼鏡の町の漂着/第5話 篠村兄弟の恩寵/第6話 龍宮の友達/第7話 権現様の弟、旅に出る/第8話 また夜が明けるまで/第9話 おばあちゃんの好きな選手/第10話 唱和する芝生/第11話 海が輝いている/エピローグ――昇格プレーオフ/あとがき
【本書に登場する架空の22チーム】
オスプレイ嵐山/CA富士山/泉大津ディアブロ/琵琶湖トルメンタス/三鷹ロスゲレロス/ネプタドーレ弘前/鯖江アザレアSC/倉敷FC/奈良FC/伊勢志摩ユナイテッド/熱海龍宮クラブ/白馬FC/遠野FC/ヴェーレ浜松/姫路FC/モルゲン土佐/松江04/松戸アデランテロ/川越シティ/桜島ヴァルカン/アドミラル呉/カングレーホ大林
22のチーム、22の人生――
サッカー国内2部リーグ22チームの22人のファンたちは、それぞれの思いを抱いて今季最終試合のザ・デイ、「その日」に向かう。職場の人間関係に悩む会社員、別々のチームを応援することになった家族、憧れの先輩に近づきたい男子高生、両親の離婚で十数年ぶりに再会した孫と祖母など、ごく普通の人たちのかけがえのない人生を、サッカーを通してエモーショナルに描き出した、一話完結の連作小説集。
単行本刊行時、30近いメディアで多数書評掲載や紹介がなされるなど圧倒的な評価を得、また第6回サッカー本大賞を受賞した作品が、ついに待望の文庫化!
装画:内巻敦子
【目次】
第1話 三鷹を取り戻す/第2話 若松家ダービー/第3話 えりちゃんの復活/第4話 眼鏡の町の漂着/第5話 篠村兄弟の恩寵/第6話 龍宮の友達/第7話 権現様の弟、旅に出る/第8話 また夜が明けるまで/第9話 おばあちゃんの好きな選手/第10話 唱和する芝生/第11話 海が輝いている/エピローグ――昇格プレーオフ/あとがき
【本書に登場する架空の22チーム】
オスプレイ嵐山/CA富士山/泉大津ディアブロ/琵琶湖トルメンタス/三鷹ロスゲレロス/ネプタドーレ弘前/鯖江アザレアSC/倉敷FC/奈良FC/伊勢志摩ユナイテッド/熱海龍宮クラブ/白馬FC/遠野FC/ヴェーレ浜松/姫路FC/モルゲン土佐/松江04/松戸アデランテロ/川越シティ/桜島ヴァルカン/アドミラル呉/カングレーホ大林
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登録情報
- 出版社 : 朝日新聞出版 (2021/10/7)
- 発売日 : 2021/10/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 408ページ
- ISBN-10 : 4022650117
- ISBN-13 : 978-4022650115
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 131,034位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知人におすすめされ購入しました。
サッカークラブを応援するファン・サポーターのリアルな話です。どんな思いでクラブを応援し、自分の生活の一部となっているか、選手目線ではなくそれを応援する人々の話なので、読んでみることで自分がプレイヤーとして頑張るモチベーションにも繋がるかもしれません。ファン・サポーターの想いを知っているかどうかでプレーも変わりそうな気がします。プレイヤー方は一読の価値ありです。
サッカークラブを応援するファン・サポーターのリアルな話です。どんな思いでクラブを応援し、自分の生活の一部となっているか、選手目線ではなくそれを応援する人々の話なので、読んでみることで自分がプレイヤーとして頑張るモチベーションにも繋がるかもしれません。ファン・サポーターの想いを知っているかどうかでプレーも変わりそうな気がします。プレイヤー方は一読の価値ありです。
2020年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
各地域、いろいろな人たちのいろいろな気持ちを表しておりすべて架空のリーグですがすべてのチーム、サポーターがいそうだ!と思ってしまうほど共感してしまいました。
2018年12月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サッカー視点で構えずに、好きになるってこういうことだなぁと思い出せる。
ショートフィルムを見ているような感じで読みきった。
ショートフィルムを見ているような感じで読みきった。
2018年7月27日に日本でレビュー済み
本作は、昨年1月から本年3月まで、朝日新聞の金曜夕刊に週一で連載されておりました。
毎週金曜日が楽しみでした。
連載時に読了しているのに、書籍も購入してしまいました。
サッカーファンではなくとも、楽しめる作品です。
私自身、サッカーファンではないのですが、この作品を読んだことで試合会場へ足を運んで観戦してみたいという考えに捕らわれてしまいました。
はっきり言ってサッカーの熱狂的な応援には違和感が強く、敬遠しておりました。
しかし、サッカー観戦って面白そうです。
会場で土地の名物などを買い食いしたり、応援グッズを身に付けたりして...。
本作は、さながら、サッカーの門外漢でも、サッカーから色々な愉しさが得られるということを教えてくれる手引書の様です。
サッカー観戦に行ってみるか...。
地元チームがJ2じゃなく、J1なのがなんか残念だ...。(こんなこと書いたら怒られるな。)
毎週金曜日が楽しみでした。
連載時に読了しているのに、書籍も購入してしまいました。
サッカーファンではなくとも、楽しめる作品です。
私自身、サッカーファンではないのですが、この作品を読んだことで試合会場へ足を運んで観戦してみたいという考えに捕らわれてしまいました。
はっきり言ってサッカーの熱狂的な応援には違和感が強く、敬遠しておりました。
しかし、サッカー観戦って面白そうです。
会場で土地の名物などを買い食いしたり、応援グッズを身に付けたりして...。
本作は、さながら、サッカーの門外漢でも、サッカーから色々な愉しさが得られるということを教えてくれる手引書の様です。
サッカー観戦に行ってみるか...。
地元チームがJ2じゃなく、J1なのがなんか残念だ...。(こんなこと書いたら怒られるな。)
2020年8月9日に日本でレビュー済み
この小説には色んなきっかけでサポータになる人たちが出てきて、その行動や感じ方もいちいち”サポーターあるある”。
実際、地元チームのサポーターになる人もいれば、出身地や何らかの縁のある地のチームに入れあげる人も、特定の選手や監督を追いかける人もいる。
Jリーグ以前からのサポーターもいれば、Jリーグ発足時からのサポーターも、Jリーグの存在が当たり前になってからのサポーターもいる。
サッカーにましてやJリーグなんかに興味はなかったのに、家族や友人、同僚や恋人に付き合っているうちにハマってしまう人もいる。
”コアサポ”もいれば、はたしてサポーターを名乗る資格があるのかと自分で迷うレベルのサポーターもいる。
何がきっかけでハマってしまうのかは誰にもわからない。親が子を選べないようにサポーターはチームを選べない。運命と言う他はないと思う。
Jリーグサポーターでなくても、あなたがジャニーズや韓流スターやその他何らかのファンであれば気持ちは同じはず。
欧州等歴史の長い他国のリーグに比べJリーグは、発足当初から平和的で発煙筒も暴力も政治的対立もなく、老若男女問わず楽しめるリーグである。
この小説に流れるどこか牧歌的な雰囲気や様々な世代の男女が登場するところは、Jリーグの特徴をよく現していると思う。
青春小説にも、家族小説にも、恋愛小説にも、お仕事小説にもなり得るのだ。
もし、Jリーグをこの小説を楽しんだら、是非、スタジアムに足を運んでいただきたい、と言いたいところだが、今はコロナ禍のさなかで難しい。
再び、スタジアムで思い切り試合を楽しめる日々が戻ってくるように願いつつ、あらためて味わいながら読み返す。
実際、地元チームのサポーターになる人もいれば、出身地や何らかの縁のある地のチームに入れあげる人も、特定の選手や監督を追いかける人もいる。
Jリーグ以前からのサポーターもいれば、Jリーグ発足時からのサポーターも、Jリーグの存在が当たり前になってからのサポーターもいる。
サッカーにましてやJリーグなんかに興味はなかったのに、家族や友人、同僚や恋人に付き合っているうちにハマってしまう人もいる。
”コアサポ”もいれば、はたしてサポーターを名乗る資格があるのかと自分で迷うレベルのサポーターもいる。
何がきっかけでハマってしまうのかは誰にもわからない。親が子を選べないようにサポーターはチームを選べない。運命と言う他はないと思う。
Jリーグサポーターでなくても、あなたがジャニーズや韓流スターやその他何らかのファンであれば気持ちは同じはず。
欧州等歴史の長い他国のリーグに比べJリーグは、発足当初から平和的で発煙筒も暴力も政治的対立もなく、老若男女問わず楽しめるリーグである。
この小説に流れるどこか牧歌的な雰囲気や様々な世代の男女が登場するところは、Jリーグの特徴をよく現していると思う。
青春小説にも、家族小説にも、恋愛小説にも、お仕事小説にもなり得るのだ。
もし、Jリーグをこの小説を楽しんだら、是非、スタジアムに足を運んでいただきたい、と言いたいところだが、今はコロナ禍のさなかで難しい。
再び、スタジアムで思い切り試合を楽しめる日々が戻ってくるように願いつつ、あらためて味わいながら読み返す。