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ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現 単行本 – 2018/1/24
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【大反響、10万部突破!! 】
これから私たちは、
どんな組織・働き方・社会を選ぶのか?
世界17カ国・60万部突破!
歴史的スケールで解き明かす
組織の進化と人間社会の未来。
数万人規模のグローバル企業から先進的な医療・介護組織まで、
膨大な事例調査から導き出した新時代の組織論。
続々受賞!
「ビジネス書大賞2019」経営者賞
「読者が選ぶビジネス書グランプリ 2019」マネジメント部門
「ITエンジニアに読んでほしい! 技術書・ビジネス書 大賞 2019」ベスト10 「HRアワード 2018」優秀賞
■各界から共感の声!
読んでいるとアイデアがどんどんわいてくる。」
――岡田武史(株式会社今治.夢スポーツ 代表取締役会長)
10年、20年先の組織のあり方を示す決定版こそが「ティール」
この変化が、様々な業界で既に起きつつあることに、興奮を隠せない!
――入山章栄(早稲田大学ビジネススクール准教授、『世界の経営学者はいま何を考えているのか』著者)
わくわくする社会が、世界が、未来が待っている。
――島田由香(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス)
この本によって、「働きづらさ」を抱えている人たちも働きやすくなる、そんなチャンスが一気に増えそうだ。
――成澤俊輔(株式会社YOUTURN)
この島にいるすべての人が、やりがいあふれる仕事や暮らしに没頭できる。そんなふうに変われたら、それを「ティール社会」と言うのかもしれない。
――阿部裕志(風と土と)
本書の価値は、「個人の目的の追求と、組織がもつ潜在力の活用をどうすれば両立できるか」という問いに真剣に向き合った点にある。
――永山晋(法政大学)
久しぶりに画期的な組織論の本に出会った。
――堀内勉(多摩大学大学院特任教授、書評サイトHONZレビュアー)
これは間違いなく、今後20年は読みつがれる組織論の古典になる。
――岩佐文夫(元DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集長)
「なぜ仕事で疲弊するのか」<? br> 「組織のどこがおかしいのか」?と思ったら
原因を究明するのに最高の教科書。
――吉沢康弘(インクルージョン・ジャパン取締役)
「高い次元の組織」とは何か、という問いに答える刺激的な一冊。
――ロバート・キーガン(ハーバード大学教育大学院教授、『なぜ人と組織は変われないのか』著者)
ポスト資本主義時代における新しい組織モデルのバイブルとして、
21世紀の歴史に刻まれる本になるでしょう。
――佐宗邦威(biotope代表/戦略デザイナー、『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』著者)
◆「ティール」とは<? br> 著者は人類の歴史における組織の進化を色の波長で表現しました。
最新の「進化型(ティール)組織」は、世界各地で現れつつある
まったく新しいマネジメント手法を採用する組織のことを指します。
[組織モデルの発達段階]
衝動型(レッド)……組織生活の最初の形態、数百人から数万人の規模へ。力、恐怖による支配。
自他の区分、単純な因果関係の理解により分業が成立
例)マフィア、ギャングなど
順応型(アンバー)……部族社会から農業、国家、文明、官僚制の時代へ。
時間の流れによる因果関係を理解し、計画が可能に。
規則、規律、規範による階層構造の誕生
例)教会、軍隊、官僚組織など
達成型(オレンジ)……科学技術の発展と、イノベーション、起業家精神の時代へ。
「命令と統制」から「予測と統制」へ。実力主義の誕生。
効率的で複雑な階層組織
例)多国籍企業など
多元型(グリーン)……多様性と平等と文化を重視するコミュニティ型組織の時代へ。
ボトムアップの意思決定、多数のステークホルダー。
例)コミューン、非営利組織、サウスウエスト航空など
進化型(ティール)……変化の激しい時代における生命体型組織の時代へ。
自主経営(セルフ・マネジメント)、全体性(ホールネス)、存在目的を重視する独自の慣行をもつ。
◆本書で取り上げられる企業事例(本文より抜粋)
AES……エネルギー/グローバル/従業員4万人/営利企業
AESは、ロジャー・サントとデニス・バーキによって1982年に米国で設立され、
その後短期間で世界トップクラスの電力会社の地位に上り詰めた。
世界中に12の発電所を構え、従業員数は4万人。
BOS/オリジン……ITコンサルティング/グローバル/従業員1万人(1996年時点)/営利企業
BOS/オリジンはエッカルト・ウインツェンによって一九七三年にオランダで設立された。
1996年にウインツェンが事業をフィリップスに売却して同社を去ったときには、
20カ国に1万人の従業員を抱えていた。
ビュートゾルフ……ヘルスケア/オランダ/従業員七万人/非営利組織
ビュートゾルフはヨス・デ・ブロックと一組の看護師チームによって、2006年に設立された非営利組織。
現在はオランダ最大の地域看護師の組織として、高齢者や病人の在宅ケアサービスを提供している。
ESBZ……学校(第7〜12学年)/ドイツ/生徒数1500名と職員、保護者/非営利組織
ベルリンセンター福音学校(ESBZ)は、同校のディレクターであるマーグレット・ラスフェルトが主導して、
2007年にベルリンで設立された公立学校。
その革新的なカリキュラムと組織モデルが国際的な注目を集めている。
FAVI……金属メーカー/フランス/従業員500名/営利企業
FAVIは、もともとは家族経営の金属部品メーカーとして1957年にフランス北部で設立された。
1983年に、ジャン・フランソワ・ゾブリストがCEOに就任し、抜本的な組織の変革に取り組みはじめた。
主力製品は自動車産業向けのギアボックス・フォーク。
ハイリゲンフェルト……メンタルヘルス病院/ドイツ/従業員600名/営利企業
ハイリゲンフェルトは現在、リハビリテーション・センターと4つのメンタルヘルス病院をドイツ中央地域で運営している。
同社はヨアヒム・ガルスカ、フリッツ・ランの両博士により1990年に設立された。
ガルスカはこの病院を立ち上げる前、従来型のメンタルヘルス病院で自分のビジョンを包括的
アプローチによる精神疾患の治療に適用しようとして失敗したという経験をしている。
ホラクラシー……組織運営モデル
ホラクラシーは組織運営モデルのことで、もともとはフィラデルフィアのスタートアップ企業ターナリー・ソフトウェアの
ブライアン・ロバートソンがチームメンバーと共に開発した。ターナリーの経営を次のリーダーに引き継いだあと、
ロバートソンは、研修、コンサルティング、リサーチ企業のホラクラシーワンを共同設立した。
同社はこの新モデルの普及を事業としており、規模の大小を問わず世界中の営利、非営利組織で採用されるようになった。
モーニング・スター……食品加工/米国/従業員400~2400名/営利企業
モーニング・スターはクリス・ルーファーによって一九七〇年に設立されたトマト専門の生産・運送業者で、
今日、アメリカ合衆国におけるトマトの加工および運送分野で圧倒的なシェアを確保している。
パタゴニア……アパレル/米国/従業員1350名/営利企業
イヴォン・シュイナードという、おそらく史上最もビジネスとは縁遠いと思われる男が、
のちに「パタゴニア」と呼ばれる企業を設立してピトン(登山用の鉄製のくさび)の生産を始めたのが1957年。
カリフォルニアを拠点とするこの会社は、世界的なアウトドア用品メーカーに成長し、環境問題の改善
に本格的に取り組んでいる。
RHD……人事/米国/従業員4000名/非営利組織
リソーシズ・フォー・ヒューマン・ディベロップメント(RHD)は、フィラデルフィアを拠点にアメリカ合衆国の一四州で事業展開をしている非営利組織。
精神疾患、各種依存症からの回復、ホームレスといった分野でさまざまな形態の住居やシェルター、各種プログラムを提供して
支援を求める人々にサービスを提供している。ロバート・フィッシュマンによって一九七〇年に設立された。
サウンズ・トゥルー……メディア/米国/従業員90名と犬20匹/営利企業
サウンズ・トゥルーは、スピリチュアル・マスター(霊的な能力がある人たち)の録音、書籍、オンライン研修プログラム、
音楽などを通じて霊的な知恵を広める事業を行っている。タミ・サイモンによって一九八五年に設立された。
サン・ハイドローリックス……油圧部品/グローバル/従業員900名/営利企業
サン・ハイドローリックスは二人のエンジニアによって1970年に設立され、
油圧カートリッジ・バルブとマニホールドの設計および製造を手がけている。
現在はフロリダ(本社所在地)、カンザス、イギリス、ドイツ、韓国に工場を構える上場企業である。
- 本の長さ592ページ
- 言語日本語
- 出版社英治出版
- 発売日2018/1/24
- 寸法13.1 x 3.6 x 21.1 cm
- ISBN-104862762263
- ISBN-13978-4862762269
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組織の進化パラダイム
「ティール」とは・・・著者は人類の歴史における組織の進化を色の波長で表現しました。最新の「進化型(ティール)組織」は、世界各地で現れつつあるまったく新しいマネジメント手法を採用する組織のことを指します。
著者:フレデリック・ラルー Frederic Laloux
マッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わったのち、エグゼクティブ・アドバイザー/コーチ/ファシリテーターとして独立。2年半にわたって新しい組織モデルについて世界中の組織の調査を行い、本書を執筆。17カ国語に翻訳され60万部を超えるベストセラーとなる。現在は家族との生活を最も大切にしながら、気候危機を止めるプロジェクトに注力している。
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『ティール組織』を各界のリーダーや研究者はどう読んだか。多様な視点から組織や社会の進化を考える。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
フレデリック・ラルー Frederic Laloux
マッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わったのち、エグゼクティブ・アドバイザー/コーチ/ファシリテーターとして独立。2年半にわたって新しい組織モデルについて世界中の組織の調査を行い、本書を執筆。12カ国語に翻訳され20万部を超えるベストセラーとなる。現在は家族との生活を最も大切にしながら、コーチや講演活動などを行い本書のメッセージを伝えている。
[訳者]
鈴木立哉 Tatsuya Suzuki
実務翻訳者。一橋大学社会学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。野村証券勤務などを経て2002年から現職。専門はマクロ経済や金融分野の英文レポートと契約書等の翻訳。著書に『金融英語の基礎と応用 すぐに役立つ表現・文例1300』(講談社)、訳書に『世界でいちばん大切にしたい会社』(翔泳社)、『Q思考』(ダイヤモンド社)など。
[解説]
嘉村賢州 Kenshu Kamura
場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome's vi代表理事。コクリ! プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)。京都市未来まちづくり100人委員会 元運営事務局長。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っている。2015年に1年間、仕事を休み世界を旅する。その中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORG LAB)」を設立、現在に至る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わったのち、エグゼクティブ・アドバイザー/コーチ/ファシリテーターとして独立
鈴木/立哉
実務翻訳者。一橋大学社会学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。野村証券勤務などを経て2002年から現職。専門はマクロ経済や金融分野の英文レポートと契約書等の翻訳
嘉村/賢州
場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事。コクリ!プロジェクトディレクター(研究・実証実験)。京都市未来まちづくり100人委員会元運営事務局長。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORGLAB)」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2018/1/24)
- 発売日 : 2018/1/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 592ページ
- ISBN-10 : 4862762263
- ISBN-13 : 978-4862762269
- 寸法 : 13.1 x 3.6 x 21.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 5,614位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 55位マネジメント・人材管理
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ひとりひとりが共同体感覚をもちながら、仕事が出来そうでワクワクしてきました。
遂に現実として、真に心地の良い組織が生まれてくる時代に突入したのだという感じがします。
従業員を疑い、ルールで縛り、あるいはお金で釣って競争させるような状態から解放されたときに、人々がどれだけ前向きになり、結果として(←ここ重要)大きな成果が出るのかを熱く論じている。
ただ、中盤以降はマインドフルネスとか全体性(ホールネス)とか、スピリチュアルな記載が増えるので、逆に興醒めする印象。
ティール組織が理想論に聞こえるのを避けるために、文化的な背景を語りたかったのだと思うが、冷静な読者にとっては、却って共感から遠ざかってしまったのではないか。
ここからは考察だが、おそらくはティール組織は、失敗や損失を許し許されるような、豊かな社会における新しい組織運営だと思う。
※ティール組織に失敗が多いという意味でなく、失敗を恐れないことで多くのものが得られるということです。
デザイン思考やアジャイルは、早く失敗し多く気付くことが結局は実り多いことを示したが、それを組織運営全般に拡大したものと捉えることができるかもしれない。
もしも、豊かな者がより豊かになるための方法論だとしたら、これは見逃せない。それがメンバーの充実感を増すものなら尚更である。
先日、あるワークショップで翻訳者の嘉村氏が、人のものを盗むような人間ばかりの社会ではティール組織は成立しないだろうとお話されていたのを拝聴した。ホテルや公的機関の中であっても、しょっちゅうモノが無くなる途上国で仕事をすることが多い僕はこの意見に大賛成なのだが、著者が強調するトップの意識改革と同じくらい、ティール組織は組織内の人間一人ひとり(=すなわち全員)が「大人であること」が求められるはずである。(著者が繰り返し、本書で性善説を唱えている点は象徴的だ。)実際、紹介されているティールな会社の事例では、早々に辞めていく人間もある一定割合でいるようだが、社会全体でそのような「大人」がマジョリティになる時代は本当に来るのだろうか?例えば、それは、経済成長の果実が世界中に生き渡った後、人類全体の富への欲望が一巡して意識変革が終わった状態の社会で可能になるかもしれないが、でも今の時代の貧富のバランスは逆に歪みが拡大しているのでは?
生物学のメタファーの下、少人数の自律的チームのクラスターが自己生成的に組織を作ることに成功すると、結果的に見事に環境に適応して時に驚異的な利益を生むというビジョンは、もちろん面白い。だが、生物のメタファーを徹底するなら、あらゆる環境で生存できる生物が存在しないように、たとえ少人数チーム(細胞)からなる自己生成的な自律組織であっても、環境に適応できず死んでしまうということは普通にあり得るはずだ。もしかしたら、ティール組織とは、「奇跡的に珍しい環境下」でしか生存していない、新種の希少種みたいなものである可能性はないだろうか?特に後半での著者の周到な書きぶりからは、そのようなドライな認識が僕には感じられるのだが。
という具合にウダウダ書いたが、それでも僕がこの本で一番面白かったのは、遠い未来にしかやってこないと著者も語るユートピア、「ティール社会」を描いた最終章である。(ニュー・アカブームの最後尾で思春期を送った中年オサーンの僕は、ドゥルーズ=ガタリのリゾーム論を思い出した。)未来の社会変革について書かれた本で、ワクワクできる本というのは、そうはない。
組織の本でありながら、行動心理学を学べる良書です。
500Pというかなりのボリュームですが、ほぼ全ページに新たな気づきがあります。
オレンジ組織がはびこる中、これからの時代、ティールの形を志向しながら組織運営をしていくことの大切さを感じました。
そしてティール組織で働く人ってとても楽しいんだろうな、とも思いました。
後はこの概念をどう組織の中で実行するか、それが非常に難しい課題だと思います。
答えは会社毎に違うので、How toはありませんが、エッセンスを読み取りながら、自分の組織の中でPDCAをまわしていくことが必要になると思います。
今後の組織開発のバイブルにしたい本です。
特に違和感を覚えたのは組織の形態を人間の成長過程になぞらえている辺り。これは牽強付会でしかないような気が。
実際のケースの分析などは面白いのですが、前半のティール型組織の解説は、
中学時代、同級生の女子に呼び出されてカフェに行ったら顕正会の勧誘が待っていた時のような気分になりました。
理論が先走ってる気がして眼が滑ります。
組織のありようについて考えたい方にとっては間違いなく一助になるでしょう。
ただ過去・現状を含めファクトを重視して組織論を学ばれたい方には、もっと別の本があると思います。
就活セミナーで「○○業界はこんな人を求めている」「××さんの業界診断」とか言われて「自分の人生を本当にこの会社に捧げて自分は幸せなのか」を問う機会が少ない現状は、正直良くないと思います。
この本を読んで、「あ、こういう働き方あるんだな」「こういう経営者っていいな」っていうレンズ(見方)を持つことができれば、いい意味で就活する会社を選べるんじゃないでしょうか。
もちろんこの「ティール(進化型)」が肌に合わない人もいると思いますが、就活に追い詰められる人が続出する現代で、「会社」というものを相対化させてくれる数少ない本だと思います。
今日の私たちの考え方は機械制大工業の発展期と何ら変わっていない。
今の時代の状況に未来が見えずに行き詰まりや息苦しさを感じているからこそ、
本書が開く組織に解放感を感じるのだと思う。
本書に開かれる進化型の経済組織は現代の中でも存続できなければならない。
だから本書でも説明されているようにこの組織は更に変化して行くことになるだろうし、
公式的な組織の在り方も無いのだろう。
しかし、そこに掲げられている理念には、私たちを回復させるだけの魅力が見える。

![[イラスト解説]ティール組織――新しい働き方のスタイル](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/81FUQaueApL._AC_UL160_SR160,160_.jpg)








