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ティモレオン―センチメンタル・ジャーニー (中公文庫) 文庫 – 2006/4

5つ星のうち 4.4 19件のカスタマーレビュー

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商品の説明

商品説明

   かつては名の売れた作曲家だったゲイの老人コウクロフト。ある事件がきっかけで故国イギリスを離れた彼は、イタリアの田舎町で瞳がきれいな雑種犬のティモレオン・ヴィエッタと仲良く暮らしていた。そこにハンサムで残酷なボスニア人の青年が転がり込んできて、老人と愛犬の穏やかな生活は終わりを告げる。青年に疎まれて見知らぬ街に捨てられたティモレオンは、懐かしの家を目指して走り出すが…。

   本書はあらすじから想像されがちな愛と癒しの感動ストーリーではない。グランタ誌の「若手イギリス人作家ベスト20」(2003年)に選ばれた著者が描いたのは、グロテスクな暴力と読み手をにんまりさせる笑いに満ちた、おかしくて怖くてせつない不思議な物語だ。

   特にすばらしいのは、小さな物語やエピソードが交錯する後半部分。家路をひた走るティモレオンが目にするさまざまな人々の人生模様には、そのひとつひとつが独立した短編作品と呼べるほどのきらめきがある。また、そうした小さな物語同士に直接のつながりはなく、それでいてどの話も深いところで結びついているように感じられるのもおもしろい。ばらばらに投げ出された生と死のエピソードを束ねているのは、人間という不条理な存在をありのままに見つめるティモレオンの視線。その優しくも冷たくもある眼差しこそ、本書の独特の味わいを生み出す素になっている。(小尾慶一) --このテキストは、ペーパーバック版に関連付けられています。

内容紹介

Meet the mongrel. Timoleon Vieta. A deeply loyal, undemanding and loving companion ...with the most beautiful eyes. He's living an idyllic existence in the Italian countryside with Cockroft, a composer in exile. Until, that is, the mysterious and malevolent Bosnian comes to stay. How will the stranger affect the bond between dog and master? Timoleon Vieta Come Home is a free-wheeling take on the Lassie legend, deeply moving and hysterically funny. --このテキストは、ペーパーバック版に関連付けられています。

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登録情報

  • 文庫: 258ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2006/04)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4122046823
  • ISBN-13: 978-4122046825
  • 発売日: 2006/04
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 19件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 912,310位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 カスタマー 投稿日 2003/9/19
形式: ハードカバー
英国のオンライン・マガジンのインタビューで「不幸だから書く。幸福で満たされた状況になったら、僕は書けないだろう」、「恥知らずなほどセンチメンタル」、「最初から三作しか書かないと決めていた」、「The Smithsの名曲を一つ聞けば、賞を取るような小説なんか読む必要はない」、「小説は人の感情に訴えるものでなければ意味がない。クレバーな小説は嫌い」と言い放つダン・ローズの三作目。これ以外に恋愛小説はいらないのではないかと思うほど「SAD」な前作の短編集Don't tell me the truth about loveにも唸りましたが、Timoleon Vieta Come Homeの逆説的なセンチメンタルにも、やはり腰が抜けました。腰が抜けるような小説を書く作家を見つけることなんて、十年に一度ぐらいしかないのだから、彼にはもっと書いて欲しい!!
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形式: 単行本
不条理なんてものじゃない。醜悪で残酷な物語。
ラッシーのような、名犬物語りでも、愛に満ちた愛犬物語りでもありません。
犬をお飼いになっている方や、動物好きの心優しい方には、絶対オススメしません。
読み終えた時は、息を呑み、涙も出ませんでした。
はじめは、愛らしい雑種犬「ティモレオン・ヴィエッタ」の飼い主、コウクロフトというおやじに、
腹を立てまくり、後ろから蹴飛ばしてやろうかねという勢いで、ページを捲り続けた。なんって話しだ!と。大笑いして。
ティモレオンはこの飼い主に捨てられるのだが、それに至る場面では、あまりにありがちな、人の心の変化に、憎しみさえ感じる。
その後続く、家路を辿るティモレオンとすれ違う人々の物語りは、悲しく切ない。不条理にみちている。
「よくある話しさ。人生なんて、皮肉なもんだもん。」とシニカルに本を置けなくなっていたのは、
人々の悲しさを通して、ティモレオンの運命を予感し、愛しくなっていったせいかもしれない。
人間のささやかな身勝手から引き起こされた、悲劇の数々。
この物語りの残酷さこそ、いつかの自分の事の顛末。その結果なのだと、突きつけられているように感じる。
久々に、後あじの悪い、それでいて抗しがたい魅力のある作品と出会った。
作者は「もう書かない」と言っているようだが、次回作を切に熱望する。
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投稿者 akashia 投稿日 2003/10/13
形式: 単行本
 そうあってほしくないと思いつつ、予想通りの悲しい、後味の悪い結末になった。ああイヤだ、なぜと思う気持ちが、すでに問いの答えになっている。自分たちがいかに簡単に大切なものを手放してしまうものか。すれ違ったまますぐに忘れてしまうことに、どれほど大きな物語が隠されているのか。おそらく私たちは知っている。コウクロフトは自分自身の姿なのだから。そして憎しみに駆られれば、人間はあっというまに殺戮者に変身するだろう。
 今もどこかで、美しい目をしたティモレオン・ヴィレッタが死んでいる。死ななくてもいい命が、自分が死ぬ理由さえもわからないままに。現実の不条理をみごとに映し出した、とても強い本だ。一読の価値あり。 
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形式: 単行本
1章は雑種犬「ティモレオン・ヴィエッタ」の飼い主のドラマ。
2章は雑種犬「ティモレオン・ヴィエッタ」が、すれ違う人びとの一掴みのドラマ。これが素晴らしい。

それぞれ優れた短編小説として確立されていて、「ティモレオン・ヴィエッタ」はその付近に偶然ポソッと居合わせる。なんとも切ない。彼は彼で頑張っている。周りでも思いもよらぬドラマが起きている。傍目には映らずともどこでも起きている。そう思わされる現実味あるマテリアルと事象が、コレでもかと濃密に文章に織り込まれている。

解説の江國香織さんの蔵書だそうだが、確かにこのお話、とっときたーいと思う小説だ。
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形式: 文庫
ダン・ローズの超傑作『ティモレオン』の文庫化です。単行本も

持っていますが、文庫も購入させていただきました。なぜならこ

の本が大好きだから。もう最高です。素晴らしい。

第一部ではティモレオンが捨てられるまでの過程を描き、第二部

ではティモレオンが旅をする過程で出会う人々を描いています。

特にこの第二部が素晴らしいのです。一章一章が短篇のように息

づいていて、美しい物語を展開します。

美しい物語だけれど、一言で美しいと言えないのもこの物語の特色

です。ラストに待ち受ける衝撃のラストは正直言って後味はよくあ

りません。しかし、読み終わったとき、僕は「世界」を「感じた」

気がしました。その物語が行き着く先は「残酷」であっても、それ

はきっと美しい。いや、美しい。

ダン・ローズ。どこまでもついて行きたい。
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