ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現 (日本語) 単行本 – 2018/1/24
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本の長さ592ページ
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言語日本語
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出版社英治出版
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発売日2018/1/24
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ISBN-104862762263
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ISBN-13978-4862762269
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商品の説明
出版社からのコメント
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本書の出版以降、各地で多くの読書会が開かれています。
そこで、解説者の嘉村賢州さんのご協力を得て、
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ティール組織研究の第一人者である嘉村賢州さん・吉原史郎さんによる探求レポート
「Teal Impact|英治出版オンライン」
なぜ「ティール組織」がここまで注目されているのか? これまでどのような取り組みがあったのか? そして、これからどんな動きが生まれるのか? 多角的な視点から、「日本の組織と社会のこれから」を探求する。
「『ティール組織』私はこう読んだ。|英治出版オンライン」
『ティール組織』を各界のリーダーや研究者はどう読んだか。多様な視点から組織や社会の進化を考える。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
フレデリック・ラルー Frederic Laloux
マッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わったのち、エグゼクティブ・アドバイザー/コーチ/ファシリテーターとして独立。2年半にわたって新しい組織モデルについて世界中の組織の調査を行い、本書を執筆。12カ国語に翻訳され20万部を超えるベストセラーとなる。現在は家族との生活を最も大切にしながら、コーチや講演活動などを行い本書のメッセージを伝えている。
[訳者]
鈴木立哉 Tatsuya Suzuki
実務翻訳者。一橋大学社会学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。野村証券勤務などを経て2002年から現職。専門はマクロ経済や金融分野の英文レポートと契約書等の翻訳。著書に『金融英語の基礎と応用 すぐに役立つ表現・文例1300』(講談社)、訳書に『世界でいちばん大切にしたい会社』(翔泳社)、『Q思考』(ダイヤモンド社)など。
[解説]
嘉村賢州 Kenshu Kamura
場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome's vi代表理事。コクリ! プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)。京都市未来まちづくり100人委員会 元運営事務局長。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っている。2015年に1年間、仕事を休み世界を旅する。その中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORG LAB)」を設立、現在に至る。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わったのち、エグゼクティブ・アドバイザー/コーチ/ファシリテーターとして独立
鈴木/立哉
実務翻訳者。一橋大学社会学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール修了(MBA)。野村証券勤務などを経て2002年から現職。専門はマクロ経済や金融分野の英文レポートと契約書等の翻訳
嘉村/賢州
場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome’s vi代表理事。コクリ!プロジェクトディレクター(研究・実証実験)。京都市未来まちづくり100人委員会元運営事務局長。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORGLAB)」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より

これから私たちは、どんな組織・働き方・社会を選ぶのか?
世界17カ国・60万部突破! 歴史的スケールで解き明かす 組織の進化と人間社会の未来。
数万人規模のグローバル企業から先進的な医療・介護組織まで、膨大な事例調査から導き出した新時代の組織論。
組織の進化パラダイム

「ティール」とは・・・著者は人類の歴史における組織の進化を色の波長で表現しました。最新の「進化型(ティール)組織」は、世界各地で現れつつあるまったく新しいマネジメント手法を採用する組織のことを指します。

著者:フレデリック・ラルー Frederic Laloux
マッキンゼーで10年以上にわたり組織変革プロジェクトに携わったのち、エグゼクティブ・アドバイザー/コーチ/ファシリテーターとして独立。2年半にわたって新しい組織モデルについて世界中の組織の調査を行い、本書を執筆。17カ国語に翻訳され60万部を超えるベストセラーとなる。現在は家族との生活を最も大切にしながら、気候危機を止めるプロジェクトに注力している。

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英治出版では『ティール組織』をより深く理解し,活用していただくための様々な取り組みを行っています。
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「『ティール組織』私はこう読んだ。| 英治出版オンライン」 『ティール組織』を各界のリーダーや研究者はどう読んだか。元サッカー日本代表監督、東京大学の社会学者、地方活性を担う社会イノベーターなど多様な視点から組織や社会の進化を考える。 |
「Teal Impact | 英治出版オンライン」 なぜ「ティール組織」がここまで注目されるのか? これまでどのような取り組みがあり、これからどんな動きが生まれるのか? 多角的な視点から、「日本の組織と社会のこれから」を探求する。 |
「Next Stage Organizations | 英治出版オンライン」 ティール組織研究の第一人者である嘉村賢州さん・吉原史郎さんによるレポート。業界や国境を越えて次世代型組織(Next Stage Organizations)を探究する旅に出る。 |
登録情報
- 出版社 : 英治出版 (2018/1/24)
- 発売日 : 2018/1/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 592ページ
- ISBN-10 : 4862762263
- ISBN-13 : 978-4862762269
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- - 43位マネジメント・人材管理
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ひとりひとりが共同体感覚をもちながら、仕事が出来そうでワクワクしてきました。
遂に現実として、真に心地の良い組織が生まれてくる時代に突入したのだという感じがします。
従業員を疑い、ルールで縛り、あるいはお金で釣って競争させるような状態から解放されたときに、人々がどれだけ前向きになり、結果として(←ここ重要)大きな成果が出るのかを熱く論じている。
ただ、中盤以降はマインドフルネスとか全体性(ホールネス)とか、スピリチュアルな記載が増えるので、逆に興醒めする印象。
ティール組織が理想論に聞こえるのを避けるために、文化的な背景を語りたかったのだと思うが、冷静な読者にとっては、却って共感から遠ざかってしまったのではないか。
ここからは考察だが、おそらくはティール組織は、失敗や損失を許し許されるような、豊かな社会における新しい組織運営だと思う。
※ティール組織に失敗が多いという意味でなく、失敗を恐れないことで多くのものが得られるということです。
デザイン思考やアジャイルは、早く失敗し多く気付くことが結局は実り多いことを示したが、それを組織運営全般に拡大したものと捉えることができるかもしれない。
もしも、豊かな者がより豊かになるための方法論だとしたら、これは見逃せない。それがメンバーの充実感を増すものなら尚更である。
組織の本でありながら、行動心理学を学べる良書です。
500Pというかなりのボリュームですが、ほぼ全ページに新たな気づきがあります。
オレンジ組織がはびこる中、これからの時代、ティールの形を志向しながら組織運営をしていくことの大切さを感じました。
そしてティール組織で働く人ってとても楽しいんだろうな、とも思いました。
後はこの概念をどう組織の中で実行するか、それが非常に難しい課題だと思います。
答えは会社毎に違うので、How toはありませんが、エッセンスを読み取りながら、自分の組織の中でPDCAをまわしていくことが必要になると思います。
今後の組織開発のバイブルにしたい本です。
先日、あるワークショップで翻訳者の嘉村氏が、人のものを盗むような人間ばかりの社会ではティール組織は成立しないだろうとお話されていたのを拝聴した。ホテルや公的機関の中であっても、しょっちゅうモノが無くなる途上国で仕事をすることが多い僕はこの意見に大賛成なのだが、著者が強調するトップの意識改革と同じくらい、ティール組織は組織内の人間一人ひとり(=すなわち全員)が「大人であること」が求められるはずである。(著者が繰り返し、本書で性善説を唱えている点は象徴的だ。)実際、紹介されているティールな会社の事例では、早々に辞めていく人間もある一定割合でいるようだが、社会全体でそのような「大人」がマジョリティになる時代は本当に来るのだろうか?例えば、それは、経済成長の果実が世界中に生き渡った後、人類全体の富への欲望が一巡して意識変革が終わった状態の社会で可能になるかもしれないが、でも今の時代の貧富のバランスは逆に歪みが拡大しているのでは?
生物学のメタファーの下、少人数の自律的チームのクラスターが自己生成的に組織を作ることに成功すると、結果的に見事に環境に適応して時に驚異的な利益を生むというビジョンは、もちろん面白い。だが、生物のメタファーを徹底するなら、あらゆる環境で生存できる生物が存在しないように、たとえ少人数チーム(細胞)からなる自己生成的な自律組織であっても、環境に適応できず死んでしまうということは普通にあり得るはずだ。もしかしたら、ティール組織とは、「奇跡的に珍しい環境下」でしか生存していない、新種の希少種みたいなものである可能性はないだろうか?特に後半での著者の周到な書きぶりからは、そのようなドライな認識が僕には感じられるのだが。
という具合にウダウダ書いたが、それでも僕がこの本で一番面白かったのは、遠い未来にしかやってこないと著者も語るユートピア、「ティール社会」を描いた最終章である。(ニュー・アカブームの最後尾で思春期を送った中年オサーンの僕は、ドゥルーズ=ガタリのリゾーム論を思い出した。)未来の社会変革について書かれた本で、ワクワクできる本というのは、そうはない。
特に違和感を覚えたのは組織の形態を人間の成長過程になぞらえている辺り。これは牽強付会でしかないような気が。
実際のケースの分析などは面白いのですが、前半のティール型組織の解説は、
中学時代、同級生の女子に呼び出されてカフェに行ったら顕正会の勧誘が待っていた時のような気分になりました。
理論が先走ってる気がして眼が滑ります。
組織のありようについて考えたい方にとっては間違いなく一助になるでしょう。
ただ過去・現状を含めファクトを重視して組織論を学ばれたい方には、もっと別の本があると思います。
今日の私たちの考え方は機械制大工業の発展期と何ら変わっていない。
今の時代の状況に未来が見えずに行き詰まりや息苦しさを感じているからこそ、
本書が開く組織に解放感を感じるのだと思う。
本書に開かれる進化型の経済組織は現代の中でも存続できなければならない。
だから本書でも説明されているようにこの組織は更に変化して行くことになるだろうし、
公式的な組織の在り方も無いのだろう。
しかし、そこに掲げられている理念には、私たちを回復させるだけの魅力が見える。
就活セミナーで「○○業界はこんな人を求めている」「××さんの業界診断」とか言われて「自分の人生を本当にこの会社に捧げて自分は幸せなのか」を問う機会が少ない現状は、正直良くないと思います。
この本を読んで、「あ、こういう働き方あるんだな」「こういう経営者っていいな」っていうレンズ(見方)を持つことができれば、いい意味で就活する会社を選べるんじゃないでしょうか。
もちろんこの「ティール(進化型)」が肌に合わない人もいると思いますが、就活に追い詰められる人が続出する現代で、「会社」というものを相対化させてくれる数少ない本だと思います。